1月に入り、2度目の緊急事態宣言が出されました。幸い、今回は休校にはならず、我が家の子供たちもこれまで通り小学校や保育園に通っていますが、それでもステイホームの時間が増えています。

一度目の緊急事態宣言のときは、二人の子供たちがずーっと家にいる状態での在宅勤務がスタート。これまでと全く変わってしまった仕事、子供たちの家での過ごし方、高齢の両親の健康と、頭の中が心配事でいっぱいになることもありました。でも、今回は違います。おうち時間が多いときこそ、親子英会話で英語力も親子の関係も良くしていけるとわかったからです。

今日は、一度目の緊急事態宣言のときのことを振り返って、親子英会話でおうち時間を充実させる3つのコツをお届けします。

1.親子英会話でおうち時間を楽しめるようになる前

私がおうち英語を始めたのは、長女が小学2年生のころ。親子で家で英語に取り組む「キッズ英語サロン(今のアットホーム留学タウン)」を偶然見つけました。それから、フォニックスを中心に進めたところ、いつの間にやら長女は英語本を自分で読めるように。長女はこのまま、楽しみながら親子英会話を続けていけるかなと思っていました。

気になっていたのは、当時5歳の長男。まだまだ身の回りのことを自分でしたり、ひらがな・カタカナを覚えたりと、基本的なことを身につけるので精一杯。親子英会話はほとんどノータッチでした。

せっかく定着しつつある我が家の親子英会話。なんとか長男も巻き込みたい、一緒に楽しめないかな?と思いつつも、具体的なことはできないままでした。

2.親子英会話を通じたおうち時間の楽しみ方

そんな中始まったステイホーム。真っ先に頭に浮かんだのは、「子供が二人いる状態でどうやって在宅勤務をしていくか」でした。正直、親子英会話のことは頭になかったのですが、大変なステイホームの時期を支えてくれたのは、実はアットホーム留学タウンというコミュニティだったのです。

ステイホームが始まってすぐのこと。アットホーム留学タウンのタウン生向けに、サンシャインマキ先生が毎週日曜日に開催してくださる朝活でのことです。朝活では、「今週のテーマを決める」時間があります。その時、ふと思いついたのが「Oh!さんぽ」でした。

ステイホームの時は、自由に外に出られません。子供二人がずーっと家にいて退屈しないわけがなく、私は仕事が進まない、親子でバトル…そんな状態にならないように、1日少しでも外に出よう、朝早くなら子供と外に出ても大丈夫だろう、朝からしっかり体を動かしてちょっとでもストレスを発散してもらいたい、朝なら私も時間が取れるし、早寝早起きができそう、お散歩のときに楽しいものを探してみたり、一緒に遊んだりしながら英語も使えたら…そんな風に思っていました。

せっかく朝活でひらめいたのだからと、思い切ってタウン生のみが参加するFacebookグループで「今日からOh!さんぽします!」と宣言しました。宣言したら、後は実行あるのみ。それからは、天気のいい日は朝からOh!さんぽに、Oh!さんぽができなかった日は家の中で何か楽しいことをして、その時に英語を使うように意識しました。

3.親子英会話でおうち時間を楽しむ3つのコツ

はっきりと成果が出たのは長男です。まだ英語はほとんど知りませんでしたが、私が英語で話しかけると、一生懸命英語で答えるようになりました。

これには本当にびっくり!たった1か月、親子の会話に少し英語を取り入れただけです。トータルすると、私が英語で話しかけていた時間は10分もありませんでした。それでも毎日続けたことで、親子英会話が当たり前になり、長男も英語でコミュニケーションをとるようになったのです。

今も、長男との親子英会話は継続中です。長男の口からは、“Water please.”のような簡単なフレーズが当たり前のように出てきますし、「ぼく関係ないもーん」と言っていたShow&Tellにもお姉ちゃんと参加するようになりました。

長女の方も英語本の自力読みを続け、英語の映画を字幕付きで見たり、All Englishの動画を楽しむようになったりと、英語の楽しみ方をさらに増やすこともできました。

ステイホームの間、在宅勤務が万全にできたわけでも、親子バトルが全くなかったわけでもありません。それでも、親子でお散歩しながら親子英会話を楽しむ「Oh!さんぽ」をしなかったら、もっとつらい時間になっただろうと思います。

ステイホーム中の子ども

こんな風に、緊急事態宣言中に親子英会話を楽しめたのは、3つのことを意識したからでした。

①メリハリのある時間の使い方をする
②「できたこと」や「楽しいこと」に英語をプラスする
③温かくて頼りになるコミュニティを見つける

①メリハリのある時間の使い方をする

子供たちと話し合って、「朝は外に出て散歩をする。散歩から帰ったらお母さんはお仕事をするから、お姉ちゃんは学校の宿題をする。その間、弟はブロックやお絵かきをして、静かに遊ぶ。」というお約束をしました。

いつもうまくいくわけではありませんでしたが、遊ぶとき、お仕事をするとき、勉強するときと区別することで、ステイホーム中にメリハリのある過ごし方ができました。

②「できたこと」や「楽しいこと」に英語をプラスする

ステイホーム中はそれまでと全く違う状況だったので、できないこと、不便なことがたくさん。そればかりに気持ちが向くと気が滅入るので、できるだけ「できたこと」や「楽しいこと」に目を向けるようにしました。

お姉ちゃんが少しずつ宿題を終わらせられたこと、長男が私の仕事終わるまで待っていられたこと、お散歩中に蝶々を捕まえたこと、鳥の鳴き声に気が付いたこと、二人でお化け屋敷ごっこやフリーマーケットごっこをしたことなどなど。

そんな時には、”Great!” “Awesome!” “Wonderful!”と英語でほめるのが定番に。楽しい気分で親子英会話もできて、一石二鳥です。「親子英会話」といっても、英会話のための時間を別にとるのではなく、普段の会話や生活の中に英会話を加えていく。それがアットホーム留学流の親子英会話です。

③温かくて頼りになるコミュニティを見つける

なんといってもステイホームを乗り切れたのは、「アットホーム留学タウン」という温かいコミュニティがあったから。Oh!さんぽの様子をFacebookグループに投稿すると、たくさんの「いいね!」やコメントをいただきました。ステイホーム中、私にとって大切だった「Oh!さんぽ」を続けられたのは、皆さんからの温かい励ましのおかげです。

他にも、Facebookグループには、「簡単英語ミッション」が毎日アップされていました。簡単に親子で英語を使いながら、しかもおうちの中でできるミッションがたくさん、タウンの皆さんから届けられたのです。それぞれのご家庭で取り組んだ内容もFacebookにアップされたので、自分たちが取り組むときの参考にもなりました。

アットホーム留学タウンでは、休み明けに子供が学校に行きたがらないとか、マスクを着けたままの学校環境になじめないなどの悩みが共有されることも。我が家でも、5歳の長男が保育園に行きたがらない時期がありました。そんなときも、タウンの皆さんに悩みを聞いてもらったりアドバイスをもらったりすることで、気持ちが軽くなりました。「ひとりではない」「ここでなら共感してもらえる」そんな風に思える場所があることは、本当に大きな支えでした。

アットホーム留学タウンでは、緊急事態宣言中のような大変な時期はもちろん、親子英会話の続け方や子供への声のかけ方、お友達関係のことなど、いろんな悩みを共有し、解決の糸口を見つけることができるのです。

子育てや親子英会話のお悩みのある方、一度アットホーム留学タウンをのぞいてみませんか?

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Comments

  1. おうち時間が長くなっても、温かくて頼りになるコミュニティを見つけると心強いですよね!
    投稿することで自分の原動力になり、また他の方への刺激にもなる。
    そんな相互作用がどんどん膨らむことを体感できる場だと思います!

    • ほんとにそうですね。あの時アットホーム留学に出会っていなかったら…ほんとにどうなっていただろうと思います。
      とても大変な時期だったのですが、長男の親子英会話が定着したのもこの時だったことを思い出しながら書きました。

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この記事のライター
Junko
家族:小5の長女、小1の長男、夫の4人家族
20年以上教育にかかわり、アットホーム留学に出会ったことで、「親子の会話」の大切さを改めて感じています。 毎日親子で英会話をゆる~く続けていたら、長女は英語本が読めるようになり、長男からは英語が飛び出すように。次にどんな変化がみられるか、楽しみで仕方ありません。
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