世の中のママたちは大忙し。
仕事や家事に追われて余裕がないけれど、本当は子どもとゆっくり話がしたいし、色々やってあげたいこともある。だからついつい口をだしてしまうけど上手くいかない…。
皆さんはそんなお悩みありませんか?

「時間がない!」が口癖だった私は、気が付かないうちに過干渉となり当時3年生だった長女との会話が消滅しかけた暗い過去があります。

そんな無自覚の過干渉にブレーキをかけることができたのは、ほめ言葉のタイミング。思春期長女との親子関係を取り戻すきっかけとなった、「ほめ言葉から始める会話」を振り返ってご紹介します。

同じように、時間に追われて余裕がないと悩んでいるママさんたちにお読みいただけたら嬉しいです。

 

1.過干渉が一気に加速した小学校入学の壁

過干渉のイメージ
我が家は長女が生まれる前からフルタイムの共働き世帯です。
卒園するまでは出勤時に連れ出せばよかった生活スタイルも、小学校入学と同時に大きく変化しました。決められた時間に自宅から徒歩で登校するという当たり前のことが想像以上に大変だったからです。(当時は長男が生まれた時期でもありました)

「時間がないよ!」
まくしたてるように次々と指示や確認をして、娘を動かすことだけを考える一番嫌いな朝の時間。

・ご飯食べたら歯磨きしてね
・ランドセル準備した?宿題入れた?時間割みた?
・顔拭いた?
・ハンカチ持った?連絡帳持った?忘れ物ない?
・もっと急いでくれる?

眠くて機嫌が悪いのかな。もしかして学校で嫌なことがあったのかな。
頭の片隅でそう思ってもじっくり話を聞いてあげる暇もなく、朝になると“仕事をやめたい”と無駄に考えたり、“でも仕方ない”と諦めたり、理想とはかけ離れたママになっていました。

当時は時間管理も段取りも下手で、自分を変えるよりも相手を変えようと必死に頑張ることしかできなかったので、娘を抑圧していることにも当然気が付いていませんでした。

  • 2.無意識だった過干渉、娘の言動・態度から気が付いたこと

ちょっと変だな…と思いはじめたのは、娘が小学校中学年になる頃です。
頑張り屋さんで、ある程度は自分のことも、おうちのお手伝いもできるようになり、忙しさは変わらないけれど娘も成長して上手くやれていると思っていたのに、何か変…。

その違和感は娘との会話でした。
普段の何気ない会話が続かず、決まった言葉しか返ってこなくなったからです。

・うーん。特に何もないかな。
・ママ、次何したらいいの?
・ママが決めて。
・えぇ?わかんない…

「自分で決めて良いんだよ、どうしたらいいと思う?どうしたい?」と聞いてもあいまいな反応。
何でも聞いてくるから、ちょっとイライラもしてしまう…。

そうかと思えば、「ママ!なんで言うの?やろうと思ってたのに。やる気なくすわ!!」
私の返答に激怒したりやる気を無くすこともたびたびありました。

娘との関係を振り返ってみてわかったのは、実は私が良かれと思ってやってきたのは、○○したら?○○しないの?○○でしょ?といった指示・命令・確認で、一方的な言葉や態度が圧倒的に多く、そもそも会話になっていないということ。

日常生活の大半は私の指示するペースで回っており、娘が自分で考えて行動する機会を奪ばっていたのは明らかでした。

私は一体何をやってきたんだろう…
娘はとても素敵な子なのに、自分らしさを出せず意見の言えない娘になっている。
こんなはずじゃなかったのに、客観的に娘との関係をみて初めて、“これは結構まずい状況”と気が付いたのです。

3.過干渉の会話を減らすための方法を「ほめ言葉」に

過干渉や過保護な態度が原因であることはわかっても、染みついた習慣から抜け出すのはそう簡単なことではなく、ぐっとこらえて子どもを見守ることが、頭ではわかっていてもそれができない。
私自身が過干渉・過保護な環境で育ったことも影響しているかもしれませんが、どうしても気になってしまい、不安になって声をかけてしまう。「大丈夫?」て聞いてしまう。

子育てに関する知識や情報はあっても、どうやったらこの気持ちを我慢できるのか答えがみつからずジタバタしていたところ、同時期学んでいた子育て英会話の「ほめ言葉」からヒントを得ました。

それは、
ほんの少しでも指示や確認だけの会話をこらえるための一呼吸の間をうみだすこと。

ほめ言葉から始めると、
指示、命令、確認しないと決めたことを思い出せる時間がうまれる
・“英語だったらなんて言うんだっけ?”と一瞬考えることで、口を出したくなる思考から自然と離れることができる
・ほめ言葉そのものが否定を含んでいないので、意識せずとも否定しない会話から始めることができる

もちろん、うっかり口を出すことも多々ありましたが、不自然でも途中でほめ言葉を入れてとにかく娘の言葉を受け取るようにしました。

<娘の変化>
・おきまりの「わかんない…」が減った
・笑顔が増えた
・好きなことを話してくれるようになった
・娘が黙り込む間が減った

ほめ言葉が良いのか、私の勢いが穏やかになったからなのかはわかりませんでしたが、ぽつりぽつりと娘からの返答が返ってきたので、“まだ間に合うかも”と自然と続けることができたのです。

4.誰でも使える簡単ほめ言葉フレーズのご紹介

わが家では娘が幼稚園年中頃からおうち英語を取り入れています。(英会話だけではない親子の会話力も身につくアットホーム留学というオンラインコミュニティでおうち英語の環境作りを学び続けています。)

英語力は高くない私でも、日常生活で実践できる子育てにぴったりの英会話フレーズがたくさん学べるので、ときどき日本語に混ぜるくらいの軽い気持ちで実践しています。

当時活用したおうち英語のほめ言葉フレーズの一部をBefore Afterでご紹介します。
一言目はまずほめ言葉!と決めて、会話をするように意識してみました。

・それ、いいねぇ! How nice! /Wonderful!/That’s good!/That sounds nice! 
(娘の意見に○○してみたら?と速攻で自分の意見を提案してしまっていた。)

・できたね Good job!/You did it!/Well done!
(やり遂げるまで小さなことはスルーしていた。)

・良い質問だね Good question!

(え?そんなことも知らないの?と、ひどいことを言っていた。)

・良い考えだね Good thinking!
(それ違うんじゃない?とすぐに間違いを指摘して、正しい答えを伝えていた。)

・良かったね Good for you♡
(あぁそうなんだ、 ふぅん。と、ながら作業で返事をしていた。)

・なんて可愛いの! You are so adorable!
(嬉しそうにしているとき、笑顔をみせてくれたときに反応していなかった。)

・よく気が付いたね! Great discovery!
(え、そうだよ。“そんなの当たり前でしょ”の態度がにじみ出ていた。)

・すごい、頑張っているね I’m so proud of you.
(何かを努力しているとき “頑張って当たり前”の態度がにじみ出ていた。)

・そのままのあなたが好きだよ I like the way you are.
(自信をなくしているとき、“そんなの仕方ないし頑張るしかないでしょ”と、気持ちの切り替えを強制的にしようとしていた。)

以前の会話がひどすぎると言えばそれまでですが、ワンクッションにほめ言葉を使い始めてから、その日あった学校のこと、友達のこと、娘からの返事にバリエーションが増えてきました。

娘の返事が変わると「へぇ!なんでそう思ったの?  Why do you think so ?」
さらに娘を知りたくなって会話が広げやすくなったのです。

ついつい口出しをしてしまうけど止められない…とお悩みのかたは、たとえ不自然でも試しにほめ言葉からお子さんとの会話を始めてみませんか?
お子さんの新しい反応が見えてくるかもしれませんよ。

5.さいごに

「ねぇママ、ちょっと聞いてよ~」
忙しい日々は変わりませんが、くるくる表情を変えておしゃべりしている中1娘を見るたび、当時のことを思い出します。

ほめ言葉で改善するなら苦労はしない…と正直思っていたけれど、私の言葉や態度が変わると娘も変化することが体感でき、自分の過干渉気質を見直すきっかけになったことは大きな転機になりました。

過干渉や過保護が愛情ゆえの親の行動であることは今なら理解できるし、すべてを否定したいわけでもありませんが、大人になっても自分で選択して行動することがものすごく苦手だった私自身と、当時の娘が重なってみえるたび、あの時気づけて本当に良かったなと思うのです。
暗黒期の経験を活かして、今は小1長男の子育て楽しんでいます。

もしこの記事を読んで私と同じような悩みを持つ方がいたら、以下を参考にしてみませんか?日本語でも英語でも、親子のコミュニケーションを深く学べるアットホーム留学なら、そのご家庭にあったスタイルで、自分らしい答えがきっと見つかりますよ。

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Writer

この記事のライター
あおい
家族:夫・長女(小4)・長男(年少)・私の4人家族
「毎日伝えているこの言葉、英語だったら何て言うのかな?」子育て英会話を探していたときに、『アットホーム留学』に出会いました。何気ない日常生活で使える英会話フレーズを、おうちスタイルでアレンジしながら親子で楽しく学んでいます。
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