私たち家族が住む地域では6月1日に小学校の始業式と入学式が行われ、コロナ対策を取りながらの学校生活が一気に始まりました。分散登校は行わず、翌日から通常の時間割通りで学校が再開されました。

小学1年生の娘はウィズコロナで始まった学校生活だからこそ抱えた悩みもありました。
小学1年生だからこそ抱える悩みとおうちで向き合うために、私が考え、実行したことは、子どもと”ゆっくり5分”です。
今回は小学1年生の悩みとおうちで向き合う秘訣、”ゆっくり5分”についてお伝えします。

小学1年生の学校が始まってすぐの大きな悩み

マスクをつけた小学1年生

マスクの悩み その1

子どもたちが通う小学校ではコロナ対策で毎日のマスク着用が義務づけられています。
そこで小学1年生の娘、めぐは最初の大きな悩みを持つことになりました。

月曜日に入学式をし、毎日楽しく通った金曜日の朝。

めぐ「お友達の顔が覚えられないの…」

私「お友達の顔?」

めぐ「毎日洋服も違って、髪型も違って、マスクも違うから…」

私「I see.そうだよね。そうだよね。」

小学1年生は小学校に入ってから初めて出会うお友達ばかりです。今まで顔を突き合わせてきた2年生以上と違って、初めて会う時からマスク姿なのです。

娘の話を聞いてこの悩みは当然のことだと思いました。
しかし、娘に言われるまでその事実にすら気づきませんでした。

私「わかるよ。マスクしてると誰だかわからないよね。
ママねこの間、普段よく会う人に道ですれ違ったの。
でもマスク姿だったから、すれ違う瞬間までお互いに気づかなかったよ。」

めぐ「そうなの?じゃあ私変じゃないの?なかなかお友達の顔覚えられなくても変じゃない?」

私「大丈夫だよ!ちっとも変なんかじゃないよ。きっとめぐのように思っているお友達は他にもいると思うよ。」

娘「よかった!安心した!ママ、Please hug me!」

私「Of course! I love you!
Have a nice day! Have fun!!行ってらっしゃい!」

なかなか顔を覚えられない上に、違う名前で友達を呼んでしまったことがあり、それがショックで、不安になっていたようでした。
朝の学校へ送り出す忙しい時間帯ではありましたが、娘の目を見て、5分話しを聞いただけで落ち着いて登校しました。

マスクの悩み その2

翌日の準備をしていたときのことでした。

めぐ「昨日ね半分鉛筆削るの忘れて学校に持って行っちゃったの。」

私「Oh my…大丈夫だった?」

めぐ「3本でがんばったよ!」

私「先生に鉛筆削り借りたらよかったんじゃない?」

めぐ「…できない。…先生…怖いんだもん。

子どもたちの通う小学校は児童数が約200人程の小さな学校です。長男は5年生で、長年学校にも関わっているので、先生方の顔も特徴もだいたい知っています。

次女の担任の先生は確かにテキパキした先生ですが、普段からとても怖いという感じではありません。

めぐ「先生ね、いつも怒っているように見えるの。」

私「And then?うんうん、それで?」

めぐ「話すと怒っていないんだけどね。怒ってるかな〜って思っちゃうの。」

私「うんうん。And then?」

めぐ「目だけだと、笑っているのか怒っているのか、今どんな気持ちなのかわからないんだよ。」

私「I see〜。なるほどね。確かにめぐの言う通りだね。難しいよね。」

幼稚園の先生とのギャップは確かにあると思いますが、これも問題はマスクでした。

マスクを取った顔をほぼ見たことのない担任の先生。

目の表情だけでは、怒っているのか笑っているのかの表情は読み取り辛く、今話しかけてもいいのかわからないということでした。

加えて、やんちゃな男の子に叱っている様子が多々あるらしく、それも重なって怖さが倍増しているようでした。

私「先生はいつも怒ってる訳ではないと思うよ。
入学式の時にたくさんお話聞かせてくださいねって言ってたでしょ?
先生はいつもお話を聞いてくれる準備はできていると思うよ。」

めぐ「そうかな…」

私「そうだよ。悪いことをしていないのに急に怒り出す先生はいないよ。
だから困ったことがあったら先生に聞いてみても大丈夫だと思うな。」

めぐ「うん…」

私「でもどうしてもその時に聞かないといけないことじゃなかったら、ママが連絡帳で聞くこともできるから、無理しなくてもいいよ。

めぐ「連絡帳でも先生に聞けるの?」

私「聞けるよ。先生に連絡帳で伝えられるよ。」

めぐ「わかった!ありがとう、ママ!」

後からでも連絡帳で私が先生に色々なことが聞けるとわかって安心した娘でした。

 

このマスクに関しての悩みはゆっくりゆっくり解決して行きました。

初めはいつも必ずマスクをしていないといけなかったのが、徐々に登下校はしなくても良い、体育の時間はしなくても良い、休み時間の校庭遊びはしなくても良い、となり、給食も始まり、お友達の顔も先生の表情も日に日に読み取れるようになって行きました。

小学1年生の学校が始まって2週間経った頃の悩み

小学1年生が準備をする様子

次女は毎日児童館へ行き、17時前に一人で帰ってきます。

3週目の水曜日のことでした。
帰ってくるなり「もう明日の準備ができない〜!」と泣き出しました

2週目の後半くらいから帰ってくると不機嫌で、ちょっとしたことで泣いたり、些細なことで兄妹喧嘩になっては泣いたりしていました。

いつもは「夕飯もうすぐだからおやつはちょっとにしなさいね!」と言いながら夕飯を作る時間帯ですが、この日は娘と一緒に座っておやつを食べることにしました

私「わかったよ。大丈夫。Let’s wash your hands! And let’s have a break!ママもコーヒー飲むから。」

めぐ「え?いいの?」

私「今日は特別!」

疲れ果てて泣いていた娘ですが、二人でちょこっとだけ一緒におやつの時間にしました。

私「ちょっとは疲れがとれたかな?」

めぐ「No〜I’m tired!! もう一個食べたいな!」

私「うまいな〜OK!This is the last oneだよ!!」

 

私「じゃあもう元気は出たかな?」

めぐ「No〜まだ準備できない〜!」

私「Oh my〜じゃあどうする?」

めぐ「準備、help me!!」

私「OK!sure!」

いつもは手伝わないけれど、この日はもちろん手伝いました。
後ろで見ているだけでしたが、見てもらっている安心感なのかサクサクと翌日の準備をすることができました。

子どもの背中をただ「がんばれ!」と押し続けるだけでなく、たまには一緒に立ち止まって、たまには後ろからそっと見守って、子どもに寄り添っていきたいものですね。

小学1年生の最近の悩み

学校が始まってそろそろ1ヶ月が経つ6月の末頃、また新しい悩みが出てきました。
それはお友達関係についてです。この悩みは1年生だけでなくこれから先もずっと事あるごとに持つ悩みだと思います。

帰ってきてベットにゴロゴロしてた娘。

私「What’s wrong?どうしたの?You look so tired. Are you OK?」

めぐ「A子ちゃんと一緒に遊びたいんだけどな…」

私「A子ちゃんと一緒に遊べないの?」

めぐ「一緒に遊ぼう!って言うと「今はダメ!」とか「後でね!」って言われるの」

私「そっか〜それは悲しいね。そんな時どうしてるの?」

めぐ「スタッフ(児童館の先生)と遊んで、しばらく経ってからまた聞いてみてる。」

私「すごいじゃん!自分の気持ちばっかり押し付けずに、待つことができるの?」

家の中では末っ子の次女。自分の気持ちばかりが前に出ることが多かったので、友達の気持ちを受け入れて待てるというのは驚きでした。

めぐ「でもさ、今日は結局一回も一緒に遊べなかった。」

私「そうか。それは残念だったね。

めぐ「A子ちゃんと遊びたかったな。」

私「いつもダメって言われるの?」

めぐ「いいよ!って言うときもあるよ。」

私「そうなのね、明日は一緒に遊べるといいね。
めぐは自分の気持ちはきちんと伝えて、でも待つこともできてすごいと思うよ。I’m proud of you!」

学校でのお友達関係の悩みを直接解決してあげることはできません。だからこそ話しを聞くことを大事にしています。

自分自身もそうだったように、母親に聞いてもらえば、それでなんとなくスッキリすることもあります。

子どもと話せる関係を作っておけば、日々の会話から大きな問題に発展しそうなカケラを見つけることもできると思っています。

小学1年生の悩みをお家で向き合う秘訣

今までの文章を読んでくださってお気付きの方もいると思いますが、子どもたちとの会話に少し英語を使っています。

会話に英語を入れることが子どもとゆっくり向き合う秘訣の一つでもあります。それは英語を入れると自分の気持ちのクッションになるからです。

日本語だとすぐに口から言葉が出てしまうけれど、英語だと一度頭で考えるからでしょうか。
私の場合は一呼吸置くことができます

会話に英語を加えていると、いつの間にか子どもたちの口から英語が出てくることがあり、それも嬉しい副産物になっています。

 

子どもが悩みをポロッと話す時は、学校に行く前や夕食作りで忙しい時など、意外と忙しい時間帯だったりします。

この1ヶ月私が気をつけたことは”ゆっくり5分!”です。
5分に早いも遅いもないのですが、5分は子どもを急かさず、私自身も他のことは考えず、子どもと向き合うことにしました。

子どもが話しかけてきたとき”ゆっくり5分”子どもの目を見て話しを聞きました。

特に次女は、コロナの影響で、幼稚園最後の一番クラスがまとまって卒園に向けて一日一日積み重ねる時間がなく、お休みに入ってしまいました。
辛うじて卒園式はできたものの、その前3週間は幼稚園に行くことができませんでした。

そんな中で、入学式も延期に次ぐ延期。
小学校生活が始まってから3人の子ども中でも一番ケアが必要になると感じていました。

小学1年生の悩みは大人の私からすれば「そんなことで!」と思うことも多々ありますが、そこは決して笑わず、子どもの気持ちを受け止めることに徹しました。

たった5分ですが、じっくりと娘の話を受け止めると、娘も満足して、次のことに進めることが多かったように思います。

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Comments

  1. 1年生だからの悩み、とても共感します!
    我が家の長女もとても敏感になって不安感の強い毎日です。でも理由がつかめなかったのです。
    『マスクで先生の表情が怒ってみえる』
    すごく驚きと、衝撃でした。
    娘にもなにげなく聴いてみようと思います。

    • mikiさん、コメントありがとうございます!共感していただけて嬉しいです。
      敏感になったり、不安になったりしますよね。
      親は思っている以上に子どもたちはがんばっているんだと思います。

  2. 素晴らしい5分ですね!ママと向き合ってゆっくり話せる5分があることで、めぐちゃんの気持ちが落ち着いていくのがよくわかります。不安も多い新生活の中で、じっくりと自分の話を聞いてくれる時間は、明日への元気に繋がっていると思います。我が家でも実践してみようと思いました。

    • 子どもの目を見てゆっくり5分話を聞くこと。振り返ってみたら、なかなかできていないことに気付きました。聞いてもらうだけでホッと安心したり、元気が出たりすることありますね。「ゆっくり5分」を相手のことを思いやりながら作れるように、心掛けていきたいです。

      • mamiさんコメントありがとうございます!
        忙しく過ぎていく毎日の中で私もできない日ももちろんあるんです。毎日でなくても心に留めておくと少し違いますよね!

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この記事のライター
あらい きょうこ
あらい きょうこ
家族:長男(かい)5年生、長女(あゆ)3年生、次女(めぐ)1年生、夫(単身赴任中)の5人家族
アットホーム留学に出会って、日常に英語が増えました!3人兄妹と毎日楽しく(英)会話中!!
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