夏休みが始まりました!暑い毎日が続いていますね。
子どもたちにとっては、楽しい楽しい夏休み。ママたちにとっては…楽しいばかりではありません。
- ・子どもと一緒の時間が長い分、毎日ただ何となく過ぎていく
- ・外は暑すぎて、家遊びが増える
- ・家での遊びがマンネリ化してくる
- ・テレビ視聴時間が増える
- ・遊びに行く場所がワンパターンになる
このような悩みを抱えてはいませんか?
子どもと近場にお出かけをする、という代わり映えのしない毎日に「あること」をプラスすることで、ワクワクの大冒険に変わる。さらに子どもの考える力を伸ばすことができ、英語も取り入れられる!そんな方法があったらいいなと思いませんか?
今回はそんなお話です。
目次
1.マンネリをスペシャルに変える魔法の言葉
長く続く夏休み。公園に行くにも暑すぎる…。我が家は近くのショッピングモールにうろつきに行く毎日を過ごしています。最初は楽しいショッピングモール。毎日行くとなると、マンネリ化してきます。
そんなとき、子どもにかける魔法の言葉!
それは【Mission(ミッション)】です。
ミッションとは、辞書によると「使命。重要な任務」のこと。
お出かけ前に「今日のミッションは○○です!」と指令を出しておくと、それだけで子どもの過ごし方が変わります。
次の章で、実際に出したミッション例を見ていきましょう。
2.魔法の言葉の実践例
具体的にどんなふうにミッションを出せばいいのか。今回は2つの例を使って説明していきます。
① 電車の車内アナウンスを英語で聞いてみよう
普段電車やバスに乗るとき、お子さんと何をしていますか。景色を楽しんだり、車内の広告を見たり、しりとりをしたり。ミッションのヒントは車内にたくさん潜んでいます。
今回私がミッションにしたのは、電車の車内アナウンスの英語バージョンです。私の住む街の電車の車内アナウンスは、英語アナウンスで地名を言うときに地名にアクセントがつきます。例えば「栄(さかえ)」なら「sa KA e」と「カ」の部分が強く発音されます。
これを利用して、こんなミッションを出しました。
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英語の車内アナウンスを聞いて、地名のどこにアクセントがつくか、聞き取ってみよう!
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これを実践してくれた子どもたちは、電車に乗りながら
「全然聞こえない!」
「日本語しか聞こえない!」
「あ、今言った?」
と、様々な反応を見せてくれました。
ただ電車に乗るよりも、少し楽しくなりませんか?
そこに英語を聴きとるミッションを加えたことで、自然と英語に注意を向けることもできました。
② カプセルトイでプレゼンテーション
ショッピングモールに行くと、カプセルトイマシン(いわゆるガチャガチャマシン)がたくさんあります。普段ですと、子どもをあまり近づけたくないという親御さんもいると思います。そんなカプセルトイマシンも、子どもたちの考える力を伸ばすミッションにできるのです。
今回のミッションはこちら!
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好きなカプセルトイを買ってきて、それについてプレゼンテーションをしよう!
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方法は次のとおりです。
1.金額設定の範囲内で好きなカプセルトイを子どもたちが買ってくる。
2.そのカプセルトイを選んだ理由・カプセルトイの使い道をプレゼンテーションする。
これだけのことですが、ここにはたくさんの「考える力」が含まれています。
- ・自分ひとりで何を買うか決める 【自己決定力】
- ・自分自身の好きなものを買う 【自己肯定感】
- ・買う理由を考える 【思考力】
- ・使い道を考える 【発想力】
- ・プレゼンテーションする 【表現力】
ただの「カプセルトイを買う」という行為にミッションをプラスするだけで、ちょっと特別なプレゼンテーションになるのです。
プレゼンテーションは、動画をとっておじいちゃんおばあちゃんに見せるなど、さらにミッションが加わったほうが、子どもたちはやる気が出るかもしれません。
3.子どもの気持ちが乗らないときの対処法
「ミッションって言っても、うちの子はそういうことに乗ってこないから…」
「プレゼンテーションなんて言ったら、子どもは宿題みたいに感じてやりたがらないのでは…」
という声もあると思います。
ちなみに、我が家の4歳児リッキーも、基本的には親の誘いには乗ってきません。
そんなときはどうすればいいのか、対処法は次の2つです。
① つぶやくだけでもオッケー
親がミッションをさせよう!とすると、子どもはそっぽを向くときがあります。無理やりさせなくてもオッケー!ただつぶやくだけでいいのです。
上述の英語車内アナウンスミッションも、我が家のリッキーは最初は無反応でした。
それが、帰りの電車の車内で、こんな会話になったのです。(以下、リ=リッキー(息子)と私の会話です)
リ: 〈車内に出てくる駅名表示を読んでいる〉
(ひらがなをみて)「こうのみや」(普通の言い方)
(ローマ字表記を見て)「kou NO miya!!」(「の」にアクセントをつけて読む)
私:えー!アクセントつけて言ってるの?
ミッションのこと、聞いてたの?
リ:(にやり)
行きの電車でミッションについてつぶやいていたときは、聞いてないそぶりだったリッキー。帰りの電車で急に地名にアクセントをつけて読みだしたのでした。
ミッションの提案をしてもすぐに反応がくるとは限りません。しかし、ミッションを仕込んでおくことで、あとから思わぬ面白い会話が生まれることもあるのです。
② 親が楽しめばオッケー
①と同じように、子どもは親がさせようとすることに対して乗ってきてくれないことが多々あります。させようとするのではなく、親が楽しむ!そんな姿勢を見せるだけで、子どもは一緒に楽しんでくれるようになります。
考えたミッションに子どもが乗ってこない。そんなときはぜひママパパ自身が楽しんでみてください。その日のうちにではなくても、のちのち子どもが同じミッションをしている、そんな日が急に訪れます。
4.まとめ
今年も夏休みがきてしまった…と嘆くママたち(私です)。マンネリ化してくる夏休みの生活に「ミッション」を取り入れることで、少しでも気楽で楽しい夏休みを過ごすご家庭が増えたらうれしいです。
今回上記のミッションは、アットホーム留学でおうち英語の取り入れ方を学ぶママと子どもたちで集まったときに実行したものです。他のママたち・子どもたちの反応については、次の記事をお楽しみに♪
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Comments
近場のショッピングモールへのお出かけマンネリは、まさにうちのこと!
例に漏れずカプセルトイも大好きです。
なつきさんは、本当に真似しやすいアイデアが豊富ですね!
今週末、ミッション追加します。
かほりさん
コメントありがとうございます!夏休み、外が暑いので本当にショッピングモールばかりになりますよね
真似しやすいと言ってもらえるとうれしいです!めちゃくちゃ小さいことでもミッションになりますよ〜☆