クリスマスといえば? ”What’s Christmas?” と子どもたちに聞いてみたところ、「サンタクロース!」「プレゼント!」「おいしいごちそう!」と、楽しい答えがたくさん返ってきました。クリスマスの準備は、親子ですると楽しいですよね。我が家でも、クリスマスツリーを出したり、アドベンドカレンダーを作ったりと、クリスマス準備を楽しんでいます。

ある時、「お菓子の家を作りたい」と子供たちからリクエスト。でも、クッキー生地から作るのは大変だし、5歳の弟でもできることをと、今回は市販のお菓子を使ってお手軽に作ることにしました。もちろん、親子英会話も一緒に。今日は、そんな我が家の「英語でお菓子の家づくり」の様子をご紹介します。

1.「英語でお菓子の家づくり」準備編

さて、まずは準備です。初めにしたことは、子供たちにどんなおうちを作りたいか尋ねること。「どんなおうち?」「おうちは、どんな色?」「周りに、なにがあるのかな?」「どんなお菓子を使いたい?」とたくさん聞いてみました。すると、お姉ちゃんは「かわいい小屋に、きれいな色のお菓子をたくさんくっつけて、カラフルにしたい。」、弟は「おっきいおうちで、小さいグミをいっぱいつける!」と、それぞれにお菓子の家のイメージを答えてくれました。

ちなみに、「お菓子の家」って英語でなんていうかご存知ですか?ヘンゼルとグレーテルにでてくるようなジンジャーブレッドクッキーを使ったお菓子の家なら”gingerbread house”、いろんなお菓子を使ったおうちなら “candy house” というようです。ドイツ語をそのまま使って、「ヘクセンハウス」(Hexenhaus、魔女の家)という表現も見かけますね。

さてさて、材料となるお菓子の買い出しです。自分の大好きなお菓子はもちろん、きれいに飾り付けをしたかったら、カラフルなグミやチョコがぴったり。丸いクッキーより四角い方が、家を作りやすいかな?小さいロールケーキに丸い大きなパイを重ねたら、それだけでおうちっぽい?実際にお菓子を目にすると、いろんなアイデアが出てきます。すると、お姉ちゃんが動物型グミを発見!ゾウやライオンなど、いろんな動物がカラフルなグミでできています。弟もすっかり気に入って、そのグミを使うことに。ほかには、おうちを作りやすそうなウェハースや四角いビスケット、飾り付け用に小さい粒のチョコ、お菓子同士をくっつけるためのホワイトチョコレートやチョコペンなんかを買いました。

最後に、いくつかお約束。お菓子の家を作るときは、しっかり手を洗うこと。楽しく作ったら、最後まで食べること。自分たちで食べ切れるよう、あんまり大きいものを作らないこと。買ってきたお菓子をテーブルに並べて、ホワイトチョコレートを湯煎で溶かして、お皿やスプーンを用意したら、いよいよ作りましょう。

2.「英語でお菓子の家づくり」実践編

買ってきたお菓子をどう使おうか、どこに何をおこうか、いろいろおしゃべりしながら作り始めました。最初は「お菓子の家」らしいおうちにしようとしたものの、ウェハースだけでは倒れやすく、難しい。それに、お気に入りのどうぶつグミを生かしたい。

そうだ、動物園にしよう!とお菓子の家から動物園に急きょ変更。ウェハースで動物たちのおうちを作って、そこにどうぶつグミを置いて、周りにカラフルなお菓子を並べてクリスマスのイルミネーションみたいにしようと、子供たちは大張り切り。二人で力を合わせて、あっという間にカラフルなクリスマス動物園が完成!

ジンジャーブレッドクッキーで作ったお菓子の家は、飾り用とすることも多いようですが、うちの子たちはもちろん食べるつもり。出来上がったクリスマス動物園と記念撮影をしたら、早速いただきまーす。二人だけでは食べ切れませんでしたが、私とパパにも手伝ってもらって何とか完食。クリスマスシーズンの楽しいひとときになりました。

「お菓子の家」にこだわるなら、溶かしたチョコレートでウェハースや四角いクッキーをしっかりくっつけたり、それでもダメなら牛乳パックなどで土台を作って、そこにお菓子を張り付けていくこともできました。でも今回は、子供たちが作りたいものを作りたいように作る!がテーマだったので、動物園でIt’s OK! こんなふうに、子供のペースで子供の「やりたい!」を大切にできるのは、おうちならではですね。

3.「英語でお菓子の家づくり」英語フレーズとまとめ

最後に、今回の「お菓子の家づくり」の材料と作りながら使った英語フレーズをご紹介します。
このフレーズ、その場でスラスラ話せたわけではありません。実は、前もって英語フレーズの予習をしていたんです。お菓子の家づくりは、前から子供たちがしたいといっていたので、その状況を思い浮かべていろんな英語フレーズを考えてみました。全部覚えられたわけではありませんが、やっぱり先にフレーズを知っておくとスムーズ。日常会話で実際に使う英語フレーズなので、お菓子の家づくりの場面以外でも使えます。この、子供と一緒の状況を思い浮かべた英語フレーズづくり、おすすめです。

「お菓子の家づくり」準備するもの
・市販のお菓子いろいろ
土台になりそうなウェハースやクッキー、飾り付けによさそうなカラフルなチョコレートやグミ、お菓子をくっつける板チョコ(湯煎して使います)やチョコペンがあると作りやすいです。お子さんが好きな生き物やキャラクターものをアクセントにしてもいいですね。

・「お菓子の家」をのせるお皿
お菓子の家は崩れやすいので、作ってから別のお皿に移すのではなく、飾る用のお皿の上で作るのがおすすめです。

・マグカップとボウル、スプーン
板チョコを砕いてマグカップに入れ、お湯を入れたボウルにつけると簡単に湯煎できます。そのチョコレートをスプーンで取って、お菓子に付けていきましょう。

・お手拭きやウェットティッシュ
手やテーブルを拭くために、ぜひご用意を。

「英語でお菓子の家づくり」で使った英語フレーズ

・準備編
What kind of candy house do you want to make? (どんなお菓子の家を作りたい?)
How big is it? (どれぐらいの大きさ?)
What does it look like? Is it brown or white? (見た目はどんなかな? 茶色、それとも白?)
Who lives in the house? Santa Claus, fairies or you? (誰が住んでるの?サンタクロース?妖精?それか自分かな?)
Where is this house? In the woods, on the mountain or by the lake? (この家はどこにあるの? 森の中?山の上?湖の近くとか?)
What are there in the garden? (お庭には何があるかな?)
Which sweets do you want to use? (どのお菓子を使いたい?)
Do you want to buy the cookies? (クッキー買いたい?)

・実践編
Let’s make a candy house! (お菓子の家を作ろう!)
Can you open this bag? (この袋空けられる?)
Can you cut this chocolate into small pieces? (チョコレートを小さく切ってくれる?)
Let’s melt chocolate with hot water. (お湯でチョコレートを溶かそう。)
Do you want to put it on the roof? (これ、屋根の上に置きたい?)
Please pass me the spoon. (スプーン取って~。)
How cute! (かわいい!)
It looks yummy. (おいしそうだねぇ。)
You did it! Good job! Awesome! (やったぁ!がんばったね! 最高!)など、ほめ言葉をたくさん。
I like this house. (このおうち好き~。)
Which part do you like the best? Why? (どこが一番好き?どうして?)

市販のお菓子を使うと、本当にあっという間にお菓子の家が作れます。しかも、子供たちは楽しそう!作るときは「お菓子の家」のかたちにこだわらず、ぜひ、子供の「好き」「やりたい」を大切にしてみてください。きっと、世界にひとつしかない思い出の「お菓子の家」が出来上がりますよ。

子供たちの「楽しい」「やりたい」を大切にする姿勢は、アットホーム留学で学びました。アットホーム留学のメンバーは、日々英語を使いながら、思い思いにクリスマスを楽しんでいます。「楽しくおうちで英語ってどうやるの?」と気になる方は、ぜひアットホーム留学にお立ち寄りください。

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Comments

  1. 大人だって憧れる「お菓子の家」を親子で楽しく英会話も交えながら、臨機応変に作れたことが、今年の思い出の1つですね!「魔女の家(ヘクセンハウス)」と言う言い方を初めて知りました。

    せっかくの英語フレーズ、日本語と英語が一緒だと嬉しいです!

    • コメントありがとうございます。
      作り出したときは、まさか動物園になるとは思わなかったですが、子どもたちはご機嫌でした。
      英語フレーズに日本語付けてみました。ほかにもいろんなフレーズが使えそうですね。

      • 日本語ありがとうございます!
        印刷してキッチンに貼れば、カンニング(笑)しながら使えますね^^

        • Great idea!
          私も、これだけの文章がスラスラ出てくるわけではないので、実は予習してからお菓子の家を作りました。
          そのエピソードも入れてみます^^

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この記事のライター
Junko
家族:小5の長女、小1の長男、夫の4人家族
20年以上教育にかかわり、アットホーム留学に出会ったことで、「親子の会話」の大切さを改めて感じています。 毎日親子で英会話をゆる~く続けていたら、長女は英語本が読めるようになり、長男からは英語が飛び出すように。次にどんな変化がみられるか、楽しみで仕方ありません。
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