我が家の末っ子長男は4月から幼稚園に入園します。お姉ちゃんを送迎するため毎日通っているので、様子は多少知っていると思いますが、3歳1ヶ月での入園は我が家では1番小さく、アレルギーっ子だし、体格は小柄。3人目の入園ですが、心配事はあります。
そんな中、オムツを外すというミッションも私の中でありました。
目次
入園したら、自然にオムツが外れるから急ぐことはないとも聞きますが
息子が通う予定の幼稚園は、オムツが外れていない子供もパンツを履いて登園しないといけません。幼稚園に行くようになれば、みんながトイレに行くから、そのうちオムツが外れるでしょう。ですが、昼間パンツで過ごせるようになった頃の上の2人の娘は、少しお姉ちゃんになったかのように、自信がついたことが私からみてとれました。
自信がついた息子の姿を見てみたい、クラスメートのいるところで失敗するのは嫌だろうから、昼間はパンツマンになろうと覚悟を決めました。
オムツ外しは2歳の夏がいい!?
第1子長女のトイレトレーニング
初めての子育ての時、2歳の春頃でしたでしょうか、某有名会社からダイレクトメールが届きました。「オムツ外しは2歳の夏がオススメ」と書いてあります。発汗するため、おしっこの量が減る、洗濯物が乾きやすい、子供の身体も準備ができる頃で、おしっこがしたい(尿意)がわかり、仕草や言葉で表現できるという内容だったと記憶しています。
子供の身体が準備できている時期だとか、トイレトレーニングの方法など全く無知だった私は、その時に「オムツ外しは2歳の夏」と刷り込まれました。
秋生まれの長女は2歳8ヶ月の時に夏を迎えました。「オムツ外しは2歳の夏」と信じている私は娘に可愛いトレーニングパンツを選んでもらい、さらにお気に入りのアップリケをつけたり、トイレでおしっこができたら、カレンダーにシールを貼る作戦を次々に取り入れました。
が、トレーニングパンツは履きたくない!おしっこが出なくてもシールはいっぱい貼りたい!
挫折しました。
トイレトレーニングが頓挫している頃、里帰り出産するため、実家に帰りました。オムツ代が2倍になるからと母に言われましたが、そのうち外れるだろうと行動に移しませんでした。
痺れを切らした母が、長女をトイレに座らせ、出るまでトイレで他愛無い話をしながら時間を過ごし、初めておしっこが出るまで30分かかったのを覚えています。
母の全面サポートのおかげで3日で昼間パンツで過ごすようになりました。
第2子次女の場合
長女が3日で昼間オムツが外れたので、条件が整えばあっさり外れるものだと考えていました。次女は7月生まれなので、2歳なりたてで夏を迎えます。2歳になりたてではまだ、早い。また挫折するだろうし、幼稚園に入るまでに外せたら良いと考えていました。
洗濯物が早く乾く方が汚しても気楽でいられるので、3歳の夏にトイレトレーニングを始めました。
可愛いトレーニングパンツをすんなり履いてくれましたが、オムツ生活3年に慣れていたせいか、我慢ができずに間に合わないことが多かったです。昼間パンツで過ごせるまで2、3ヶ月かかりました。
第3子息子の場合
2人の子供のトイレトレーニングを通して、
• 身体の準備ができている2歳でも3歳でもすんなり外れない。
• 親と子供の気持ちが同調しないと、お互いにストレスになって挫折する。
• 夏に拘らなくてよい。
• 個人差があるので、気長に取り組む覚悟を持つ。
• やるなら、楽しく。
を頭に置いて12月から、「春になったら入園だから、パンツで行こうね」「幼稚園のお兄ちゃんやお姉ちゃんはオムツでしないよ、トイレに行ってるよ」と話したり、幼稚園のトイレを見に行ったりと無理強いは決して行わず、嫌がればその場は引いて様子をみていました。
そんなことをしながら、12月の終わりになって、突然トレーニングパンツを履く日が増えてきます。
トレーニングパンツを履いていても、自分からはトイレには行きません。時間を見て「そろそろトイレ行こうか?」と誘ってみましたが、行かない。結果、間に合わない。
そのような時期に、トレーニングパンツを履いたまま、昼寝しそうになる息子。
このまま寝かせて、寝てる間に防水シーツを敷くのも一手ですが、ダメ元でtryしたアプローチ方法が効果ありました。
その時の会話記録です。
息子 : 眠たいー。もう、寝る!
私 : 寝る前におしっこ peeに行こう。
息子 : いやー。眠たいー。
私 : このまま寝たら、pee 漏れちゃうよ。今、パンツやから。
息子 : いやー。
私 : パンダ(のパンツ)さんもズボンさんも濡れたら、「冷たいよー!」って言うよ。濡れたら、寒いよね。
息子: 黙っている
私 : じゃ、折り紙(この日買ったばかり)さんを連れて行こう。
息子 : うん。抱っこして!
私 : OK!
息子 : 折り紙さんはここに置くね。
私 : That’s right. トイレの中には入れないもんね。
眠たいのにトイレに行ってくれた息子に、
私 : トイレに行ってくれて、Thank you.偉かったね。これで、濡れないからみんな安心やね。パンダ(のパンツ)さんもズボンさんも喜んでるよ。
息子: 笑顔
この時、息子は2歳10ヶ月。
お気に入りのパンツさんとズボンさんが濡れたら困らせてしまう、それはしてはいけないと感じてくれたのでしょう。
これ以降、物を人のように捉える擬人法を取り入れてトイレに誘うようにしました。
そして、1月に入ると自分から「おしっこ!」と言い、ほとんど失敗なく昼間パンツ生活を送っています。
外出時にオムツを履いてほしくても、履いてくれなくて、ヒヤヒヤしますが、それは自信がついた証なのでしょう。
成長できたこと、とても嬉しく思います。
三人三様のトイレトレーニングから、母として学びました
長女のときは手探りだったし、情報に振り回されてしまい、失敗しました。やはり息子のトイレトレーニングが1番私も子供も気楽だったと思います。3回目であるというのも大きな1つの要因になりますが、以下の点が重要ポイントになりました。
子供に押し付けない。
一緒に方法を考え、取り組む。
拘りは捨てる。
やるなら、楽しむ。
個人差を受け入れる。
子育てのどんな場面にも共通の学びだと思います。
息子のトイレトレーニングは夜のオムツ外しに続きます。こちらも学びを生かして、気長に取り組みたいと思います。

Comments
トイトレに悩むママたちに、同じ家でもその子によって個人差はあるんだって、思わせてくれます!
年少までに昼間パンツになれるなんて、すごいなあ。
コメントありがとうございます。
トイトレは一進一退で長期に渡る取り組み。ママの気持ちの変化も色々ありますよね。そんな中で、兄弟やお友達だちと比べずにその子ならではのやり方を見つけて親子共に楽しくその時期を過ごせたらいいなぁと思います。
この記事が参考になったら、嬉しいです。