コロナウィルスによる影響は日毎に大きくなっていますね。

子どもたちは一見元気ですが、外出自粛による子どもたちの体と心への影響は計り知れず、早期の収束を願うばかりです。

そんな中、子ども3人と家で楽しみを見つけたり、楽しみを作ったりして過ごしています。

我が家のささやかな時間が、皆さんの参考になればと思い、今日はご紹介します。

1、我が家の遊び

あるものに一工夫する


遊びのリスト


こちらは、小3長女が開いたアイデア祭りという遊びコーナーにある、遊びの一覧です。
簡単な遊びばかりですが、長女のお店に行って、客がやりたい遊びを選んで遊びます。

子どもが暇な時に、「お絵かきしたらどう?」「ぬりえがあるよ。」と言ったところでしないのに、この遊びコーナーに行くと3歳息子でも、集中してお絵かきをします。
いつもは「描けないから一緒に描いて。」と1人で描かない息子が、お気に入りのヒーローの絵を書いた後、色を塗り、長女に3つに切ってもらって、パズルをしていました。

私もお客さんになって、あみだくじとぐちゃぐちゃの中には?を選択。

こんなあみだがあったら面白いかなぁと考えながら、描いていると、不思議と嫌なことは忘れて、集中していました。

一工夫したあみだくじ

ぐちゃぐちゃの中には?は鉛筆でぐちゃぐちゃに一筆書きした後、何かの形に見えたら色を塗っていきます。

息子が顔にしたいといったので、ぐちゃぐちゃに書いた線の中から、顔のパーツになりそうな所を探して色を塗りました。

顔のパーツを探して色を塗る元気くん

このように、簡単に一工夫すると子どもも大人も楽しめます。

〇〇なものになりきる

長女は最近になって、オリジナル時間割を作るようになりました。

ある日、家の中で体育をすると言います。
どんなことをするのか見ていると、「飛ぶものを考えてー、それになってあの線まで行こう。」とか「次は、怖いものになって、あの線まで行くよー。」と言って、下の2人もそれぞれに考えたものになりきって、その動きで移動。

飛ぶものといっても、スズメ、カンガルー、ウサギ、カエルと様々なものが出てきて、面白い!
ついでに、スズメって英語で何て言うのかな?
ウサギとカエルの飛び方の違いはこうだよーと子どもから教わることもあって、楽しい会話もできました。

怖いものになになりきる3人

この写真は怖いもの!

女子は幽霊、息子はライオンで移動しています。子どもにとっての怖いものを知ることができました。

言葉合わせをして、オリジナルゲームを作る

長女が書いた言葉を組み合わせて、新しい言葉をつくり、その言葉からイメージした遊びを考えてやってみようというものです。

言葉選びもなかなか難しく、りんごとドッヂボールで「りんごドッヂボール」

どんなルールにする?
りんごはないから他のもので代用する?
息子でもできそうなやり方を考えようなど、みんなで会話しながら遊びを考えます。

まめいすとりゲームをしている3人

写真は、「まめいすとりゲーム」

年長次女は豆ご飯が大好き。

お茶碗にはいった豆ご飯をもちながら、椅子取りゲームをしようというアイデアを出してくれたので、やってみました。
座ろうとした相手を手で阻止しないでねと言ってもやってしまう子どもたちに、お茶碗を落とさないでねーと言いながらのいすとりゲーム、なかなか面白かったです。

2、おやつや晩ご飯を一緒に作る

家で過ごす時間が増えてから、子どもたちが料理を手伝いたいということが増えました。

テレビで見たおやつ、晩ご飯に食べたい唐揚げ、カレー、ハンバーグ、餃子。
私はメニューを決めなくて済むので助かるし、子どもたちは食べたいものを作るところからできて、自分たちで作れば美味しいねーといいながら、たくさん食べてくれます。

3、長期休暇に楽しい時間をふやすには

1)子どものしたいことをやってみる

 この長い休みに入るまでは、学校や幼稚園、習い事などで毎日時間に追われていました。子どもたちも同じでやりたいことが
あっても、お父さんが休みの週末はお出かけするため、家でやりたいことができませんでした。
 

今やっと、子どもたちも休みに慣れて、やらないといけないことが終われば、やりたいことをする意識が芽生えてきました。

上に挙げた遊びは、長女から発信されたものばかりです。

彼女のアイデアをみんなが受け入れて、それぞれがさらにアイデアを出し合い、異年齢の3人でも楽しめるようにした、我が家ならでは
のものです。
なので、皆さんのお家ではアレンジが必要かもしれません。

子どものしたいこと、今やっていることを受け入れていけたら、オリジナルな遊びができると思います。 

2)ゲーム性をもたせる

子どもは競争が好き。ゲームも好き。
考えた遊びに、競争を入れるとやる気スイッチON。お気に入りの歌が終わるまでに片付けようなんて言うと、すぐに片付きます。

これは、大人にも当てはまりますね。

3)家だけど、家ではない設定にする

初めにご紹介した、アイデア祭りという遊びコーナーでできる遊びは、テーブルでもできます。
が、誘ってもやりません。
 
隣の部屋に遊びコーナーを作り、誘うと集中して、できます。

これを利用して、時々、昼ごはんを食べる時に、ごはん屋さんに子どもたちが食べに来るという設定をしています。
私はごはん屋さんのおばさんです。
子どもたちは、普段なら、「お母さん、お茶。」と言ったりしますが、ごはん屋さんの日は
「ごはん屋さんのおばさん、お茶ください。」と言います。

ごはん屋さんでは、食べる姿勢も悪くないので、注意せずに済みます。
息子は、食べながら遊びますが、「次のお客さんが待ってるから、遊ばないでくださいね。」というとさっと食べてくれます。

このように、違う設定にするとお互いの距離が取れて、衝突を回避できるし、新たな発見まであります。

4)〜しなければの気持ちをゆるめる

コロナウィルスの影響が拡大する中、休校がいつまでなのか分からず、学習の遅れが心配でヤキモキしていました。
長女は妹弟と同じように遊び、好きな読書ばかりしていて、2年生の復習をしてほしい私の気持ちを伝えても、全然復習しない日々が続
いていました。

お互いの意見が合わないことで、私も子どももイライラがありました。

いくら言っても、本人がその気にならなければ、無意味。
そして、休校がいつまでかなんて先の分からないことを気にするのもやめました。

最悪、この1年はまともに学校はないものと諦めて、家で少しずつ、復習と3年生の学習をやるしかないと腹をくくりました。

すると、不思議なことに焦りがなくなって、長女にも余計なことを言わずにすむようになりました。
長女も、自分で時間割を考えるようになり、「やらなあかんことしてから、やりたいことするわー。」と話すようになって、
復習を始めています。

5) ありえないアイデア、組み合わせを使って、新しいものを考える努力をする

いつも家にいると、見慣れた物ばかり。
会話する相手も家族だけ。
どうしてもマンネリしますね。

何かを買いに行くことはできないし、お友達とも遊びにくい状況の中、飽きないように過ごすには、家の中を見直す、またはネ
ットの世界を探すしかありません。
 
今日ご紹介した遊びは、家にあるものとアイデアを出し合って、この休みにできた遊びです。
コロナ stay at homeという事態だからこそ生まれました。

家でできる遊びを生み出すためには、創造力、思考力、アイデア力、会話力、その他にも様々な力が育めそうです。
英語を交えれば、より素晴らしいですね。

長期休暇なのに、外出自粛。こんなあり得ない状況でも、いかに楽しく過ごすか今日も子どもと会話してアイデア出し合って
過ごします。 

子どもと楽しく過ごせるようになる、アットホーム留学については、下の無料小冊子があります。
是非、手にとってくださいね。

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Comments

  1. リアリティのあるごっこ遊びが、参考になります!
    うちでも、食堂設定にしてみます(^^♪

    • ゆうりさん
      コメントありがとうございます。
      我が家の実践が参考になったら、とっても嬉しいです。

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Writer

この記事のライター
かおり先生
家族:夫、小4長女、小1次女、4歳長男との5人家族
アットホーム留学と出会い、親子の会話を楽しんでいます。 会話をすることで、見えていなかった子供の良さを日々発見しています。
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