赤ちゃん・小さい子に英語の絵本って、将来本当に役に立つ?
英語が思うように話せない、苦手な自分が英語で読み聞かせ
・・・うわぁ、難しい!
なら、そもそも取り入れない方がいい?
そんな心配をしている方へ。
私の経験からは、
子どもに英語の本を取り入れることは、赤ちゃんからでもおすすめ!
と、今なら言えます。
将来、子どもが英語を好きになり、
自ら英語の絵本を開いて、親に読み聞かせてくれるようになる!
その秘密、娘(10歳・うさぎ)の成長とともに、お伝えします。
目次
1 赤ちゃんの時まいた種が、10年後花開いた!
英語が思うように話せない私がまだ20代後半の頃、1度だけ海外に行ったことがあります。その時のお土産として、結婚して子どもができたら一緒に読めたらいいなと思い、セサミストリートの絵本を持ち帰っていました。
『Elmo’s Guessing Game About Colors』Sesame Workshop/Bendon Publishing
子どもを授かってから、胎教にもいいよと言われる英語のCDのお試し版をかけ流してみたり、うさぎが赤ちゃんの頃は、家事をする間などに気を惹くものの一つとして、同様の英語学習教材お試しDVD等を流してみたりしていました。(どれもお試しどまりで、本格的に手に入れるには至らず、そこまで熱心でもなかった私。)
家で英語を話すという発想も全くなかったので、その頃は自分で英語の読み聞かせをすることはほとんどないままでしたが、他の日本語の絵本たちとともに、そのセサミストリートの絵本も子どものそばに置いていたのです。
今年に入り10歳を迎えた娘が、先日、部屋の片付けをしていた時に見つけた本。
それがそのセサミストリートの絵本。
「赤ちゃんの頃も見ていたよ!」と言って(…も本人覚えてはいませんでしたが、)
写真を見せたら嬉しくなった様子♪
寝る前に読んでみてもらったら、意味はわからなくとも読めるものがたくさん!
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Wow! Wonderful! Excellent!
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褒めようというより、感動して自然に褒め言葉がでます。
8歳はじめは英語イヤ!と言っていたうさぎ。アットホーム留学に出会って英語が好きになってきてからも、英語の文章の読み書きには、なかなか興味持てずにいたのに、ここへきてこの大きな変化を見せたのには、いくつかの理由があります。
2 育てるためにあげた栄養は、アットホーム留学のPhonics(フォニックス)動画♪
学校教育改革の一つとして、うさぎも3年生から英語を含んだ外国語の授業が始まり、この2年間数時間の授業を受けていました。教科書を見る限り、またうさぎの話を聞く限り、アルファベットに触れる機会はあるものの、よくあるABCソングのようなものを聞いて一緒に歌うとか、英語は楽しそう!と思わせることに重きを置いたもので、Phonics(フォニックス)には一切触れられていませんでした。
↑ 上が小3、下が小4の時の教科書。アルファベットだけを取り上げると、3年生で大文字、4年生で小文字を意識したという流れ。
一方、数十年生きる中で自分自身が全く習ってこなかったものの、伝わる英語が話せるようになるにはPhonicsを学ぶのが不可欠と知った私。
そんな中、うさぎと一緒に親子で取り組んだのは、
つうしんこうざや、キッズ英語サロンのPhonics動画を見て、
できるだけ声を出して真似すること。
これが芽を出し、つぼみから花開くまで、育つ力をグン↑と伸ばす効果をもたらした
秘密の(?)栄養剤です。
↑キッズ英語サロンのPhonics動画(Maki先生&娘さんOjojo)の一部
興味を持つまでに10年もかかるの?と思った方、心配しないでください。
これはあくまでうちの場合。もっと早くアットホーム留学に出会っていたら、違っていたでしょう。
花開くまでにかかる時間は、Phonicsを取り入れる時期にかかっていると思います。
種をまく(英語の絵本を手に入れる)のは、幼児期になってからでも、小学校に入ってからでも、大丈夫。そしてぐんぐん育つ栄養をあげる(Phonicsを親子で学ぶ)のは、早ければ早いほど花開くまでの期間が短くなります。ただ、今からでも遅すぎることはないですよ!娘のうさぎがいい例です。
英語が苦手で自信が持てず、読み聞かせができなくても、子どもが小さい頃日本語で楽しく読み聞かせしていただけでも大丈夫。その絵本とともに育ってきたということがプラスになる時がきっと来ます。
Phonics動画を親子で一緒に楽しく見て、真似して言ってるうちに、いつしか子どもが字や文章に興味を持って、ひとりで読める日がくるってこと。身をもって体験しました!
3 子ども自ら英語の本を開くきっかけ&それを活かすポイント
英語の本や文章を読むことに、興味を持ってくれるかどうか
それは、子どもの英語力・表現力を伸ばすための大きな課題のひとつとなります。
学校教育改革が進んで、小3・4の間にその点の関心度も学校が高めてくれる。そう期待している方もまだまだ多いかもしれませんが、公立の小学校の外国語の授業は上記の内容。同じ授業を受けてきたクラスのお友達で、学校以外で特に英語に触れていない子の声は、「英語?え~興味ない。」娘うさぎは「英語好き♪楽しい。」と今は言っていますが、お友達の中には「そうかなぁ?そんなに楽しくないよ。」と答える子が実際に数人身近にいます。温度差に驚くほど。小5で評価を受けるようになったら、もっとその差は開いていくのでは?
では、どうしたら英語を読んだり文章にも興味を持ってくれるようになるのでしょう?
絵本と一緒の写真を撮っておくことも、うさぎの場合は活きましたが、それだけでは先ほどの秘密の栄養剤があっても花はつぼみのままだったかもしれません。
芽を大きくする良い土(英語の本を自ら開こうと思える下地)と、さらなる興味を広げるきっかけやポイントについて、考えてみました。
親子で英語を学ぼう!
うさぎの場合、段階を経て少しずつ関心が持てるようになってきました。
具体的な変化のきっかけエピソードは①~③の3つですが、①が下地、②と③が花開くきっかけと捉えられます。
きっかけのひとつ(大切な下地)は、まず親子で英語を学ぼうとしたこと。と言えます。
【①しつもん力セミナー受講】
うさぎが3年生・8歳の夏にアットホーム留学に出会い、約1年前、9歳になる頃にしつもん力セミナーを受けた私。
< しつもん力セミナーの魅力・親子関係や子どもの変化については、こちらをどうぞ。>
自分を表現できる力を育む 親子で自己肯定感を高める、しつもん力セミナー
セミナー受講中、勧めていただいたThesaurus(類語辞典)を探しに一緒に本屋へ行った時、英語だけの絵本やThesaurusには一切興味を示さず、すぐ日本語本の棚へ移っていたうさぎ。それでも日本語英語交じりの子ども自身が興味を持てる本を何とか1冊選んでもらい、発音がカタカナ表記だけど…とかちょっと気になったものの、読んで少しでも英語に関心を持ってもらえたらと購入。
ママはあなたと一緒に楽しく英語を学びたい!
その気持ちはうさぎに伝わっていたようで、購入した本を学校に持って行き書き写し、帰ってきて見せてくれることがあり、感動しました。
『自分ツッコミくまの のんびりシンプル英会話』川合亮平&ナガノ/KADOKAWA
良いものは皆とシェアし、助け合おう!
また、アットホーム留学を通して出会ったティーチャーや仲間からのシェア、
それも大きなきっかけになっています。
シェアしてくださる場所は、多岐にわたり
●セミナー受講生のみ参加可能なグループ内で
●つうしんこうざ や キッズ英語サロン受講生・その子どもたちが参加できるZOOM会内で
●ティーチャーの皆さんが開いてくださっているアットホーム留学サロン内で
●mamash(ママッシュ)サイト内で
さらに、コロナウイルス対策で休校が続く今、ティーチャーや仲間からたくさんの愛が届けられています。
本来は有料のサロンやセミナー、ZOOM講座などの一部を、特別に無料で開催して、アットホーム留学生以外の方にも開放してくださっています。
また、期間限定Facebookコミュニティ↓を立ち上げてくださったことで、とても助けられています。自宅でひとりで長時間留守番をせざるを得ない状況となった娘が、親や仲間とのつながりを感じつつ、楽しく親の帰りを待てるような、そして学習面の不安も払拭できるような様々なアイデアがシェアされているのです。
●「瞬時に子どもたちが笑顔になる!考えるようになる!おうち英語コミュニティ」内で
<こちらは、パフォーマーあらいきょうこさんが、記事に取り上げてくださっているのでぜひご覧ください。>
親子で楽しむ!笑顔が増える!簡単英語ミッションのご紹介〜3月第一週のまとめ〜 など多数あります。
さて、具体的に娘うさぎが絵本を自ら開くきっかけとなったシェア情報とは?
【②2019年クリスマスのサンタ追跡サイト】
毎年、サンタさんがどこにプレゼントを届けに行っているか、追ってみていたのですが、たまたまそのサイトが繋がらず、セミナー仲間が教えてくれた別のサンタ追跡サイトに。そこで、サンタさんにまつわるものがたくさん英語で説明をしてあるページに辿り着きました。
「サンタさんのそりについて書いてあるよ!」と私が英文を口に出して読んでみていたら、興味を持ち、さらに書いてある単語のいくつかが、自分で見て想像した発音と同じだったようで、「読んでみる!」と自ら英文を声にだして読んでみはじめたのです。
それからです。私がセサミストリートの絵本と同じ時に手に入れていた、サンタさんの英語の絵本『How Santa Really Works』を「読んでみる!」と手に取り、「これはなんて書いてあるの?」とわからないところは聞きながら、数文一緒に読んでから寝るようになりました。
【③英語の本のみ扱う書店】
さらに先月、英語の本屋さんの実店舗が残念ながら閉店となるという、Maki先生情報を受け、
先生方とパフォーマー仲間がその店に閉まる前に行こう!と誘ってくださったのです。
仕事で上司が変わったばかりで忙しく、残業ばかりで疲れ果てていた私は、息抜きに予定を調整して娘と出かけてみました。
その書店の中で、私が「面白そうだよ。」と言って渡した本のうち、「いいね!」と食いついたものも、欲しいか問うと「いらない。」そして、音が鳴るし面白そう!と一旦見ていたある仕掛け絵本は結局買わず、理由を聞いたら、「ロボットは興味ないから。」と。
そんな中、いくつか自分で欲しい本を選び出していたうさぎ。
ひとつはアナと雪の女王の本。アナ雪と言えば、記憶に新しい。
(アナ雪2の歌を歌いながら、伝える力も磨ける!親子英会話のいいところ)
やっぱり好きなのね。
もうひとつは、大好きな絵本作家、ヨシタケシンスケさんの絵本の英語版。
『What happens next?』Shinsuke Yoshitake/Thames&Hudson
(日本語オリジナル版はブロンズ社より)
さらに、うさぎが好きな ‟料理” に関しての仕掛け絵本を見つけて見せたら、
一緒に行った5歳の男の子と一緒に読んで動かして遊び、はまった!
やっぱり自分が興味を持てるものでないと響かないんだなあ、と再認識したのです。
やはり、子どもが好きなもの & 興味の持てるもの!
好きなもの・興味が持てるものだったら、
ちょっとしたきっかけで、
ページを開いてくれるはず。
その時、自分で読めた!
その喜びから、
もっと次の英語を読んで、中身を知りたい!
楽しみたい!
と、目を輝かせる☆ことを期待するならぜひ、
親子でPhonics、取り入れてみてくださいね。
『Let’s bake a cake!』Anne-Sophie Baumannn&Helene Convert&Audrey Simon Maillot/Twirl Books
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
さっそく英語の絵本を手に入れたい!
ただ、すぐ手に入れられる状況になかったり、
まだお子さんが興味を持てるような英語の絵本に出会えていない。
・・・そんな方には、以下の記事がおすすめです。
絵本での親子英会話で気づいたこと。それは愛のある親子英会話フレーズはママの気持ち切り替えスイッチ!
日本語の絵本を読みながら、たくさんの愛ある親子英会話が楽しめること、その魅力を教えてくれるのは、同じく英語に苦手意識があったママ mikiさんです。
*2020年6月から『つうしんこうざ』は『キッズ英語サロン』と一緒になり、『アットホーム留学タウン』に生まれ変わりました。
マキ先生や、アットホーム留学ティーチャーの皆さんの、しつもん力セミナーやアイデア力セミナー、サロン、フォニックス講座 … etc. すべて、この『アットホーム留学タウン』のコミュニティーから、情報を得られます。
<おすすめポイント>
●コンテンツがすべて見放題になったことで、いつでも見たいコンテンツにアクセスでき、子どもの興味や関心を持ったタイミングに合わせて、より柔軟に学べるようになりました。
●タウン生同士の交流の場(コミュニティ)があり、取り組みをシェアし合い、悩みを相談すれば解決の糸口を見いだせるような、素晴らしい環境となっています。
発信するのには勇気がいるという方も、お子さんの年齢や家庭・教育環境等が似ている方の投稿を見るだけでも、ご自身の親子英会話に取り入れたくなるステキな取り組みやアイデアに出会えること間違いなし!です。
Comments
素敵な記事!
赤ちゃんの時の種まきが、今花開くという表現がすごく好きです。
英語の遍歴もわかりやすく、今がとても楽しそうなのが伝わります(*´∀`)
ゆうりさん、ありがとうございます!お返事かなり遅くなってしまい、申し訳ありません!承認などの仕組みよくわかっていませんでした・・・(^▽^;) 今後は早い返信をより心がけます。ありがとうございます!
無意味なことは何もなく、どこでどうつながるか、活きるかわからないので、正解がないと言われる子育てで、花開いたと感じる瞬間はもちろんのこと、それまでの日々を大事にしたいなぁと感じます。
ゆうりさんの記事を拝見していると、ゆうりさんもたくさん種をまいてお子さんとの時間を楽しまれているように感じられます。きっと、ステキな花が咲くことでしょう!