我が家には1歳9ヶ月の娘がいます。

2歳前後となると一般的に『魔の2歳児』と言われるイヤイヤ期真っ盛り。
全国のママパパさんもストレスを抱えてしまう時期なのではないでしょうか?

我が家は上が男の子なので、自己主張の強さの男女差は娘が0歳の時から「女の子は主張が強いなー」とうすうす感じてはいましたが、1歳になり徐々に娘の主張の強さはパワーアップ!

ついに『イヤイヤ期』突入だなと誰もが分かる位、嫌なものは「イヤ!」。

思い通りでないものには頑なに拒否し、納得がいくまで全身で拒み、最後まで自分の意思を通すというほどになっています。

上の息子の時より主張が強いので、そのイライラ度合いは本来相当なもののはず。
ですが、息子の時程イライラしていない自分がいました。

息子の時は、初めての子育てという事でただ闇雲に過ごしてきたイヤイヤ期。
当時は余裕もなくなかなか実践できていなかった方法を今取り入れている事で、イライラしがちなこの時期も比較的心穏やかに過ごす事ができているように思います。

今回は我が家でのイヤイヤ期の寄り添い方をご紹介したいと思います。

1. 娘のイヤイヤのタイミング

『イヤイヤ期』って、自我の芽生えという成長の1つの通過点で喜ばしい反面、一見何でもかんでも「イヤ!イヤ!」って駄々こねてるようで、それに振り回される側からすると辛いものですよね。

イヤイヤのタイミングはそれぞれだと思いますが、我が家の娘が「イヤ!」と言うタイミングを用いて、アプローチ法をご紹介していきたいと思います。

①娘のイヤイヤ《トイレ編》

元々0歳の時からトイレに座る習慣のあった娘。座る事自体は、補助便座が大好きなキャラクターという事もあり、特に拒否なく座る事から自然とトイレトレーニングをできていましたが、いつも通りトイレへ行き便座に座ろうとしたある日、突然「イヤ!」と言うようになり、トイレに行く事も嫌がる程イヤイヤされる事が増えた時がありました。

これまで機嫌良く便座に座っていたのに、何で?と始めは不思議で仕方ありませんでした。

イヤイヤ期疑問

②娘のイヤイヤ《絵本編》

我が家では絵本の読み聞かせを、夜寝る前だけでなく、朝の登園前や帰宅後、夕食後等、スキマ時間を使ってするようにしています。

絵本読み聞かせ

そんな絵本読み聞かせでの絵本選び。4歳の息子と1歳の娘とで、今読んで欲しい絵本が同じ時もあれば違う事もあり。

違った時の娘の主張がとにかくすごくて、私が読んでいる絵本を叩いたり泣いて訴えてくる事もよくあり、読み聞かせ自体中断せざるを得ない程の主張になる事が多々あります。

③娘のイヤイヤ《お着替え編》

トイレの時と同様、朝のお着替えやお風呂上がりのお着替えが娘にとって着替えたいタイミングでない場合。

朝のお着替えは、朝の目覚めが良くなかったり、起きて遊びに入ってしまったらお着替えスイッチが入らずイヤイヤ!

お風呂上がりは、パパが帰ってきたタイミングだと、早くパパに会いたいので、着替えずにパパの元に飛び込んで行きたくてイヤイヤ!

特にパパが絡むと、パパ大好きっ子なので、イヤイヤ!が特にひどく、床に転がったりしてはっきり拒否してきます。

2.娘のイヤイヤへのアプローチ:寄り添う姿勢

上記3つのタイミングで私が心がけているアプローチは、以下の3つの寄り添い方です。

①娘のイヤイヤを受け止める 〜観察と傾聴〜

②娘のイヤイヤの世界を楽しむ 〜共感〜

③娘に選んでもらう 〜自己選択〜

①娘のイヤイヤを受け止める 〜観察と傾聴〜

《トイレ編》のように、今までできていた事を突然しなくなって拒否されてしまうようになった時。

そんな時は、イヤイヤする娘の事をよく観察したりしてみると、様々な状況が見えてきました。

✔︎季節的に冬場で便座が冷たかった

✔︎我が家のトイレは北向きなので割と寒い

✔︎単純に今はトイレの気分ではなかった

✔︎ただ遊んでいたかった

等様々な理由が考えられる事に気付きました。

イヤなものを無理やり座らせても結局用を足さない上にさらにご機嫌を損ねてしまいます。
それならと思い、ひたすら傾聴する事を心掛けます。

「Oh, I see. 今はイヤなんやね。どうして座りたくないのかな?Why?」

すると、まだ話せないながらも「んー!んー!」と必死で話してくれようとする娘。
その娘の話に耳を傾けてみるようにしました。

「今はまだ遊びたかったよね」
「今は出したくない気分なんやね」
「出したくなったら教えてね」

とひたすら思いつく限りの娘の主張を代弁する事に徹します。

無理にトイレに連れて行ったり、座らせようとせず、私も気持ちを切り替えて接するようにしてみました。

すると、ママが理解しようとしてくれた事に満足したのか、トイレに座ってくれる事が増えたり、トイレで用を足せる回数も増えていきました。
「I give you a big hug!」でハグしながら喜びを分かち合って、さらに娘のできた!という達成感の後押しをします。

今では「う◯ち」と言ってトイレに一緒に行って出したりしてくれる事も。

パンツの中で出してしまう時もありますが、「ん!ん!」と主張して気持ち悪い事を伝えて出てしまった事を教えてくれたり。

トイトレ自体は、こんな風に山あり谷ありですが、うまくいかなかった時も

「Good try!」
「I’m proud of you!」

と声掛け。

トイレに座ろうとしてくれた、失敗しても出てしまった事を教えてくれたという行動にフォーカスして、娘の行動自体を認めてあげる声掛けができる事が私自身増え、トイレでのイヤイヤだけでなく、トイトレにも母としてうまく寄り添えるようになりました。

②娘のイヤイヤの世界を楽しむ 〜共感〜

《絵本編》のように、娘の強い主張で読み聞かせが進まない程イヤイヤが勃発した時。
そんな時は、ひたすら娘の気持ちに共感

ママ:ユズちゃんはこっちの絵本が読みたかったんやねー

やからイヤって教えてくれたんやね

ユズ:うん

ママ:I know. こっちの絵本、ユズちゃん好きやもんねー

この絵本、ユズの好きな猫ちゃんが出てきて楽しいもんね。

でも今はお兄ちゃんがこの絵本読みたいって言うててん

この絵本読んでからこっちの絵本でもいい?

ユズ:。。。

ママ:この絵本もうすぐ終わるよー

お兄ちゃんもこの絵本好きやから、後で読むの楽しみにしてるよ

今読んでる絵本終わってからこっちの絵本読んでもいいかな?

たっぷり共感したら、読み終わるまで待ってくれる娘。

イヤという気持ちを分かって欲しいだけの時もあり、そんな時はしっかりそのイヤイヤを心から共感してあげる事で、待つ事を受け入れてくれる事も多いです。

そんな時はすかさず

「Well done! よく待てたね!」
褒めてあげます。

あの手この手で共感の言葉掛けを変え、娘にヒットする声掛けをこちらも考えるのでとても頭を使いますが、娘自身も『待つ』という、頭で制御する事を訓練しているイヤイヤ期。

娘から私も訓練させてもらっていると思って、日々言葉掛けの練習をしています。

③娘に選んでもらう 〜自己選択〜

《お着替え編》で使えるのは自分で選ぶ事。

「Which one do you like to put on? どっちの服着たい?」

 

保育園は体操服着用なので、選ぶ事はできませんが、そんな時にも
「Which do you want to wear from? どっちから着たい?」

服を選ぶ事自体拒否されてしまった時は、

お風呂上がりなら

「Which do you want to do best? 何からしたい?
Get dressed? お着替え?
Brush your teeth? 歯磨き?
Dry your hair? 髪の毛乾かす?」

朝のお着替え時なら

「Which hair rubber do you want to put on? 髪、どっちのゴムでくくる?」
「Do you try to go to the toilet? トイレ行ってみる?」

あらゆる選択法を切り出してみます。
その間に気が紛れて、お着替えモードになってくれる事も。

とにかく私もあの手この手で受け入れてくれる方法をひたすら考えます。

3.困った時のとっておきの方法

①お兄ちゃんを味方につける

《絵本編》でのアプローチで、ただひたすら共感しても、スムーズに行かない事も多々あります。その前の状況や機嫌により、やっぱり「イヤ!待てない!」と娘が再び訴えて大泣きする事もよくあります。

そんな時は、お兄ちゃんを味方につける事。

ママ:そっかー今読んで欲しいんかー

お兄ちゃん、どうする?

ユズちゃん、今はこっちが読みたいんやって。

お兄ちゃんの助けが必要やねん、どうしたらいいかな?

ヨット:今こっちでもいいで!

ママ:Oh! Really? You’re so kind! お兄ちゃんめっちゃ優しいな!

Thanks a lot! ありがとう!

ユズちゃん、良かったね!

お兄ちゃん、こっち読んでもいいって!

ありがとう!やね!

ユズ:うん(ありがとう、とお辞儀)

うまくいかずに兄妹喧嘩になって2人とも泣き出してしまう時もあります。
でも、困ったらひとまずお兄ちゃんにも一緒に考えてもらうようにしています。

場合によってはお兄ちゃんも共感して娘をよしよししてなだめてくれたり。
それで娘の泣きが治まる事もあります。

ママに頼られると心なしか嬉しそうなお兄ちゃん。
機嫌がいいとこんな風に妹に譲ったり優しく接してくれる事も多く、イヤイヤ期にもとても頼りになる存在です。

イヤイヤ期息子に頼る

②イライラしたら英語で考えてみる

そうは言ってもいつもいつもうまく行かない事もありますし、こっちばかり譲歩したり声掛けを考える事自体にイライラしたりする事もあります。

仕事で疲れて帰ってきてるのに、言う事聞いてよ!とつい自分よがりな考えが出てしまう事も。

そんな時は、英語で何て表現するか一度置き換えてみる

英作が得意なママには効果が薄いかもしれませんが、英語での表現を考えようとすると、私の場合少し考えてしまいます。

「もう!急いでるんやから早く着替えてよ!」
「トイレに座りたくないんやったら最初から言ってよ!」
「絵本、お兄ちゃんが読みたいって言うてるんやから待っといてよ!」

。。。何て言う?

冷静な時には出てくる英語も、長々した文句の日本語を純粋に英訳しようとすると、一瞬思考がストップします。
その間にイライラが収まって、笑いに変わってしまう事も。

イライラして怒ってしまう位なら、英語に直そうとして一度立ち止まって、黙って考えてみるのもいいかもしれません。その間に冷静になって「ま、いっか」とイヤイヤを対処する事を諦めてしまう事も。

そんな時間も、この自己主張が強く出る長い時期を付き合っていく上では、必要な事ではないかなと思います。

③使えるフレーズ集

これまでのアプローチ例の中でもお伝えしてきたように、我が家ではちょこちょこ短い英語の声掛けを入れるようにしています。

英語だと、一瞬考えるので思考がストップしてイライラを和らげるというメリットもありますが、普段から親子で気軽に英語に触れる機会が持てる事、英語の褒め表現の方がバリエーションがあってたくさん褒めてあげられるという事、感情を入れやすく笑いに変えられる事もある事、といった効果があります。

我が家でよく使うフレーズは以下のものです。

“I know. 分かるよー”《共感》

“Oh, I see! なるほどー!”

“Which one do you want (to do) ? どっちがいい?”《自己選択》

“Good try! よく頑張ったね!”

“I’m proud of you. すごいと思う!”

“Well done! よくできたね!”

“I give you a big hug! ギューってしてあげる!”

共感しても、傾聴しても、自己選択させてもうまく行かない時、最終手段として私がよく使うのは、泣き真似。

“I’m so sad… ママ悲しいよー”

そんなママの泣き真似を見て、娘の心が動かされて、ママの頭をヨシヨシしてイヤイヤが思いがけず治まってしまう時もあります。

いつも泣き真似で収めるのは良くないなとは思うので、あくまで奥の手ですが。

そしてどうにもこうにも考えるのも面倒くさい!やってられない!って時には、

“Have a break time! ちょっと休憩!気分入れ替えよう!”

と言って、おやつを食べたり遊びに誘ったり、他の事を皆で楽しんで気持ちを切り替える事もあります。

ひとこと英語フレーズも入れる事で、子供と楽しい!を作ったり気分転換もできて、難しい英語表現を考えるより、気軽に楽しく日常に英語を取り入れながらイヤイヤ期も乗り切れるようになった気がします。

4.まとめ:イヤイヤ期←寄り添う姿勢×親子英会話で解決!

我が家におけるイヤイヤ期の娘に寄り添う姿勢、そこへ英語を楽しくonする事で、子育ての悩みも親子英会話の取り入れ方も同時に解決する方法をご紹介しました。

ここでご紹介した寄り添い力は、娘を出産後に学んだ子育て講座と、息子の子育てで学んだ失敗体験から身に付ける事ができるようになりましたが、正直山あり谷あり、日々試行錯誤の連続でした。

そんな中で、そこに英語を取り入れる事で子育て講座や失敗体験から学んだ事が、より活かしやすいという事に気づきました。

その英語の取り入れ方を学ぶきっかけとなったのが、親子英会話楽習法「アットホーム留学」との出逢いでした。

アットホーム留学タウン」という親子英語コミュニティでは、日々英語を取り入れる方法を試行錯誤している、同じ立場のママさんとの交流も持て、皆で頑張っている・楽しんでいるという事を感じさせてくれる、とても温かい英語楽習の場です。

 

以下の資料からその詳細を知る事ができます。

子育てに悩んでおられる方、親子英会話の取り入れ方に悩んでおられる方、漠然と悩んでおられる方、どんな方にも一度手に取って見ていただけると、解決の糸口が見つかるのではないかと思います。

ぜひお手に取ってみて下さいね。

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この記事のライター
はっち
家族:5歳長男、3歳長女、夫の4人家族
おうち英語に悩んでいる時に出逢ったのがアットホーム留学でした。親子の会話がこんなに愛あるものになるなんて!悩みの原因がクリアになって、子育てのイライラがぐんと減って楽になり、プチプチですが親子で一緒に英語を楽しめるようになりました♡みなさんの親子英会話の一助になれたらという思いで伝えていきます!
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