感染者が下げ止まり落ち着いてきたかと思ったところにコロナがまた広がってきましたね。もういつ誰がどこで感染するかわかりません。家族の1人が感染したら家族全員濃厚接触者となり自宅待機となってしまいます。大変なのは感染対策を続けながら何の症状もなく元気な子どもと一緒に約1週間自宅で過ごさなければならないということ。また、熱が下がって元気になっても自宅療養が続くことです。
特にマンションなど集合住宅に住んでいると、音問題もあり、元気な子どもを感染対策をしながらストレス発散もさせながら静かに遊ばせるのは大変です。
わが家はマンション住まいなので、以前から音対策をしながらいかに楽しく遊ぶかを常に考えながら過ごしてきました。今回は、静かに楽しくイライラ解消、ストレス発散もできるおうち遊びをご紹介します。
コロナ自宅療養だけでなく梅雨の時期に外へ遊びにいけない時やインフルエンザで学校に行けない時、猛暑で外遊びを避けたい時、台風など災害時の休校の時などにも参考になりますよ。
①いつもの遊びにアイデアをプラスしよう!
マンション住まいのため家で走り回れない我が家では数々の工夫をしてできるだけ静かに楽しく遊んできました。
ポイントはいつもの遊びに何かをかけ合わせること。ほんの少しのアイデアでいつものおもちゃが新しい遊びに大変身します。
●電車遊び×家具
例えば大好きな電車遊びも家具と組み合わせると簡単に立体レイアウトになり、想像力をかきたててくれます。
息子は「机の下トンネルを通過して、次はイスの山を登りまーす」と言いながらずっと電車遊びをしていました。
●電車遊び×ままごと
また、いつも遊んでいるおもちゃと他のおもちゃを合体させると新しい遊びになります。
電車の荷台にままごとの野菜や果物をのせて配達屋さん、サンドイッチやハンバーグをのせてデリバリーごっこなど、兄が遊びたい電車遊びに妹がやりたいごっこ遊びを合体させることで、お互いやりたいことができて喧嘩することなく遊べます。
●積み木×布団
積み木は平らなものの上でするものと思っていましたが、ある時子どもたちが布団の上でやると難易度が上がって面白いことに気づきました!
ほんの少し遊びを変えるだけでこんなにも集中して遊ぶのかと感心させられました。
大好きな遊びに集中すると子どもたちは静かになりますね。
子どもたちの持っているアイデアは無限大!私たち親は、それをうまく引き出してあげる、アイデアを形にするために環境を整えてあげるなど子どもをサポートしてあげるのがうまくいくコツです。
大切なのは、子どもが出したアイデアを否定しないことです。
②ベランダやお風呂で遊ぼう!
●遊び場をかえる
粘土、トランプ、お絵描き、折り紙などいつもの遊びをレジャーシート敷いてベランダでするだけで気分がガラリと変わります。
遊び方は同じなのに、場所を変えるだけでなんだかワクワク楽しい気持ちになるのが不思議ですが、簡単なのでぜひやってみてください。
●お風呂で遊ぼう!
暑い夏は特にオススメです。水着に着替えてプールがわりにしてもいいのですが、あえて服のまま入るといつもと違う感じがして子どもたちは大はしゃぎ!親は服のまま部屋にいることができるのもいいですね。
スーパーボールを浮かべるとアイデアスイッチオン!
・スーパーボールどちらが多くすくえるか
・スーパーボールでごっこ遊び
・スーパーボール+桶でホールインワンゲーム
・スーパーボール+桶+風呂イスでホールインワン
●シャボン玉(ベランダでもお風呂でもできます)
ストローでシャボン玉を作るだけでも楽しいのですが、ガーゼ+ペットボトルを使うと泡がたくさん出てきて楽しさが倍増します!
シャボン玉の泡でアイデアスイッチオン!
・泡を散らして雪にみたてて雪遊び
・泡のソフトクリーム屋さん
・色をつけることでカラフル泡で色遊び
・カラフルシャボン玉+紙でシャボン玉アート
他にもシャボン玉のいろんな遊び方があります。
・シャボン玉の中にシャボン玉をつくる
・シャボン玉を割らずにキャッチするゲーム
・うちわの骨や針金ハンガーでシャボン玉をつくる
ほんの少しいつもと違う道具やアイテムを使うだけで子どものアイデアスイッチはオンになります。
子どもが何か閃いた時には「それいいね」「Good idea」と声をかけてあげてください。子どもの閃きをのばすコツです。
③頭をフル回転させて遊ぼう!
親子共に元気な時にオススメなのが工作です!
いつもやらないことをやってみたり、アレンジしたりしっかり頭を使うと走らなくてもストレス発散できます。
●工作
家にあるものでおもちゃを作る(どんなものを作るかどうやって遊ぶかは子どもが考える)例えば、子どもが考えた空き箱で輪ゴム飛ばしゲーム
子どもからアイデアが出てこない時は、大人が考えるきっかけとなる会話をすることで子どものアイデアスイッチをオンにできます。
【声かけ例】
Where? お出かけできるようになったらどこに行きたい?
動物園!水族館!
Good !
そこにはどんな生き物がいる?
どの子に会いたい?
実際作る時も声かけしながらやるとアイデアがむくむくと湧いてきます。
Let’s make it ! (じゃあ作ってみよう!)
What do you use ?(何を使う?)
How do you make it ?(どうやって作る?)
What can you see ? (何に見える?)
※わが家はおうち英会話実践中、ちょこちょこ英語を取り入れた会話をしています。
●段ボール工作
段ボール工作は体も使うのでストレス発散できます。いつもは使わない段ボールカッターを使うと珍しい道具に目がキラキラ!
簡単に段ボールをカットすることができて秘密基地を作ったり、お家を作ったり、欲しかったおもちゃやスマホを作ったりアイデアが止まりません!
工作はケガや後片付けが大変と思っている方もいると思います。遊んだ後、親が全部片付ける必要はないんです!工作を始める前に、道具の使い方を説明しておくことや最初から汚さない工夫や一緒に楽しく片付ける方法を子どもと一緒に考えておくことも大切です。
④楽しいを生み出すヒント
いかがだったでしょうか?体を思い切り動かす以外に頭を使うことやいつもとちょっと違う遊び方をするだけで、イライラやつまらない気持ちが楽しいに変わります。「楽しい」は子どもたちにとってイライラしなくなる、ストレス発散させてくれる魔法のポーション!おうち生活を穏やかに過ごすためには必須のアイテムです。
しかもこの魔法のアイテムは、アイデアひとつでどんどん生み出せます。
アイデアなんて全然思い浮かばないと思った大人のみなさん!子どもはみんな天才!アイデアマンです!
子どもの「やってみたい気持ち」を否定せず子どもの創造力や発想力を「すごいね」「Good idea ! 」とたくさん褒めてあげてください。そうすることで、子どもからアイデアはどんどん生み出されます。
どんなアイデアがでてきたのか知りたい方は、コロナ休校で自宅生活を余儀なくされた時期のまとめ記事をご覧ください。
緊急事態宣言で増えるおうち時間のイライラを笑いに変える簡単英語ミッション!
⑤まとめ
③の声かけ例では、ところどころに英語が混ざっていることに気づかれた方もいると思います。実はこの英語を取り入れた会話がイライラしなくなるポイントなんです!親が子どもにイライラした時、これって英語でなんて言うんだろう?と考えることでイライラ度が減少したり、英語で褒めることで親子ともに気分が上がります。
子どもでもマスクをつけるかはずすか、時と場所によって自分で感じて、判断して、決めていくことが必要になってきました。先生や大人が言ったからするのではなく自分で考えて動く子になって欲しいなら日頃の会話や遊びの中でその能力を伸ばすことができます。
どうやったらいいかわからない方は、この下の子どもの英語力がみるみるのびるおうち英語環境のつくり方の冊子を手に取ってくださいね!
※英語に興味がない方も子育てのヒントが盛りだくさん!ぜひ読んでみてください。
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