2021年11月中旬に親子英会話を通して子育てを楽にするセミナーを受講し始めて、今4ヶ月目に入ったところです。

そんな私の実際の体験談がどなたかの参考になればと思い初めて記事にしてみました。

2分程で読める内容になっていますので、読んでいただけたら嬉しいです。

 

以前の私は・・・

 

子育てがこんなに大変だったなんで、どこにも書いてないし、誰も教えてはくれませんでした。

今でこそワンオペが共通言語化し、パパの育児休暇などが少しずつ浸透してきていますが、まだまだママの育児や家事を占める割合が多いのは周知の通りです。

子どもと言っても一人の人間でそれぞれの個性と考えを持っていますので思い通りにはいきません。

 

24時間クレーム対応をしている感覚でした。

 

何をやっても否定され、嫌がられ、爆音で泣き続ける。

抱っこ、お菓子、歌、アニメでおさまるほど簡単ではありません。

笑顔で笑うママと子どもの姿を見るたびに、

「(私ってお母さん失格なんだ、こんなママのところに生まれてきて可哀そうだなぁ)」って、

まさに髪を振り乱して悲愴的な顔をしていたと思います。

 

育て方講座に参加し意見交換もしました。

育児書、アンガーマネージメントの本を読み漁っても改善せず。

イライラの矛先は社会的弱い立場である子どもたちに向く。

そんな悪循環を断ちたいと常に考えていました。

 

下の子が幼稚園に入園し、しばらくすると仕事の合間にちょっとした時間が生まれるようになりました。

そこで英語をもう一度勉強してみようかな、と思い立ったのです。

仕事、家事、育児だけではなく、もう一度自分らしさを取り戻したいという気持ちでした。

そこからは、英字新聞を購読し、TOEICの勉強を始めました。

 

半年経った頃、ある時”親子英会話”というワードが耳に入ってきました。

英語を使って起業をなさっている方のFacebookを聞きながら、家事をしていた時です。

ピーン!と来ました。

「(私が求めていたのはこれかもしれない!)」

それからすぐに個別面談の申し込みをして、今に至ります。(途中、色々割愛しています)

 

そもそもセミナーって?

 

この親子英会話を通して子育てを楽にするセミナーについて初めて聞く方もいらっしゃることと思います。

簡単に説明するとここは『アットホーム留学』を母体にした、オンラインで親子英会話を深める基礎編4ヶ月間、応用編4ヶ月間を学ぶセミナーです。

受講者のほとんどが子どもたちのママで、セミナーで学んだことをそれぞれのご家庭で実践して、日々の記録、月に1回のセミナーで発表、と繰り返していくものです。

 

受講のきっかけ

 

「子育てと英語を一緒に解決しよう!」

私が参加を決めた言葉です。

 

毎日どんな会話を子どもたちとしているか改めて考えてみたことはありますか?

私はそう問われたとき、会話というより命令や職務質問しかしていないと気づいて、膝から崩れ落ちたのを思い出します。

膝から崩れ落ちたのは大げさですが、ちょっぴり涙が出たのは本当です。

 

実際子どもたちの返事は「忘れたー」「わかんない」「(無言)」・・・

 

「っでしょうね!」と今なら思えます。

 

会話って誰でも出来ますよね。

でもその内容にまで踏み込んで考えてみたことはありますか。

お金を払って、更にママのただでさえ忙しい時間を使ってまで取り組む必要あるのか?疑問に思っていました。

 

お片付けコンサルタントやお掃除代行業者さんの賑わいが分かりやすい例になります。

片付けや掃除は子どもの頃からやっていることですが苦手な人もいます。

苦手だったらプロの手を借りればいいのです、シンプルですよね。

 

セミナーで学んだことを実践

How to でやってみたらしっくりこなかった例

よく子どもに寄り添うって聞きますね。

でも言うは易しです、実際は寄り添えないこともあります。

 

私の子どもは、モンスターと呼ばれるカワイイ黄色いキャラクターが好きで、お人形を使ってリアルなバトルをしたがります。

「電光石化~!!!」

「悪の波動~!!!」

これが帰宅後とお風呂あがりに結構長い時間続きます。

 

私の脳内では。。。

(明日のお米を洗ってセットしたいなぁ)、

(幼稚園に持っていくお箸やコップ、タオルを準備しないと)、

(自営しているので売り上げの集計しなくちゃ)、

などとやることでいっぱいです。

 

正直な所、私はお人形遊びが好きなじゃないというか、入り込めませんでした。

私が嫌々付き合っていることは子どもにも伝わっていて楽しそうではありません。

 

だったら一緒に仲良く対等な関係で、教え合って、否定しなくて、褒め合えることって何だろう?

考えたとき、それは“メイク”だったのです。

 

子どもの好きを共有できたと実感した例

娘のお誕生日にキッズ用メイク道具をいただきました。

アイシャドウ3色、リップ、口紅、マニキュア3色と入っています。

ある朝、私が鏡の前でメイクをしていると、横に並んでメイクを始めた娘。

すると自然に女子の会話って広がるものですね~。

 

娘がいただいたキッズ用のメイク道具

 

「ママこっちのアイシャドウの方が似合いそうだから、こっちにしなよ」

「チークは薄めがいいよね」

「ネイルも大事よ~」

「ママ、この色、使いたかったら明日使っていいよ」

 

まぁ、女子トークって言うのはホント仲良くなれますね。

ザ・平和!

息子もメイクに興味があり“メイク男子”というのも市民権を得ていますので、女子というくくりはあまりよろしくないのかもしれませんが、その議論はまた別の機会にでも出来たらと思います。

 

盛り上がってきたところにさりげなく英語も投入していきます。

 

どっちの色がいい? Which one do you like?

こっち~ This!

同感~! I think so too!

カワイイ! It’s Cute~!Adorable!

「いいね~ Good」

 

一緒に考えて、褒め合って、仲良くなって、最高の一日の始まりでした。

ここまでネガティブワードが一個も出てませんよね!

メイクの先輩であるママからしたら、

 

「あ~アイシャドウ付けすぎだってば!」

「鏡ちゃんと見て!口紅はみ出してる」

 

って命令しそうですが、

英語で会話するっていうのがミソで、

「何て言おうかな?」と一呼吸おくことで感情的になるのを抑えられ、英語を話すのを練習するという対等な立場になれるのです。

 

たかがメイクを一緒にしただけですし、ある程度年齢が上のお子さんとママだったらあり得るシチュエーションなのでしょう。

しかし娘はまだ年長さんです。

メイクに厳しい目を持つ大人もまだまだ多いかと思います。

私も以前はそうでした。

 

「まだ、小さいのに化粧なんかして、大人になったときどうするん」

「きっと派手な大人になるだろう」

「メイクばっかりして勉強しないだろうな」

などなど嫌悪感満載。

 

でも、子どもが自ら「好き」「やりたい」と言ったことを全力で応援すると決めたんです。

だから否定もしません。

もちろん、目に入らないように注意する、お風呂で洗い流すなどルールは伝えてのことです。

世間の目はこの際、どうでも良くなりました。

今は、子どもの気持ちを大切にするんだ、と大きく私の気持ちが変わったのです。

私、いいお母さんじゃん!!と満足感も得られます(笑)

 

小さな変化だけど始めなきゃ何も変わらない

 

基礎編を始めたのが2021年11月中旬ですので、もうすぐ4ヶ月目に入るところですが、今では朝と夜は英語が飛び交い、簡単な挨拶は出来るようになってきました。

また、始めたころは家で英語をしゃべる恥ずかしさがありましたが、今はすっかり無くなりました。

セミナーに同席しているママが実践していた「英語ー日本語ー英語」と単語をサンドイッチにして子どもに伝えることから取り入れて、現在は5~7語のセンテンスで話しかけても、「OK!」「No」「Because~」と返事まで出来るようになりました。

感情のまま子どもたちに叱っていたのが、行動の意味を考えて私も発言するようになると家庭の雰囲気も良くなり、英語の環境が整ったことが一番の成果だと思います。

 

朝の身支度ので娘の髪を結ぶママ

 

まだまだ一方的になる場面も多々ありますが、オンラインで繋がっている先生や全国のママたちと励まし合いながら、時には涙し、勇気づけられるのも楽しみの一つとなっています。

 

最後に

「あれもダメ―!」

「これもダメー!」

「ママの言うことを聞いてこれをしなさい」

 

質問攻めの会話、命令だけの声掛けをまだ続けますか。

親子でワイワイ仲良く会話する方がいいですか。

あなたはどちらを選びますか。

 

わたしは「Hello~」って言って自ら活躍できる場所を探していける子どもを育てることに尽力します!

 

 

親子英会話を深めることに興味を持った方、でもまだ勇気がいりますよね~。

分かります。

まずは、おうちでの英語の環境を整えることで解決できる場面もあると思いますので、下記に登録して資料を手に入れてみてください。

動き出すのはそれからでも遅くはないです。

お読みいただきありがとうございました。

CTA画像

Comments

私は”お母さん”になるのをあきらめませんでした | アットホーム留学オフィシャルサイト にコメントする コメントをキャンセル

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Writer

この記事のライター
ゆみへい
家族:療育に通う6歳girl、3歳boy、夫、祖父、祖母の6人家族。自営業してます。
幼稚園楽しかった?-うん。誰と遊んだの?-わすれた。早くかたづけてお風呂に入りなさーい!(イライラMAX) もはや会話でもない確認、職務質問、命令をしていた私。留学という名の親育てをしています。戦後の教育方針、親世代から続くしつけ方、日本の英語教育に疑問を持ち始めた今日この頃です。←変な宗教とかではないです笑
CTA画像