コロナ一色の2020年がようやく終わろうとしています。今年は、帰省や旅行もままならず、冬休みや年末年始をおうちで過ごすご家庭が多いのではないでしょうか?

我が家も毎年帰省して親戚一同集まるのが恒例行事でしたが、今年は子供が産まれて初めて、小3息子、小1娘、そして夫だけと家で過ごす冬休みです。

このおうち時間をどうやって過ごすか。ついついタブレットやテレビに頼りがちな我が家ですが、親子の日々の(英)会話を大切にしながら、子供とのおうち時間を楽しみたいと考えています。

でも、どうやって?

そんな時にヒントになったのが、他の家庭でのおうち英語の取り組みをマネしてみること。おうちで過ごす冬休みを楽しむアイデアをご紹介します。

1 子供とおうちで過ごす時間を楽しむアイデア

お店屋さんごっこ

 

子供と家族だけでおうちで過ごす冬休み。毎年帰省だけで冬休みが終わっていた我が家にとっては初体験です。

こうも長いと何をしていいかが分からない、時間をもてあましてしまうのではないか、と考えていました。

そんな時、参考になるのが他のご家庭での親子時間のアイデア

今回私がヒントを得たのは、受講中の「子供の創造力、表現力を伸ばす親子英会話」セミナーに一緒に参加していた未就学兄弟のワーママ、えりさんのアイデアでした。

えりさんのご家庭での親子(英)会話の取り組みをご紹介します。

4歳の男の子が好きなお店屋さんごっこを題材に会話を広げようと意識したえりさん。

お子さんに「どんなお店を作ってみたい?どんなお店でもいいよ」と話してみました。

でも、その時は唐突だったのか、お子さんは興味を持たず、会話も広がらずに終わりました。

それ以上は無理強いせず、次の機会を見守ります。

しばらく経って、今度は、今お子さんが今興味を持っている「切る、はる」といった遊びに注目。

家で利用している宅配サービスの商品のチラシをお子さんが「切りたい!」と言ってきました。

いつもなら、「切ってほしくないな・・・」と思っていたえりさん。でも、その時は、お子さんのやりたい気持ちに寄りそって、「じゃあ、好きなものを選んで、好きなお店屋さんを作ってみるのはどう?」と提案しました。

お子さんは喜んで、チラシの商品を切り、それでお店屋さんを作り出しました。えりさんも一緒に切りはり。

その時の会話で、「お店の名前は?メニュー名前は?」「(メニューは)いくら?」といった質問をすることによって、どんどん会話が広がり、子供の発想を知ることができました。

さらに、「How much?」などの簡単なフレーズを取り入れ、シンプルで繰り返し使うからこそ、お子さんがすぐに覚えたそうです。

素敵な親子(英)会話の取り組みですね。

2 子供とおうちで過ごす時間を楽しむためのポイント

えりさんのご家庭でのお話には、子供とおうち時間を楽しむためのヒントがたくさんありました。このお話を聞いて、私が学んだ子供とのおうち時間を楽しむポイントは次の5点です。

  • (1)家にあるもので工夫

特別なものを用意するのではなく、家にあるものを活用(えりさんの場合は、商品のチラシ)。それだけで十分子供との会話が広がります。我が家は、この冬休みは新しいおもちゃやゲームを買おうかなと考えていたので(実はすでに買ってしまっていましたが・・・)、ちょっとしたアイデアを加えることで、家にあるもので十分楽しめそうです。

  • (2)子供の反応を期待しすぎない

親がアイデアを出しても、子供が思ったように乗ってこなかったり、会話が広がらなかったりすることがあります。そんな時に無理強いは禁物。視点を変えて別の方法でアプローチすると、同じアイデアでも子供が食いついてくることがあります。

  • (3)子供の好きに寄り添って会話を広げる

同じアイデアでも、タイミングを変えたり、子供の好きに掛け合わせたりすると、子供が興味を持ち会話が広がります。子供の興味はその時々で変わるもの。それを一番知っているママ(パパ)だからこそ、子供の興味に寄り添いながら親子の会話を広げることができます。

  • (4)親子で一緒にやってみる

忙しいから、早いからと家の用事をママだけで済ませてしまうことがあります。えりさんの例でもあった毎週の宅配サービスの注文。子供がいないときにササっと済ませる方が早いです。でも、そのタスクを子供と共有することで、子供の想像力、創造力が広がる親子の会話につなげることができます。

  • (5)親子の会話に少し英語を取り入れる

「おうち英語」と聞くと、親が英語が得意でハードルの高いイメージがあります。実際は、親子の会話にちょっとした英語を取り入れることで十分。「How much?」や「How many?」はクラス1回分くらいの時間をかけて文法から習うようなフレーズですが、親子の遊びに取り入れることであっという間に覚えてしまいます。この小さな積み重ねがあるかないかで、将来の子供たちの英会話力も違ってくるのではと思います。

3 我が家での実践

理想のメニュー

 

このポイントを意識して、「チラシをつかった理想のメニュー作り」を我が家でもやってみました。我が家の子供たちの性格や興味に合わせて、我が家流にアレンジしてみました。

実は、我が家でもえりさんと同じような宅配サービスを利用していますが、効率重視で、毎週の注文は私がネットで通勤時間や職場のお昼休みに済ませていました。このタスクを親子の会話に広げるという考えすらなかったです。チラシも古紙になるからとネット注文に切り替えていたので、手元に残っていません・・・

そこで、今回は、毎日大量にポストに投函されている広告チラシ(いつもはすぐにゴミ箱行き)を使って、子供たちにメニュー作りを提案してみました。

口だけで説明すると、子供たちは「ふーん」とイマイチな反応。その時は、無理強いせず、それで終わりました。

今度は私がクリスマスに食べたいものとして、「Happy Christmas Menu」と題したメニューを作ってみると、イメージがわいたのか、急に子供たちの興味がアップ。「やりたーい!」「デザートはこれにする!」とチラシを取り合いするくらいに食いついてきました。

おすすめメニューや名前について質問したり、「Why did you chose this?」等と英語も少し取り入れたりと、楽しい学びの時間を過ごすことができました。

ほんの一例ですが、意識を変えるだけで、親子の日常の時間をより楽しい学びの時間にできそうです。

4 まとめ

今年の私の仕事も終わり、本格的に親子の冬休みが始まります。帰省をせず、家で過ごす今年の冬は、いつもより長い親子時間となりそうです。

大掃除やお正月の準備とやることもたくさんありますが、親子の時間を楽しむポイントを意識しながら、いつもとは違う冬休みを楽しみたいと思います。

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Comments

  1. 他の方の素敵なアイデアを自分の家でも実践できる、その柔軟性と子どもたちを乗せるのがうまいな~と思いました。
    私が不器用なので、自然と切り貼りの機会をあまり与えていないことに気づきました。さり気なく広告を切るところをみせようと思います。どんな反応するかな、ワクワク。

    • ゆうりさん
      コメントありがとうございます!自分でアイデア浮かばないときは、他のお家でのアイデアをそのまま実践してみて、我が家流にアレンジ、でやっています。”さり気なく”、ぜひやってみてくださいね 笑

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この記事のライター
Aya
家族:息子(小4)、娘(小2)、夫、私の4人家族。
いつか子供たちと海外で生活してみたい! そんな夢を持ちながらアットホーム留学で学んだ親子の(英)会話に日々挑戦中です☆
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