こどもの「できた」を褒めると自己肯定感が上がると言われています。
英語を絡めることで、自己肯定感UPだけじゃない効果があることに気がつきました!
一言英語で「できた」を褒める
親子英語、興味はありますか?
私は一つのキッカケで、「今日からさっそく始めてみよう」と意気込みましたが、
長男が4歳になるまでずっと日本語だけの生活、私自身は英語が苦手、と何から始めたら良いかに戸惑いました。
そこで、一番簡単に取り入れられる「褒め言葉」を英語にすることから始めました。
子どもがよく言う「見て!」「すごいでしょ!」に対して
「お~できたね!」「すごいねー!」や「やったね!」「頑張ったね!」がせいぜいな私。
これをそのまま英語に置き換えてみました。
- ”Well done!”
- ”Good!”
- ”Great!”
- “Nice!”
- ”Wonderful!”
- “Good thinking!”
- “Marvelous!”
- “Super!”
なんと日本語の褒め言葉の倍もの言い回し!(もっともっと褒め言葉はあるそうです)
日本語は語彙が豊富だと思っていましたが、一言で褒めることに関しては絶対的に英語のほうが豊かです。
まずは、一言英語で褒めることを続け、英語のハードルを親子ともに下げることに慣れました。
「できない」が「できた」に変わる
「できないー」と2歳次男がよく言います。
靴下が履けないとかおもちゃの電車が連結できないとか。
そんな時に
「You can do it! できるできる!やってみよう!」
と一緒にやり、できたら
「You did it! できたね!すごいよ!」
とにかく褒めます。
これを続けていると
最初は「できない」と持ってくるだけだった靴下やプラレールが…
やりながらの「できない」に変わってきて…
ついには一人で靴下が履けるようになりました!
幼児の成長といえばそうですが、その成長に英語の声掛けを加えることの大きな効果に気づきました。
自己効力感がUPする、英語の効果
英語では「YOU」(主語)が必ずあるけれど、日本語ではあえて「あなたは」を言わないですね。
そう、日本語の会話では主語も述語も省略されていることが多いのに対し、英語は主語も述語も必要です。
「You did it.」=「あなたが」「できた」
「あなたができたね」と日本語で言うと違和感がありますが、英語だと「YOU」ができたことを伝えられます。
そして「You」が「me=I」であることに気づいたとき、
「I did it!」(わたしができた!)
と、自分の口に出すことでこの効果はますます上がります。
小さな「できた」の積み重ねは「できる」に繋がるのです。
「できる」と自分を信じることで、「何でもできる、何でもやってみよう」と挑戦する心を育みます。
「私は私」とありのままの自分を認めることを「自己肯定感」と呼びます。
それは「できる自分」も「できない自分」も丸ごと自分を好きでいる気持ちです。
それに対して、「今はできないけれど、自分にはできる。その力がある」と自分を信じることを
「自己効力感」と呼びます。
自己肯定感あっての自己効力感なので
できたことは最大限に褒め、できなかったとしても「Good try!」「You tried hard!」など頑張りを褒める。
続けることで、やがて子ども自身がこう思うようになったら良いなと思います。
「I can do it!」
「I can do anything!」
さあ、今日からでも親子でプチっと英会話を始めてみませんか?
私のように何から手を付けたらいいの?と悩む方は、下記「おうち英語環境のつくり方」を参考にされるのがお勧めです。