我が家の娘は、教科書通りでなければいけない「わからない」「ママやって」が口癖、失敗するのがイヤで、挑戦できないといった娘でした。
私がアットホーム留学で、子どもへの声掛けを学んだことで、今は自分でやりたい事を見つけ、それがどうしたら成功できるのか、考えることができるようになりました。
今回、娘が挑戦したのは、バレンタインのチョコレート作り。その声掛けをご紹介します。
目次
①しつもん声掛け「どうしたい? What do you want?」
この質問では【子どもの想い】を聞きます。
作りたい?買いたい?食べたい? 子供の「~たい!」は日々異なります。
例:夕飯を家で食べたい?テイクアウトしたい?外食したい?
母:「もうすぐバレンタインデーだね。今年はチョコレート、どうする? What do you want? Do you want to make or buy?」
娘:「チョコレート、作りたい!」
母:「Good!Let’s make!」
②しつもん声掛け「何を作りたい? What chocolate do you want to make?」
この質問では【どんな物を作りたいのか】を聞きます。
チョコレート、クッキー、ケーキ… 形もレシピも様々です。
例:夕飯に何を作りたい?何を食べたい?
母:「What chocolate do you want to make? Let’s look it up in a book.」
今回は、事前に娘が1人でも作れそうなチョコレートのレシピ本を準備しました。大人向けのレシピより工程が簡単で、フリガナがふってあります。ビジュアルだけでなく文章を読むことで「これならできそう!」といった思いも育みます。
娘:「決めた!これを作りたい!」
③しつもん声掛け「それはどうやって作る? How do you make?」
この質問では【作るもの材料を調べます】
チョコレートの材料はもちろんのこと、調理器具、ラッピングに必要なものを考察しました。
私:「さて、How do you make? 材料は何が必要かな?」
娘:「チョコレート、生クリーム、ココアって書いてある。」
私:「ラッピングはどうする?」
娘:「パパのは箱に入れたい。お友達のはどうしよう…」
私:「何人にあげたいの?」
娘:「6人」
私:「箱だと高くなっちゃうから、袋に入れるのはどう?」
娘:「いいね、そうする!」
私:「Let’s go shopping!」
④応援の声掛け Let’s make! You can do it!
私:「さぁ、Let’s make! You can do it!」
娘:「O.K.」
私:「最初に本を読んで、順番を覚えるとスムーズにできるよ」
娘:「わかった」
この後は、娘が声をかけてくるまで見守りました。【湯煎】が何かわからなかったり【混ぜすぎないように】の部分をチェックはしましたが、主導権は娘。私は鍋を支えたり、ラップを切る係など、サポートに徹しました。
番外編:想定外のことが起きた時は?
今回、トリュフを作ろうとしていたが、ガナッシュを丸め終え、ココアをまぶそうとした段階で、娘の意見が変わりました。
娘:「ココアじゃなくて、チョコスプレーをかけたい!」
私:「え? どうゆうこと?」
娘:「ココアより、チョコペンでお絵描きして、チョコスプレーを載せたい」
私:「I see. やってごらん。」
娘:「丸めたチョコをカップに入れて、チョコスプレーをかけることにする!」
私:「Nice idea!」
娘:「できた~!可愛い! 味見しちゃおう🎵」
まとめ
構想~完成まで1人でやりきった娘は、満足そうにチョコレートをかかえ、パパや友達に配っていました。
今回はバレンタインでしたが、我が家では夕飯を1品、娘にお願いすることもあります。娘は自分の食べたい物を本から探し、買い物リストを書き、スーパーに買いに。一品を1人で完成させてくれます。
もちろん「これ手伝って」と夕飯をお願いすることもありますが、自分でメニューから考えて完成させた料理はより一層の自身に繋がるようで「ママがいなくても、私がごはん作れる!」と話しています。
アットホーム留学に出会う前、娘は「わからない、知らない、ママがやって」を繰り返し、自分の意見を言わない子どもでした。何かをしても「これでいいの?」「間違っていない?」と大人の顔色ばかり観察していました。
それが…
アットホーム留学に出会い、私が会話を学び、私の声掛けが変化したことで、娘は自分の意見を言え、自分から進んでアイディアを出すことができるようになりました。
子どものアイディアを引き出すには、まずは自分が変わる、その環境づくりが必須です!私もここからスタートしました。
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