夏休みの時期が終わり、9月に入っても暑い日が続きますね。
我が家の子供たちはまだ保育園児。夫婦ともに決まった夏休みがない職場で、特に今年は、帰省や遠出旅行もしづらい夏だったので、夏休みらしい計画はない夏になりました。
そんな中でも、「楽しめることを楽しむ」「子供たちにはたくさん夏を感じてもらいたい」という気持ちで、おうちで夏の小さな楽しみを、大切にしました。
その中でも子供たちの大好きな花火は、五感で楽しめるポイントがいっぱい。
親子英会話を取り入れられるポイントもいっぱい。
我が家の毎週末の楽しみになっていました。
我が家の3歳の長男がどんな風に花火で五感を楽しんだか、実際に使っていた英語フレーズ5選とともにご紹介します。
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目次
1 花火で楽しむ五感の英語フレーズ5選
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①Touch it! How does it feel?/How is the texture? 触ってみて!どんな感じ?
まず、花火を始める前に聞いていたのが、このフレーズです。五感でいうと、触感です。
花火も火をつける場所がひらひらの紙だったり、固かったり、ざらざらしていたり、素材が違います。
持つ部分も細くて固かったり、少し太くて柔らかかったり、いろいろあります。
それに気づいてもらうために、この質問をしていました。
「ざらざらしてる~!かたい!」「紙!ひらひらしてる!」そんなちょっとしたことでも、なんで違うのかな?何でできているのかな?ということを考えてみる機会になります。
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②What color is your firework? 何色かな?
これは、花火を始める前もやっている最中にも使えたフレーズです。
始める前は、「これはピンク!だから、ピンクの花火かな?いろんな色だからカラフル花火?」と予想してみたり、花火を始めると、違う色の花火だったのに、「どっちもオレンジ!」と予想がはずれたり、「あれ!色が変わった!!!」と感動したり、視覚は終始大忙しでした。
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③Listen carefully! What does it sound like? よく聞いて!どんな音がする?
手持ち花火は大きな音はしないので、聴覚は関係なさそうですが、よく聞くと花火によって音も違います。
「ぱちぱち!」「しゅーっ!」「ぷつぷつ!」いろいろと出てきます。
最初は興奮していて、音どころではなくスルーされたこの質問。
しばらくしてから、始める前に「ママのとぼくの音同じかな?違うかな?Listen carefully! OK?」などと声をかけてみると、聞くことも意識して楽しんでくれました。
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④What can you smell? どんなにおいがする?
煙が自分にかかってきて、「うわ~、もくもく~!!」と言う長男。
「What can you smell?どんなにおい?」と、嗅覚も使ってもらいました。
「くさーい。う〇ちみたーい(笑)」(くさい=う〇ち=爆笑の方程式でできている3歳男子。。)という反応でしたが、「smell」でにおいを意識するきっかけにはなったと思います。
そして、最近の花火は、煙が出ない花火もあり、その花火をやる時は、「あれ?煙ないね!においはどうかな?」と違いを感じてもらっていました。
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⑤Let’s count! 数えてみよう!
花火で難しかったのは味覚。。代わりに時間の感覚を感じてもらっていました。
「あ~もう終わっちゃった。」と言う長男に、「次はもっと長く続くかな?Let’s count! どれくらい続くか一緒に数えてみよう!」と誘ってみました。
こちらがone、two、three…と数え始めると、自然に一緒に英語で数えてくれました。
一度やってみると、これにははまり、「37も続いた!100いったらどうする?」「次はどれくらい続くと思う?」「どっちが長いか競争しよう!」と、新たな楽しみが加わりました。
そして、「もっと長いのがやりたい!」という思いからか、「しゅーっのやつの方が長い。」「これがしゅーっのやつ。」と聴覚、触覚を使って、予想して花火を選ぶ姿も見られました。
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2 花火で感じた五感の振り返り
花火をやっている時は夢中なので、上に書いた質問に対して答えて、また次の花火にいって、と慌ただしく時間が過ぎてしまいますが、花火をした後に、よく振り返りお絵描きをしていました。
お絵描きにすると、ゆっくり振り返りができるので大切な時間です。
同じ花火をした日でも、その時盛り上がった質問や話題で描く絵や話す内容も変わることがとても楽しかったです。
~初めてLet’s countをやった日の会話~
マ:○○のと、ママの形違うね。○○のはどんな音? What does it sound like?
長:しゅーっだよ!
マ:しゅーっが1番好き?
長:うん!
マ:Why?
長:だって長いから!37も続くんだよ!
マ:37すごかったね!長いのが好きなんだね!
長:うん!長い方が楽しい!!!
~色の話をたくさんした日の会話~
マ:○○の花火は何ていう名前?
長:なまえ?
マ:そう、ママのはtwinkle twinkle little star花火にする♪としも好きな名前つけてみて!
長:えー!これはね、ちゃいろみどりおれんじはなび!!カラフルなやつがいい!!
3 さいごに
何となく過ごしていると、鈍ってしまう五感。
子供たちの大好きなもので、五感を豊かにできたら、子供たちの感性も磨かれ、興味が広がります。
実際我が家の花火も、ご紹介したフレーズを繰り返し使ってみることで、だんだんと、「こっちの方が長いかも。」「こっちに火をつけたらどうなる?」と、毎回いろいろな気づきや予想が出てくるようになりました。
そして、こういう場面で簡単な英語フレーズを繰り返し使っていると、「Let’s count!」と言うと、花火以外の場面でも自然に英語で、one、two、three…と数えられるようになったり、touch it!と言うと触ってみたり、少しずつですが、英語への反応も高まっています。
ご紹介したフレーズは花火でなくても、使える場面はいっぱいあります。ぜひ親子で五感を楽しんで下さいね。
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[…] 花火で五感を豊かにする!英語フレーズ5選 (みょうじんえりさん) […]