英語を楽しんで始めたけど、勉強の要素が入った途端に苦手になる、ということはありませんか。

我が家の小3と小1の兄妹は、約2年間キッズ英会話スクールに通っていましたが、まさにこの状態でした。

そんな矢先、コロナ自粛で教室も臨時休校に。その間に、このまま続けるかどうか見直しました。その結果、消化不良気味だった英会話スクールは思い切って辞め、英語は家庭で取り組む「おうち英語」に一本化することにしました。

見直すきっかけとなったのが、英会話スクールでのつまずきとマンネリ。スクール任せにするのではなく、家庭でフォローする必要性を痛感しました。ただ、我が家の子供たち、じっと座って勉強に取り組むことが苦手。どうしたら親子で楽しく英語を継続していけるかが課題でした。

ここでは、我が家の英会話スクールでのつまずきと、その後、我が家で取り入れた子供の得意や苦手に寄り添った英語学習法をご紹介します。

1 勉強が苦手な子供が通って感じた英会話教室のメリット・デメリット

我が家の兄妹が小1と年中から約2年間通った某大手英会話スクールのキッズ・コース。結果として辞めることになりましたが、英会話スクールでの学び自体を否定している訳ではありません。メリットとデメリットがありました。

①英会話教室のメリット

ネイティブの先生との相性もよく、体験に行ったその日から、やりたい!と始めたスクール。英語や英語圏の文化に興味を持つ外国の先生に慣れる、という意味では良い経験だったと思います。2年通った最後の半年は、アットホーム留学での親子英語も取り入れていたので、子供たちのアウトプットも少しずつ増えていました。

②英会話教室のデメリット

英語の宿題

 

英“会話”スクールなので、リスニングとスピーキングにより重点が置かれていましたが、読み書きについても基本的なアルファベットやフォニックスを学ぶ内容になっていました。ただ、英語以前に日本語でも読み書きに苦手意識があった兄については、こちらは全然楽しめていませんでした。毎週、テキストに沿って出される宿題もやりたがらない・・・次のレッスン直前になんとかしぶしぶ終わらせていました。

2年間で2回受けた進級テストでも、この読み書きが大きく足を引っ張り不合格。3年生になる4月からも、小学生向けの一番下のクラスに留まることに決まってしまいました。その結果、1年生になり幼児コースから自動的に進級してくる妹と同じクラスになってしまうことに。兄のプライドも傷ついたのか、すっかりやる気を失ってしまいました

幼児コースに通っていた妹は、子供を盛り上げるのがとても上手なネイティブの先生と歌やリズム遊びを取り入れた英語の授業を楽しそうに受けていました。

でも所詮は週1回数十分のこと。家でテキスト付属のCDを聞いたりもしましたが、あまり盛り上がらず・・・2年目の後半となると少しマンネリ化していました。兄が辞めるなら私も辞めるとなり、結局二人とも辞めることになりました。今年4月のことです。

2 おうち英語を経験して感じたメリット・デメリット

おうち英語も、やり方によって、メリットとデメリットがあると感じています。我が家の例をご紹介します。

①おうち英語のメリット

おうち英語のメリットは、やはり、英語に触れられる機会が多くなる、英語が日常化する、といのが一番大きいと思います。英会話教室は、どんなに質が高くても、所詮、週1回数十分のこと。圧倒的に時間が足りません。

また、共働き家庭で、子供の習い事の送迎をなんとかやりくりしていた我が家にとって、教室に通う時間をカットできるというのも大きなメリットでした。

②おうち英語のデメリット

おうち英語のデメリットは、モチベーションが保てない、やり方がよく分からないということがあります。

決められた時間に教室に通うわけでもないので、やるかやらないかは親次第。忙しい毎日の中、なかなかモチベーションが保ち続けられないということがありました。

さらに、ネットや本で見た情報で、子供に英語で話しかけてみる、アニメを流してみる、と自己流おうち英語をやってみても、子供たちの英語のアウトプットにはつながらず、むしろ、「英語やめて~」という拒否反応を起こしてしまうということがあります。

我が家も過去に自己流おうち英語で、子供たちが英語に拒否反応を示してしまった苦い経験があります。

3 おうち英語を学べる場所

英会話スクールを辞め、英語はおうち英語に一本化する、と決めたものの、やはり自己流は不安でした。

そこで、我が家が選んだのが、アットホーム留学で親子の英会話を学ぶこと。

そんな我が家にぴったりのタイミングで、コロナ休校中やアフターコロナの応援企画の一環として、アットホーム留学ティーチャーによるオンラインでの親子英語の体験会やセミナーが続々と開催されました。我が家も5月と6月に、それぞれ違う3人のティーチャーによる体験セミナーに参加しました。そこでは、お勉強っぽくならず、親子で楽しく英語を学ぶことができる「おうち英語」の取り入れ方を体験することができました。

4 我が家のおうち英語の一部をご紹介

アットホーム留学で我が家が実践したおうち英語の一部をご紹介します。

①英語絵辞典づくりの体験会に参加(おうちで)

我が家がはじめに参加したのがアットホーム留学ティーチャーのかさい ゆう子先生(以下、ゆう先生)によるオンラインでのオリジナル英語絵辞典「My Own Picture Dictionary」作りの体験会。

My Own Picture Dictionary とは、アットホーム留学のコンテンツの一つで、親子で作るオリジナルの英語の絵辞典です。

このmamash(ママッシュ)サイトの中でも、色々なライターさんがPicture Dictionaryやゆう先生の体験会について紹介されています。それを読んでいて、絵も英語も大好きな娘にぴったりだと思い、我が家も参加しました。

体験会では、ゆう先生からどうやって絵辞典作りを進める、そして、どんな力がつけられるのか等について説明がありました。

長くなってしまうので、ここではポイントだけご紹介します。

<進め方>

・フォニックスの音を選ぶ。

・その音が入っている英単語と絵をかく。

・単語や絵について説明を加える(日本語でOK)

・単語や絵について、親から子に英語を絡めた質問をする。

 

<得られること>

・英語力(フォニックス、英単語)

・絵を描くことでの想像力や観察力

・説明を加えることでの表現力や思考力

・親子のコミュニケーション

 

私たち親子が参加した体験会では、たくさんの親子と一緒にその日のお題の「man」を題材に英語絵辞典作りが進んでいきました。

アルファベットで読むと「エム・エー・エヌ」なのに対し、英語の音と文字の関係のルールであるフォニックスで読むと

「m(ム)・a(ア)・n(ヌ)=man(マン)」

娘と同じ年ごろのお子さんが、それぞれの「man」を描き、ゆう先生からの質問に応える形で、それぞれの思う「man」について説明。絵もオリジナリティーがあり、説明もなるほど!と思うようなアイデアやほっこりするものまで様々でした。

 

肝心の娘はというと・・・

絵と英語が大好きな娘は積極的に参加してくれるはず、という勝手な親の期待に反し、ほとんど参加していませんでした・・・

初めの先生の説明のところで集中力が切れてしまい(短時間でしたが・・・)、さらに、こだわりが強い娘は「man」という題材が気に入らなかったのか、「男の人はヤダ、好きな絵を描きたいの!」とオンラインの画面から外れたところで、ひたすらプリンセスの絵を描いていました・・・

結局、体験会は、ほぼ私一人で参加しました。

以前の私だったら、「せっかくなのに何で参加しないの!」とか、「他のお子さんは楽しめているのに」とイライラし、この方法は我が子には合わない、と早々にあきらめていたかもしれません。

でも、アットホーム留学を学んだ今は、子供の興味や好きなことに寄り添うことで、我が子に合った楽しみ方が見つかるはず、家でやってみよう、と前向きに考えることができました。

②実際に英語絵辞典を作ってみた

英語絵辞典の作品

 

体験会には全く参加しなかった娘でしたが、絵と英語が好きな娘が楽しめるはず、という親の直感はやはり当っていました。聞いていないと思っていた体験会のことも、ところどころ覚えていた模様。

こちらから誘うと、少しずつ描くようになっていきました。

題材については、フォニックスの学習も兼ねてと私が提案する短い単語は、だいたい却下。とにかく娘の描きたい絵が先行ですが、これもマイホームスタイル。絵→英単語→日本語の説明文の順番で進みます。

何でも自分でやりたい娘は、書いた絵の英単語を調べるのも自分で。タブレットの音声機能をつかって、「〇〇は英語でなんといいますか?」と聞いていました。

音声からは時々不正確な答えが返ってくるので、違う方法でやってほしいと思ったのですが、そこはあえてスルーしました。

しばらくすると、我が家でお蔵入りしていた子供用の英語絵辞典を使って、題材と英語を選ぶ技も覚えました。辞典作りでは、英単語への興味に加えて、調べる力や応用力も身に付きます。

毎回、How interesting!  Very nice!  I love it! と声をかけているうちに、初めは誘わないとやらなかったのが、最近は自分からやる、と言い出すようになりました。嬉しい変化です。

そして、娘の作り上げる作品の絵も説明もとてもユニークで面白い。作品が増えるごとに、

最初は短かった説明文も少しずつ長くなり、オリジナリティー溢れるものになっていきました。

平仮名もまだあやふやですが、子供のこの時期限定のユニークな観察力や発想力を垣間見ることができ、親子の会話が広がるMy Own Picture Dictionary。後で見返した時にも親子の大切な思い出になりそうです。

まだまだ試行錯誤が続きますが、これからも娘の好きに寄り添って、我が家流の英語絵辞典作りを続けていきたいと思います。

5 まとめ

お勉強英語にはなかなか興味を示さない子供と、どうやって楽しく英語を取り入れるか。

我が子の得意なこと、苦手なことを一番知っているはパパやママ。スクール任せにせず、子供の興味に寄り添った英語を取り入れることで、子供の英語やる気スイッチをONすることができる。そんなおうち英語の学びの場がほしいと思っていた我が家に大きなヒントを与えてくれたのが、アットホーム留学ティーチャーによる体験会でした。

子供の興味に寄り添った我が子にぴったりな楽しい親子英語の取り入れ方は、アットホーム留学タウンで出会うことができますよ。You are more than welcome to join us!

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Comments

  1. Ayaさん、あれから継続してくださってること、とても嬉しいです!
    絵も説明もとっても上手!
    我が家も、息子の描きたい絵、描きたい単語(言いたい単語)先行で始まること、よくあります♪
    それも、It’s OK!楽しむことが継続の秘訣です♡

    • ゆう先生、ありがとうございます!嬉しいです。
      見ているだけでなく、実際にやってみて本当に良かったです。
      描きたい絵、単語が先行もありなんですね。これからも楽しんでいきます♪

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この記事のライター
Aya
家族:息子(小4)、娘(小2)、夫、私の4人家族。
いつか子供たちと海外で生活してみたい! そんな夢を持ちながらアットホーム留学で学んだ親子の(英)会話に日々挑戦中です☆
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