皆さんはご家庭でどんな英語教育をされていますか。

日本の英語教育が大きく変わり小学校では2020年から、中学校ではその翌年から「新学習指導要領」が全面実施され、その影響が良くも悪くも今後如実にあらわれてくるといわれています。

我が家は春から小中のダブル入学。英語教育改革の荒波にもまれることは避けられないでしょう。
周りのお子さんがどれくらい先取学習をしているのかも気になるし、どんな準備をしておけば迫りくる荒波に沈まず乗り越えられるのか、不安はつきません。

英語は好きでいたもらいたい。
過去に長女を英語嫌いにさせてしまった苦い経験を活かし、最近英語嫌いをアピールするようになった6歳男子の心をつかむべく英語環境作りを実践中です。

一筋縄ではいかない6歳男子との駆け引きを楽しみながら、英語が苦手なママでもできる種まき環境作りをご紹介します。

 

1.身のまわりにある物を英単語で表現する

小学校の授業を通じて習得するべき目標語彙数は、600-700単語程度といわれています。
小学校3年生から始まる外国語活動の目的は「英語に親しむ」ことで、英語で「聞く」話す(やり取り)」「話す(発表)」でのコミュニケーションが中心となります。

短期間で600以上の単語を覚えるのは難しいですが、覚えることも忘れることも早いのが子どもの特徴。
お家にあるものや毎日使う物を英単語で表現するだけで、結構な数の英単語を繰り返し聞く環境を作ることができます

英単語をママが話すだけ。英語が苦手でもスマホがあればいつでもどこでもアッという間に英単語や発音まで検索できるのでストレスもありません。全部を英語のフレーズで置き換えようとするとハードルが上がってしまいがちですが、日本語の中に名詞や動詞を英語に置き換えるだけなら簡単ですよね。

子どもが自然と聞いてしまう環境をつくる。
子どもの知識を確認する必要はありません。意外と知らない単語に出会うことも多く、スキマ時間でできる英語学習にもなり一石二鳥です。

『あぁ…、これなんていうんだっけ… 忘れちゃった。』
「○○でしょ、ママ忘れたの?」

わざとらしい私の独り言に対して地獄耳のツンデレ長男が返してくる瞬間、心の中でガッツポーズ!

2.子どもの好きなことに英語をまぜる

子どもが描いた絵
長男はお絵かきが大好き。特に最近はモンスターをゲットするアニメとゲームにハマっており、暇さえあればおキャラクター図鑑を読み漁り、B4用紙いっぱいにキャラクターを描きまくる日々です。

カタカナやピアノ練習は隙あらば逃げ出すのに、このお絵かきタイムは驚くほどの集中力!
これを使わないと勿体ない。

ネットで検索すれば英語に絡んだ情報はすぐに調べることができます。
しかしここで大切にしているのは、子どもの集中力を削ぐような圧力(英語アピール)はかけないこと。
あくまでも英語はさりげなく添える程度にとどめ、ノリノリの長男の気分を害さないことが重要です。

・このキャラクターは水系だからwater ?なるほど!
・これは石ころなの?岩か!Stone? Rock!
大げさに、驚き楽しそうに、英単語を私が話すだけです。

ある程度絵を描き終えていれば、その絵にどんな物語があるのか簡単な英語フレーズで尋ねることもあります。
・What is he doing ?
・What’s this ? How interesting !
・What color is this ?
・Sooo cute♡ I love this.

描いた絵を熱く解説する長男はキラッキラ。頭の中にある壮大なスケールの物語を聞くのはとても楽しく、相づちやほめ言葉も効果的です。

楽しい気分や好きなことでは、嫌いな英語も拒否感は無いのか「英語やめて」とは言われません。
とても小さな積み重ねかもしれませんが、毎日継続して習慣化するには効果的な環境作りです。

3.子どもの一日の出来事をよく聞く

英語教育改革の背景には、現代のグローバル社会で活躍するためには英語を使う力が必要であり、知識だけではなく思考力・判断力・表現力など、協働できる力が必要だといわれています。つまり、コミュニケーション力は必須であり、このコミュニケーション力の基礎となるのが親子の会話です。

コロナ禍で人と人との触れ合いが減った現代社会では、コミュニケーションをとることに苦手意識を持つ子どもたちも増えています。

How was your day today ?今日はどんな日だった?

どんな素敵なことがあったのか、悔しいことがあったのか、大変なことはあったのか。
自分の言葉で話せる時間を作ってあげられるのはママやパパです。英語で話す力(交渉力や自分を表現する力)を磨く土台に必要なのは、そもそも人とコミュニケーションがとれるかどうかが重要です。

安心して話して良いと思える環境の中で、愛を持って話を聞いてくれる存在がいれば、どんどん自分を表現したいと思える子どもの一面がみえてきます。
親子の愛ある英会話を学べるアットホーム留学では、英語が苦手なママでも無理なく始められるおうち英語環境作りのヒントが満載!興味のある方はぜひご覧になってくださいね。

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この記事のライター
あおい
家族:夫・長女(小4)・長男(年少)・私の4人家族
「毎日伝えているこの言葉、英語だったら何て言うのかな?」子育て英会話を探していたときに、『アットホーム留学』に出会いました。何気ない日常生活で使える英会話フレーズを、おうちスタイルでアレンジしながら親子で楽しく学んでいます。
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