昨今日本のスポーツ界で、
日本と、それ以外の国にルーツを持つ両親との間に生まれた
いわゆる”ハーフ”の選手が活躍していますね。
(英語では”Mixed”と言われています)

 

テニスの大坂なおみ選手、
バスケットボールの八村塁選手、
陸上ではサニブラウン選手、ケンブリッジ飛鳥選手・・・
この秋日本で開催された
ラグビーワールドカップでは、
松島幸太朗選手が大活躍でした。

 

同じく我が家の子どもの
いとこ達も、ハーフです。
ママは日本人、
パパは英語ネイティブの出身です。

 

「《母国語=ママの国の言葉》だから、
日本語がベース」
という方針で、
彼らは日本で、日本語ベースで育ちました。
が、パパは英語で話すので、
当然家庭では、
生まれた時から英語の環境もありました。

ソファで寛ぐ父子

先日、そのいとこの末っ子が面白い事を言いました。

「この頃、英語力が
周りのフツーの中学生と
一緒になっちゃった。」

 

今、パパは単身赴任で一緒に住んでいません。
英語を見聞きする機会が、
普通の日本人家庭と同じくらいに
激減したため、
英語力が落ちた、と。

 

特別に英語の勉強を積んだ訳でもなく、
小4の時に英検4級を満点合格した末っ子。

家庭に英語のある環境にいたときは、
英語に触れる機会があって
理解もできたけれど、
日常的に英語に触れる機会の減った現在、

「フツーの日本の中学生
(クラスメイト)と同じレベル」
になってしまった

と言うのです。

 

その話を聞いた時、
すごく興味深く感じました。

 

身近に英語の環境がある
ということと、
英語の勉強をしている
ということは、

英語力を身に付けるための
手段として、
似て非なるものだ
ということです。

 

当然、日本の中学では教科として
英語を学習しています。
読み書き、聞き話すという
英語力を付けるための学習であるはずですが、

そのいとこの発言は、

英語環境があることで、
より英語力の向上が
見込める

という
実証だと思いました。

 

もちろん、教科としての勉強による
英語の習得も大切ですが、

「使える英語」を
身に付けるための
「環境」を整えること

これを並行して実践していくことで、
本来の英語学習の目的を
達成していけるのかな、
と感じました。

 

現在の学校教育での「環境」では
そこの部分を望めないのであれば、
その役割はどこで果たすのか?

 

やはり、
子どもが親との会話を
抵抗なく出来る世代から、

安心できる環境=家庭の中で、
トライアンドエラーを
繰り返しながら
英語に触れていく
ことが、
まずは土台となると思います。

 

普段の親子の会話に、
ちょっとだけ英語を交えていく。
褒める時や相槌を打つ時、
ひとこと英語で返してみる。

 

そんなプチプチ英会話を取り入れて、
英語力をつける
環境を作っていきませんか?

 

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この記事のライター
あいはら えいこ
家族:専業主婦の私、中2長女茶々、小6双子男子と夫の5人家族
よく笑い、よく泣き、よく食べる東海地方在住のアットホーム留学生です
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