今年の目標は何だったっけ?
怒涛の年度末を乗り越え、気づけばもう6月…。
そろそろ今年の目標に行動を移さなきゃ(思い出さなきゃ)と思っていた先月末、アットホーム留学(親子でコミュニケーションを楽しみながらおうち英語を学べるコミュニティ)のマキ先生が開催する特別講義に参加しました。
開始早々「いよいよ2022年も折り返し地点!」と言われて絶句。
だって私はこれから始めるところだから…
目標がぼやけてしまう、夢なんて思いつかない。
忙しさに追われて何をやったら良いのかわからなくなっている。
そんなことってありませんか?
新しい気持ちで掲げた夢や目標も、いつしかタスクに埋もれて輝かなくなっている。
忙しくて自分と向きあう時間がない。けれど、邪魔をしているのは自分自身?
今回学んだことは落ち気味だったマインドを取り戻すきっかけにもなりました。
心のワクワクが停滞気味なママに読んでいただけたら嬉しいです。
目次
1. 忙しくてもブレずに目標・計画を進めるためのポイント
皆さんは今年の目標をいつ振り返っていますか?
仕事も家事も、定期的な振り返りがあるからこそ方向性を見失わずに進めるもの。
アットホーム留学では、毎週日曜日に朝活が開催されます。おうち英会話を学ぶママたちが集まりそれぞれの目標やテーマ、振り返りをシェアする場となっています。
朝活を継続して約2年くらい経ちますが、日々のタスクに追われると1日や1週間のことは過大評価していまいがち。「あぁ今日も、また今週もできなかった」とアップダウン。けれど1か月単位で振り返ってみると、この1か月を本気で取り組んでこれたの?の問いには、未だYesとは答えられないのです…。
なんで計画通りに上手くいかない?
そもそも、その目標は本当にやりたいことだった?
あれ、私の夢って何だっけ?
今回参加したワークを進めると、夢や目標がブレたりぼやけてしまう原因がみえてきました。
1)自分の本音とタスクを混同しない
年始に親子で参加したマキ先生による『夢マップ』(親子で夢を描く、英会話をまじえたワクワクイベントです)では、自分のやりたいことやワクワクすること、家族の夢もたくさん描き楽しんでシェアできたのに。
けれどその夢に向かって掲げた目標も、数か月経ってみるとちっとも進んでない。ワクワクする気持ちや目指すゴールはどこへ?
その理由は、自分の本音とタスクがごっちゃになっているか、そもそもタスクオーバーだからでした。
「まっすぐ見る」を大事にする。
子どもをまっすぐにみてあげること。
子どもの行動には必ず理由があるからまっすぐに観察してみよう。
今回のマキ先生のワークでの言葉。
まっさきに感じたのは、自分自身にこれができていないということでした。
行動するとき、判断するとき、いつも最初にでてくるのは「ふつうはこうでしょ」「これがあたりまえ」「こうあるべき」といった幼少期から刷り込まれ続けた価値基準でした。克服したと思っていても油断するとすぐ戻ってくる厄介なマイナス思考。
これは本当に私がしたいこと?そのために必要なこと?
「○○したい」がいつのまにが「○○しなきゃ」に置き換わってしまっているのが、今回実践したワークで見えてきました。
子どもの学校行事や習い事、自分の仕事に家事全般。
子育て中のママには、日々やらなければならないタスクだらけ。
夢を叶えるために必要なタスク?日々のタスク?どっちなの?
まっすぐ見れずに、わざわざ難しくしている。
タスクオーバーなのに優先順位が決められない。
このやっかいな思考回路こそ『ドリームキラー』と呼ばれる長年の強敵です。
2)マイナス思考『ドリームキラー』への対処方法
ドリームキラーは手強い存在。なぜなら自分自身を作り上げてきたセルフイメージの一部でもあるからです。「どうせ私は口だけ」「やっぱり私にはできない」「でも忙しいからしょうがない」
やってもいないのにできないことを正当化したり、言い訳を考えたり、もう一人の厄介な自分が出てくることってありませんか?
でもこのドリームキラー、退治するのは時間がかかる。けれど、うまくかわす合理的な方法が身近にあります。
それは、
タスクを上手にこなすための強い味方『Myルーティーン』
まずは、日々のタスクをルーティン化し、効率を上げること。
忙しいママが抱える多くのタスクも、ルーティン化して一つ一つのタスクに無駄をなくせば、余計な思考を働かせることなく行動することが可能になります。妄想で悩む時間こそ最大の無駄!!
実際に、家事等の日々のタスクに何分かかっているのかを調べ、ルーティーン化を進めてみると、マイナス思考が入り込む隙がないので気分が良い!
Myルーティーンの効果
・決まったことをするため余計な思考を働かせることなく実践できる
→悩む時間が減ってストレスフリー
・同じ動きが繰り返されるため行動が洗練され、より効率的に、所要時間が短くなる
→余計なエネルギーを使わず時間がうまれる
決まったことをやるのが嫌い、気分で行動するのが性分に合っていると決めつけ、タイムマネジメントは永遠のテーマ。「これをするにはこのくらい時間がないとどうせ私には無理」という思考が邪魔をし、結果多くのことを後回しにして自分の首を絞めては「やっぱり私にはできなかった」で終わってしまう。あっという間に月日は経って…の繰り返し。
しかし、Myルーティーンが増えると、実は数分あるだけで結構色々なことができちゃう!
うだうだ悩んでいる時間の代わりに、タスクが1つ2つこなせるようになりました。
スマートな時間配分ができるようになると、終わり時間を決めて行動しやすくなり、日常のタスクは効率的にまわります。
過去の偉人も、大成功している方も、Myルーティーンを持っているそうです。
みなさんはMyルーティーンを活用していますか?
3)自分とは違う価値観に触れる環境に身を置く
自分から湧きおこるマイナス思考が少しでも減ってくると、新しいことに挑戦するハードルも下がります。
・環境を変える
・行動パターンを変える
・自分と価値観の違う人と交流する
・苦手なことに取りくむ
慣れた居心地の良い環境から一歩踏み出し、新しい経験値を積むこと。そこで少しでも動くことができれば、その経験値が次の判断基準になり、新しい世界がみえてくると自信が生まれ、決断する力も湧いてくる。
子どもには「失敗したって大丈夫」とたくさんの経験をさせてあげたい。それと同じように、自分自身にも同じ気持ちで応援してあげられるマインドで在りたい。
そんな気持ちにさせられた講義でした。
2.掲げた夢や目標が埋もれないためのマインドを維持する方法
今回の講義では、自分の人生で大切にしたい「人生を形作る8つの項目」を描きだし、それぞれのアクションプランを考えます。この過程で見えてきた自分の気持ちこそ、実はそれがとても大事なポイントであり、日々アップダウンするマインドに影響してことがわかりました。
1)大切にしたいことに共通していること(本質)を探る
「子育て・家族時間」「仕事」「旅行・おでかけ」「学び(自己投資)」「音楽(ピアノ)」「映画・漫画」「環境作り」「自分時間」
ぱっと思い浮かんだ人生に大切な8つの項目を、10段階で評価しライフチャートで可視化します。
8割できていると評価した「子育て」「仕事」「学び(自己投資)」。だけどなんだかしっくりこない。逆に2-5割程度の評価だった「映画・漫画」「旅行・おでかけ」は行動量は少ないけど満足度が高い。
行動量と達成感が釣り合わないのはなぜだろう。しまいには「○○したい」だったはずのアクションプランが、途中から「○○するべき」に置き換わってしまって、描きだしたことがぜんぶ嘘っぽく見えてくる。
頭の固い私にとっては結構苦しいワークでしたが、何度も自問自答。やっと見つけた自分に嘘のないワードは、実は多くの項目に共通する本質的なことでした。
それは、
「子どもが巣立つまでの限られた時間を、家族みんなが幸せと思えるおうち時間を作り上げること」
子どもと同じ場所で過ごせる時間はあと何年ある?
その中で私は何を残せる?
大好きな仕事も育児も勉強も、これが揺らぐと上手くいかない。
全ての根底にある軸ともいえるワードでした。
なるほど。
行動量が少ないけれど、満足度が高いのは、ワクワクしながら子どもとたくさん会話をして、行動して、楽しかった時間を振り変える時間を子どもと一緒に過ごしているから。
逆に行動量が多いのに満足できないのは、バタバタの日常生活と隣り合わせでなんとなく過ぎ去っているから。
隠れた本音は、日常生活の環境を整え、何気ない日常こそ充実させたいという気持ち。
結果、重要な共通アクションプランはいたってシンプル!
『おうち環境を整える』(基本すぎる!)
けれど、ドリームキラーに負けない思考で、自分をまっすぐに見つめたからこそ見えた本音。
そして、いつも意識し続けてきた子どもとのコミュニケーションが、すべての言動力につながっていることも再確認できました。
毎日忙しくて、仕事から帰ってきたら抜け殻みたいだけど、大きな夢と同じくらい日常に落ちている小さな夢も叶えていくことで私は満たされること。
世の中のママたちは「夢って何だっけ」とわからなくなるくらい忙しくて自分のことは後回し。
でも、ちゃんと見つかる本音があるはず。それが見えればあとは行動するのみ。
「どうせ私には無理」と長年の口先断捨離が、急ピッチでワクワク実践できるようになったし、娘にも「ママ今回は本気?」と気づいてもらえました(笑)
まさに思考が変わると行動が変わる!
2)支え合える仲間やコミュニティの存在を作る
継続できている朝活も、今回の講義も、常に前を向いて頑張っているママたちの存在が支えとなっています。上手くいかない日常も、育児で悩む出来事も、まっすぐ向き合おうとするママ仲間の存在の前では素直になれる。
一人で頑張っても続けられなかったことが、安心できる場所で自分の思いを発信でき、ママたちの熱意に触れることで継続する力になる。それが私のもう一つの原動力になっています。
そしてマキ先生はいつも「一人にならないで」と声をかけてくれます。
マインド落ちて一人になりたくなることもある。けれどこの場所には戻ってきたいと思える、そんなあたたかい場所です。ドリームキラーはもちろんいません。
親子で英会話を学びたくて始めたアットホーム留学ですが、英語だけではなく子育てや自分の人生に大きなプラスの連鎖を巻き起こしているのは間違いなし。
子育ては綺麗なことばかりじゃない。心が疲れちゃったり、忙しくて夢なんてわからないと思うことがあったら、一緒に学んでみませんか。
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