さあ2021年が始まりました!わが家には小学校6年生の息子がいるのでこの4月から全国スタートするオールイングリッシュの英語の授業が気になっています。
2021年4月から新学習指導要領にそった授業が行われます。中学、高校と長年英語を学んだにもかかわらず英語が話せない日本人が多いことから、「知識や理解を深めること」から「実際に英語を使って自分の意見や気持ちを伝え合うこと」を英語の授業の中で行っていく。つまり、簡単な英語を使って自分の考えや気持ちを伝え合う英語でのやりとりをしていきます。
私たち親も経験したことのない英語で英語の授業。どんなものなのかわからないけれど、家で準備できることはしてあげたい!そう思っておうち英語を続けています。
英語苦手な親のカタコト英語でも変化が見えてきたのでご紹介します。
1.英語嫌いの小学生のための準備
まずは、英語嫌いな子の英語へのハードルを下げるのに効果抜群&簡単な方法から紹介します。
わが家の6年生の息子はーとんは、英語が嫌いです!正確には3年生の時のローマ字でつまづいたので英語は難しいものと思っています。
また、日本では英語ができなくても困らないので必要ないと思っています。
それでも今後絶対英語はついてまわるので、まずは英語へのハードルを下げるために2018年からおうち英語を始めました。
おうち英語をやってみてわかったのは、英語そのものが嫌いなのではないということです。
勉強の英語はしたくないけれどコミュニケーションとしての英語は受け入れてくれているということ!
つまり、国語は嫌いだけど日本語は話すのと同じということがわかりました。
私が英語のハードルを下げるためにしたのは、テレビアニメに出てくる技の名前や、ゲームのアイテムや技の名前は実は英語なんだよと気づかせてあげること。
はーとんの大好きなアニメやゲームに英語がたくさんあることがわかって英語へのハードルが一気に下がりました。
日本に住んでいる限り英語の必要性は感じないけれども、はーとんも自分が知らないうちに英語って使っていたんだ!ということに気付きました。
2.書くのが嫌いな小学生のための準備
英語へのハードルが下がったら次は英語の音から取り入れてみよう!
わが家の息子はーとんは小学1年生の頃からずっと書くことが嫌いです。書くことがめんどくさいと思っているのと、ノートに鉛筆のこすれる音が嫌いなんだとか…。
だから英語を始めるときも書くのを嫌がったので音から入りました。
同じアルファベットを使うけれども、ローマ字と英語は違うこともフォニックスを学ぶことで理解しました。
フォニックスとは、文字と音つなげるルールのことです。英語を母語とする国の子も小学生でじっくり学ぶもの!
でも日本では学校でフォニックスをじっくり学ぶ機会はありません。
【restaurant】を(レスタウラント)と覚えた私も子どもと一緒に一から学んでいます。こんなルールがあるならもっと早く知りたかったと強く思いました。
フォニックスは中学校に入るまでに(オススメは小学校3年生でローマ字を習う前までに)知っておくほうがいいと思います。
アニメやゲームに出てくる英語が読めるようになると楽しい!
フォニックスを学び始めてしばらくして、書くのが嫌いなはーとんが自らホワイトボードいっぱいにSの字を書いたのは「知ってる!・楽しい!」から。
フォニックスを学んでも、ルール通りに読めるのは7割と言われていますが、中学校に入って知らない単語に出会った時その単語を読めると読めないでは大きく違ってくると思います。
書くのがめんどくさいから嫌だと思っている子やまだ字が書けない小さな子どもさんもフォニックスなら楽しく学べます。
アットホーム留学タウンならフォニックスを動画とテキストで学べます。そして、他のタウン生のおうちでのフォニックス遊びをシェアしてくれているのでおうちで取り入れるときに参考になります。
3.勉強スタイルが苦手な小学生男子のための準備
机に向かってする勉強が苦手なはーとんには、日常会話で文法を学ぶ方法にチャレンジしています。
息子のはーとんは、机に向かってするザ・勉強スタイルは嫌いです。
というより学校で勉強を頑張っているから学校以外ではしたくないという強い意志が見えます。塾はもちろん家でする通信学習も絶対にしたくないと断言しています。
おうち英語の文法のコンテンツも勉強の要素を感じ取るからか動画を見ていても途中で姿を消すこともしばしば…。
そのため、コンテンツは私がみてその内容を日常会話に置き換えてはーとんに伝えています。
オールイングリッシュの授業で先生が何を質問してきているのか分かることはとても重要なこと。全部はわからなくても、何となく質問されていることはわかる状態になってほしくて、文法を意識して日常会話をすることにしました。
英語が得意ではない私からのカタコトの英語でも、はーとんは英語の文法を知らない内に学んでいることがわかりました。
私が意識していることは次の3つです。
1.必ず主語を言うこと
2.動詞を英語で言うこと(わからないときは後からでも調べます)
3.5W1Hを必ず英語で言うこと
「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」
5W1Hだけ英語で話し、後は日本語やカタコト英語でもはーとんは英語を少しずつ理解してるなと感じた出来事がありました。
はーとんは家の中でよく探し物をします。今までなら「かあちゃん帽子どこー?」という言い方でしたがある時何やら英語を話しながら帽子を探していたのです!
は:What is my cap ?
私:What ? 私の帽子は何ですか?
は:あっ What じゃないなあWhere is my cap ? やな
私:Yes ! Where やね(^^)
私:It is on the sofa beside the curtain . Or under the futon !(カーテンの側のソファーの上か布団の下にある)
は:あっあった!Under the Futon にあったわー いってきまーす!
普段から私がWhere is your water bottle ?と聞いているので、それを真似しながら自分の探し物にアレンジして探していたのです。
このフレーズをノートに書いて覚えていたら多分英語を口にしながら探し物はしていなかったと思います。
4.まとめ
ママが英語苦手でも、子どもが英語嫌いでも、英語やめてと言っていてもアットホーム留学タウンのおうち英語なら英語環境を作れます!
3つのポイントを順番に取り入れていくといいですね。
①英語は身近にあることを気づかせてあげる
②まずは英語の音を知る(フォニックス)
③会話でも文法は学べる(机に向かってする勉強スタイルをやめる)
日常の会話の中で、私が少しでも英語を取り入れてあげて学校で出てきたときに「聞いたことある! これ知ってる!」 と思える状況を作ってあげたい!その思いでカタコト英語で話し続けています。
私が英語で言っても、答えはほぼ日本語だけど繰り返してると英語を理解しているのがわかりました。
いよいよ4月から中学生。
学校の英語の授業がオールイングリッシュになるからこそ英語で言われたことを理解しようとする姿勢やリスニングができているのは息子にとってもプラスになるはずです。
会話で文法を学ぶ!を実践すべくこれからも主語と動詞、5W1Hを意識して日常で使っていこうと思います。
フォニックスが気になっている方へ
期間 :2ヶ月(全6回)
次回予定 :1/22〜
対象年齢 :小・中学生とそのパパやママ
期間 :5日間集中講座
次回予定:春休み
対象年齢 :未就学児〜小4くらいまで
Comments
オールイングリッシュの授業でつまずかない為にも、家庭で英語環境が作れれば最高ですね! お子さんだけでなく、親も英語に触れる環境があるのは良い刺激になりそうです。
かわむらさん カタコトでも日常に英語がある環境を作ると親も刺激になりますし、子どもの新たな面が発見できて面白いです(^^)
中学でいきなりオールイングリッシュの授業になって戸惑い、英語を嫌いになってしまう子が増えそうな予感がする中、みきさんのように日常生活で英語を取り入れて、英語を身近に感じる環境があれば、中学でも戸惑わずいけそうですね♪ 3つのポイント参考になります!
きむらさん 中学からいきなりオールイングリッシュ授業で戸惑うと思います!3つのポイント参考になってよかったです(^^)
”国語は嫌いだけど日本語は話す”英語も同じ。深く納得です!
そして日常会話で、主語、動詞、5W1Hを意識して使う!!
自分ごとになっているから習得できるんですね!
あらいさん
コメントありがとうございます!
(勉強の)英語は嫌い&日本では英語を知らなくても全く困らないですから、意識して使っていきます!