これまでの英語教育を大きく変える2020年の英語教育改革。
学校教育が変わるから、英語の習いごと(英語塾や英会話教室)へ行かせて対策しよう、で本当にいいのでしょうか。
小学校低学年ママのアットホーム留学ティーチャーかさいゆう子がオススメする、絶妙な対策。
それが・・・・
おうちでできる!
親子でできる!
「親子の愛ある英会話」です。
授業対策じゃないの?
英語が苦手なママはどうするの?
え、めんどくさい、、、
なんて思った方、
なぜ私が「親子の愛ある英会話」だと言い切れるのか、少し聞いてください。
目次
Ⅰ.2020年教育改革の3つのポイント
まず、2020年教育改革でどんなことが変わるのか、英語だけではなく全体で見てみると、大きく3つの改革が柱となります。
ⅰ.新学習指導要領の導入
新しい学習指導要領が導入で、学校教育の内容が変わります。
今回の変更は、このような力を育成しようとするもの。
– 学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性」
– 生きて働く「知識・技能」
– 未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」
これまでは、知識・技能を確実に習得できているかという点を評価してきました。
今後は知識・技能を習得した上で、それを社会でどのように役立てるのかを「自分で考え、表現し、判断すること」が求められます。そのために「主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)」が授業の中で行われます。
ⅱ.大学入試改革
大学入試改革については、大学入学共通テストと個別大学試験のそれぞれが大きく変わりますが、見送りや延期が決まったこともあるので、ここでは省略します。
ⅲ.英語改革
英語教育の変更は大きく4点あります。
小学3・4年生で「外国語活動」が開始
年間授業時間は35時間で、英語の発音やリズムなどに慣れ親しむことや言葉としての面白さや豊かさに気づくことを目的としています。
小学5・6年生で「英語(教科)」が導入
年間授業時間は70時間で、活字体の大文字、小文字や文および文構造の一部を理解することを目的としています。「外国語活動」と異なり教科であるため、成績評価があります。
中学・高校の英語授業は「英語で行うことを基本とする」
高校ではさらに「論理・表現」の科目が新設され、スピーチ、プレゼンテーション、ディベート、ディスカッションなどを行います。
大学入学共通テストで「4技能評価」が導入
民間資格・検定試験を活用し「聞く・読む・話す・書く」の4技能が総合的に評価されることになっていましたが、
延期が表明されたので、大学入学共通テストでは「読む・書く」の2技能評価になります。
学校教育の変革については、こちらの記事も参考になります!
学校任せでいいの!? AIに負けない子どもを育てる親子英会話
Ⅱ.教育大改革への対策として、愛ある親子の英会話をオススメする2つの理由
英語教育改革への対策として、愛ある親子の英会話をオススメするのには、2つの理由があります。
ⅰ.「英語が好き」の土台を育む
学校の「英語の授業」を学びの場とできるか、苦痛な時間となってしまうかの大きな分岐点は、「英語が好き」かどうかにかかっています。
親子英会話では、日常の「普段の会話」が英語になるので、テキストの中の「他人事」だった英語が、「自分事」になって、よりリアリティが増します。
ここで注意すべきは、日常の会話の中の「子どもの耳に心地良い会話」を英語に変えることです。
小言や叱るときに、英語にしてはダメですよー。
プラスイメージが残るものを英語にしていけば、「英語」そのものも子どもにとってプラスイメージになり、「英語好き」の気持ちを育みます。
プラスイメージが残る英語といえば、ほめ言葉です!
英語のほめ言葉は、1フレーズで言えるものもたくさんあるので、ぜひストックしておくことをオススメします!
ⅱ.安心安全な場所の確保ができる。間違えたって「It’s OK!」
親子の英会話では、「完璧に」「間違いなく」は手放してください。
ママ・パパも、子どもも、どちらもです。
「正しい英語」という知識は、後からいくらでも勉強で手に入れることができます。
が!
先に正しさを求めてしまうと、「英語が好き」「英語で話したい」という気持ちになかなかなれなくなってしまいます。
間違えたって、カタカナ英語の発音だって、「It’s OK!」
口にしたことだけで「Good job!」
そんな「会話の練習ができる安心・安全な場所」を家庭の中に作ってあげることで、
話すことが楽しい
気持ちを届けたい
考えを伝えたい
と思うきっかけをつかめます。
それに、英語だとなんだかスキンシップもしやすくなるというオマケ付き♡
ギュってしながら、英語でほめたり、気持ちを伝えると親子のコミュニケーションが、今よりもっと豊かになりますよ。
Ⅲ.いただきました!英語のほめ言葉♡
親子で一緒に作っているPicture Dictionary(オリジナル英語辞書)では、毎回お互いにコメントしてるのですが、ついにキマシター!
小1息子マスターからの英語のほめ言葉♡
私が毎回マスターのノートに書いてるほめ言葉から好きな言葉を自分で選んで、マネして書きました!
Well done!
I’m extremely happy!!
親子英会話はまさにチリツモです。
すぐに劇的に目に見える変化はないかもしれない。
だけど、確実に、着実に、少しずつ、積み重なるものがある!!
これが、英語教育改革への絶妙な対策になります。
Comments
教育改革…って言葉を耳にすると不安な気持ちになるけれど、家で、親子での会話のチリツモでいいんですね!不安が解消されました。
「教育改革」という言葉だけにとらわれずに、「大事にすること」の軸をしっかり持ちたいですね!