フルタイムで働いていると、家で子どもと過ごす時間は多くありません。
家事に追われながら、限られた子どもとの時間をいかに過ごすか。
みなさんも、そんなお悩みはありませんか?
親子の時間を充実させたいと願っていたはずなのに、
子どもが成長するにつれ、時間がないからと指示や確認ばかり。
親子の会話が消滅しかけたとき、アットホーム留学の子育て英会話に救われました。
時間との葛藤と、英語ができない私に何ができるのかという不安。
そこから始めた愛ある親子の英会話は、
思春期女子との親子関係を軌道修正する、大事なターニングポイントとなりました。
そんな我が家の取り組みと変化をご紹介します。
目次
1.家庭の中に英語を。英語コンプレックスだった私が育児の中で思ったこと。
フルタイムだとしても、私が英語を話せなくても、子どもには良い環境を届けたい。
特に英語コンプレックスだった自分自身の気持ちから、
「私のように英語を嫌って欲しくない。こどもが英語を好きになる環境を作りたい。」
おうちでもできる英語教材を探し始めたのは、長女が1歳のときでした。
職場や保育園までの移動時間(スキマ時間)に実践できること、
娘と一緒に楽しめることを条件に当時私が選んだのは、某社のオールイングリッシュ教材。
だらだら悩んでしまったこともあり、
我が家のおうち英語がスタートした頃は、長女も2歳になっていました。
それでも、耳からどんどん吸収していく姿がとても新鮮で、
子どもと一緒なら英語への苦手意識も薄れていくことがわかりました。
2.子育てに使える英会話を発見!アットホーム留学との出会いと、過干渉になり始めた自分との葛藤。
長女6歳の時に、長男が誕生しました。
娘は購入した某社の英語教材がお気に入りで、
英語ソングをペラペラ歌ったり、英単語も遊びながら覚えるようになっていました。
しかし私からのアウトプットは少ないため、ほぼ教材に頼っている状態。
これではこの先に進めない…。
長男の誕生をきっかけに、子育て英会話を探し始めます。
日々の生活で使える、心のこもった表現が知りたい。
あれこれ探した末に出会ったのは、
サンシャインマキ先生の365日無料メール講座「スマホで学ぶ 感性を磨く子育て英会話」でした。
マキ先生からのメッセージには、子育てに関するフレーズがたくさん!
「こんなとき英語だったら何て言うのかな?」
「この気持ちを伝えたいな」
自分で調べた英語の表現が、果たして本当にリアルな状況に使えるのかがわからない。
そんな私にぴったりの、マキ先生のメルマガでした。
子育てしている人は誰でも思い描けるシチュエーションと、音声付きのフレーズ。
英語ができなくても、すぐに実践することができました。
「Good morning! 起きる時間だよ♡ It’s time to wake up♡」
(毎朝必ず使う言葉。優しく伝ええて気持ち良くその日をスタート!)
「なんて可愛いの! You are so adorable!」
(子どもが生まれてから何百回も伝えている大好きな言葉。)
「よく気が付いたね!Great discovery!」
(小さい頃はどんな些細なことも、大げさに褒めたくなる!)
何度も子どもに伝える言葉だからこそ、心に残る。
繰り返し使うことで自然に口から出てくるようになる。
もっと英語を学び直したい気持ちが強くなり、
アットホーム留学つうしん講座(現在はアットホームタウンとなっています)に進みました。
つうしん講座では、マイホームスタイルを考え実践できるコンテンツがあります。
おうち環境でも生きた英語を学べることにワクワク。
簡単なフレーズを日々の生活で声に出してみることで、
子どもからも英単語が出てくるようにもなりました。
しかし、この時期長女が小学校に入学。
学校行事や勉強が始まり環境が大きく変化します。
「○○はやったの?」「○○したら?」「○○は大丈夫?」
確認や指示が増え、彼女の気持ちは置いてけぼり。
本当はもっと娘の成長・変化を一緒に喜びたいのに、
一方的な会話が増え、思うようにいかない日々にイライラがつのります。
あっという間に育児休暇は終わり、子どもと過ごす時間が激減。
生活のペースに慣れるまで毎日必死。つうしん講座も滞りがち。
「英語やらなきゃ…」の思考で学ぶ英語は、それまでの楽しさよりも苦しみが増え、
英語への苦手意識も舞い戻ってきました。
時間がないことを理由に子どもへの指示的な会話はさらに増え、
長女との会話は弾むことはありませんでした。
気が付くと、長女は学校の出来事をあまり話さない子になっていました。
3.子どもに寄り添うって難しい!「ほめ言葉」と「あいづち」からの再スタート。
長女が高学年になる頃、
会話をふっても、お決まりの言葉しか返ってこなくなりました。
「うーん。何もないかな。」
「ママ、次何したらいいの?」
「ママ決めて」
「えぇ?わかんない…」
そんな返事ばかりの娘にさらにイライラする一方で、
どうしてこうなってしまったんだろう。
小さな頃は、おしゃべりな子だったのに。
振り返って行きついた原因は、私の「過干渉」でした。
そんなことくらい自分で決めなさいと返しているのに、
そうさせてこなかったのは私自身。
フルタイムで時間に追われるように過ごしてしまった中で、
会話の内容はほぼ指示することに置き換わっていたのです。
強い危機感を感じながらも、『子どもに寄り添う』ってどうやるんだっけ…
寄り添うことを意識していても、つい口が出る。
「ママ!なんで先に言うの?やろうと思ってたのにやる気なくなるわ!!」
何度も長女を怒らせては、イライラと反省の繰り返しでした。
小さい頃のようにありのままの娘を受け止めたい。
頑張っているのはわかるのに、どうして認めてあげられないのだろう。
あれこれ探し回っていた子育てのエッセンスも、
イライラが一時的に解消されるだけて長期効果は得られない。
そんな時、モヤモヤの突破口となったのはマキ先生の言葉でした。
「比べるなら昨日の自分。他の誰と比べても意味がない。」
私自身に向けられたその言葉が、心にグサリと刺さった瞬間でした。
やるべきことはシンプル、私の返答を変えること。
娘からどんな言葉が返ってきても、
まずはこれ!と決めて、やってみる!
それが、「ほめ言葉」と「あいづち」でした。
「それ、いいねぇ!That sounds nice!」
(今まで「ふぅん。あ、そうなの。」と返していただけだった。)
「良い質問だね! Good question!」
(そんなこともわからないの?って言いがちだった。)
「よかったね♡ Good for you♡」
(ながら作業をやめて、目をみつめて伝えるようにした。)
「へぇっ!それで? Oh, wow! And then?」
(聞き返すと、たくさん返事が返ってくるようになった。)
すれ違いで会話がなかった日はお手紙を書きました。
「あなたってほんとに素晴らしいよ。I’m soproud of you♡」
「そのままのあなたが好き。I like the way you are.」
大好きな言葉を伝えました。
効果は驚くことばかり!
「わかんない。」は減り、「ねぇママ、聞いてくれる?」が増えました。
聞かなくても返ってくる言葉から、その日の出来事や心境を感じることができるようになりました。
そしてもう一つの大きな変化は、気持ちに余裕が生まれたことです。
親子の会話が充実すると、子どもと時間を共有できている、寄り添うことができていると思る。
「やらなきゃ英語」から卒業し、親子の時間にどれだけ英語を落とし込めるか。
相手を変えようと求めるよりも、まずは自分が楽しんで実践すること。
娘も思春期に突入し、あれこれ悩みながら過ごせるのもあと数年。
親子の時間を大切に、家庭の中で(英)会話をもっと楽しめるよう取り組んでいきたいです。
・大切なのは多くの時間ではなく寄り添う気持ち。
・否定しないことでプラスの連鎖が生まれる。
・親子の時間に使える英語を入れること。
・ほめ言葉とあいづちは魔法の言葉。
・相手の変化を求める前に、まずは自分が楽しむこと。
