親子の会話が英語の教材になる!子どもたちの英語力がぐんと伸びる!アットホーム留学しつもん力セミナーでは、卒業後も引き続き学ぶ機会が得られる再受講制度があります。しつもん力セミナーをすでに卒業した私ですが、このありがたい制度を活用して今も対面やZoomでセミナーを再受講しています。

一度学んだ内容の復習となるのですが、忘れている部分を再確認できると同時に、毎回新たな発見や気づきがあるので、何度受講しても必ず学びがあります。そして、再受講の一番の魅力は受講生によるプレゼンテーション!一度として同じ内容のプレゼンはありません。

初めてプレゼンをされる方もいれば、2回目の方も、3回目すなわち4ヶ月間の受講期間を経て最後のプレゼンをされる方もいます。家族構成も違えば子どもの年齢も様々な人たちの集まりですが、どの方のプレゼンからも子どもへの想い、会話を振り返る姿勢、家庭での英語の取り入れ方など、たくさんことを学び感じることができるのです。

セミナー中のプレゼンテーション風景

そして続けて再受講をしていると、受講生の成長や変化を目の当たりにできます。今回、昨年しつもん力セミナーを卒業されたM.A.さん(8歳女、4歳男、1歳男のママ)の4カ月の軌跡をまとめました。

1. しつもん力セミナー受講前にMさんが悩んでいたことは?

Mさん一家は以前アメリカに住んでおり、8歳の長女Mちゃんは2歳半~4歳半までアメリカのプレスクールに通っていました。そのため英語に抵抗はないものの、帰国してすでに4年がたち、アメリカに住んでいた当時はペラペラとネイティブのように話していたのに、いつのまにかアウトプットが出にくくなっていました。パパと遊ぶ時に英語を使ったりはしていましたが、MさんはこれからどうやってMちゃんの英語力を伸ばしていけばよいのかと悩んでいました。

また、4歳の長男Kくんについては、アメリカ生まれのアメリカ人ではあるけれど英語はぜんぜん…英語が話せないアメリカ人というのも…、英語が大好きになってもらいたいけれど、今後どうやっておうちで英語を取り入れていけばいいのか、と同じように悩んでいました。

そんな時、Mさんはアットホーム留学プロデューサー サンシャインマキ先生の個別相談を受けられました。

個別相談でMさんは、英語も大事だけど、英語だけではなくどんなふうに家で会話していくか、どうやって考える力を育てていくかが大事だと気づきました。どうしても時間がなくてイライラしてしまう時があり、そんな時でも子どもの気持ちを潰さない声かけ、子どもと心が通じた会話をしたい、そして自分のやりたいことを見つけて幸せに生きていくために、子ども達の考える力を養い、自立して生きていく力を育てたい、と思いしつもん力セミナーの受講を決めました。

1歳次男Kくんについては、M.A.さんと長女Mちゃん・長男Kくんが楽しく英語を使っているのを間近で見ながら、自然に取り入れていってくれればいい!と思っていました。

スタート地点

2. <受講1ヶ月目> ”興味”から会話が広がる英語の質問ができるように! 

初回の受講を終え、たくさんほめるワードを使って、英語でいっぱい褒めることからスタート!Mさんは英語で話した後、日本語で楽しく語りかけるように心がけました。

また、この回のテーマが”興味”だったので、子ども達の興味や好きなことにとことん寄り添うことを念頭において、子ども達を観察し、会話を広げてみました。

会話をしながら、「あなたはどんな気持ち?」と子どものその時の気持ちを聞くことも重視しました。また、葉っぱやお水を触った時など、「どんな感覚?」と、五感を使って表現してもらうようにしました。

「こんな会話ができて、ママうれしかったよ、ありがとう」と伝えるように心がけ、英語を取り入れ、しつもん力を頭に置きながら毎日を過ごすようにしました。

すごくいい!長女Mちゃんにした英語でのこの質問!

長女Mちゃんのことをよく知りたかったので、 “What makes you happy?” と質問してみました。Mちゃんは「好きなことをしている時」「得意なことをしている時」が大好きだと答えました。自分はこれができると知ってうれしくなるから、と。

HAPPYな少女

そんなふうに思うMちゃんのことを知ることができて、Mさんはこの質問をしてとてもよかったと感じました。Mちゃんにとっても、自問自答し自分について考えるきっかけになったので、Mさんはこの質問ってすごくいい!大事!と心から思ったのでした。

また、Mちゃんは一輪車、歌うこと、ダンス、体操が好きなので、Mさんはここから会話を広げていきました。

しつもん力セミナーで行ったある画像についてのしつもん作りを、家ではMちゃんの好きなものでやってみました。”好きなもの”の画像で会話がいくらでも広がることを実感でき、いろんな単語が学べるし、おもしろい!と気づきました。

長男Kくんとは英語のこんな質問で会話が広がった!

長男Kくんには、英語→日本語か日本語→英語、どちらが効果的か思案しながら、日本語と英語を交えて会話をしていきました。Kくんが好きなものは、戦いごっこ。戦いごっこを英語でできたらKくんも英語にはまるかも知れないと思い、Mさんの今後やってみたい課題の一つとなりました。水遊びでも英語を取り入れてみました。

また、手遊びで “Which hand is it in, right or left?” や“What’s inside my hand?” 手の中に何が入っているか聞いてみると、Kくんも乗ってきて想像と空想ごっこが広がり、楽しくいろんな会話ができたので、小さい子との会話を広げるのに効果的な質問だと思いました。

他には、焼きおにぎりを食べるたびに「何の形に見える?」と考えてもらったり、実験として、描けなくなったクレヨンの使い道を考えてみたりもしました。

<Mさんの目標>
空想的な会話をもっとしていきたい。
自己肯定感を上げていきたい。

3. <受講2、3ヶ月目> ”交渉”から子ども達が交渉上手に!

受講2~3ヶ月目には、子ども達の〇〇したい!という思いに対し、Mさんは講座で学んだテーマの”交渉”を念頭に置いて声かけをしました。また、一緒に会話ができて(一緒に行けて、一緒によいものが作れて)ママはうれしかった、ありがとう、と感謝を伝えるようにして過ごしてみました。さらに、今の気持ちや五感を使って感じたことを話すようにしました。

夏休み中だったので、<仮説⇒検証⇒考察>で”考える力”を伸ばしたいと思い、実験をあれこれやってみました。実験を通じて、感想、反省点など、自分の考えや感じたことを話す場を持つことができました。

長女Mちゃん、意見を出し合う会話の楽しさに気づく!

そんな生活を続ける中、長女Mちゃんは意見を出し合う会話の楽しさに気づきました。自分の希望を叶えるためには、交渉をして理由を含めた自分の考えや意見を言い、相手の意見も聞いて相手を理解し、納得させることが必要だと感じたようでした。

弟のKくんと共通の希望をママに伝えるときには、Kくんにも自分の希望をちゃんと伝えるように促す場面もありました。

一方英語については、抵抗はないものの、アウトプットする機会が少ないのが悩みでした。気分が乗ると英語で対応してくれるけれど、うまくアウトプットできないと面倒くさくなってしまう様子が見られました。

長男Kくん、自己肯定感がアップ!次男Kくん、英語が出始めた!

長男Kくんは、アルファベットに興味を持ち、あれこれ書き連ねる様子が見られました。”Yes/No” や ”Are you OK?” など英語で少し話すようになりました。「カブトムシを飼いたい!」という強い思いから、反対するパパを「交渉」でなんとか説得することができ、それが成功体験となり、自己肯定感アップにつながりました。

そして次男Kくんは、一人遊びをしていて一段落つくと、”オッケー”などと言いながら次の作業に移るようになりました。

<Mさんの目標>
英語でも日本語でも楽しく話せる機会を増やしていきたい。
実験をもう少しやって考察力などを伸ばしていきたい。

4. <受講4か月目> ”環境”から会話がどんどん広がるように!

講座で前置詞を学んだので、前置詞を使って宝探し。家のあちこちに朝食メニューを隠し、全部見つけられないと朝食一式が食べられない、というミッションを家族全員でやってみました。

前置詞はイメージでとらえておくことが大切!と感じ、それぞれの前置詞のイメージを表したカードを作り、ラミネートしてカードファイルにしました。そしてそれを使いながら子ども達と一緒に片づけをやってみました。そして、月1回ほどだった実験を毎週1つやる!と決意して実行し、楽しく取り組むことができました。

自分から気持ちや考えを話してくれるようになった長女Mちゃん!

英語は好き!本も好き!なMちゃん。でも、思ったことが思いっきり言えないもどかしさを感じていました。(Listening, Reading > Writing > Speaking)

そんな中、Mちゃんによい変化が!今までは質問してもあまり話してくれませんでしたが、Mさんから聞かなくても、「ママ~聞いて~!〇〇はこう思うんだ~。なぜならね、〇〇だから」「今日こういうことがあってね、こういう気持ちになったんだ~」などと、自分の気持ちや考えを自ら話してくれるようになりました。

また、“If you were 〇〇〇…” (もしどこでもドアがあったら…)の空想ごっこから、想像力に富んだ面白い会話を広げることができました。

花畑の中の幸せそうな少女

長男Kくん、空想ごっこで会話と世界が広がる!次男Kくんはまねっこ上手♪

長男Kくんについては、英語の進歩はそれほどでもありませんでしたが、Mちゃんと同じく、“If you were 〇〇〇…” (鈴虫、車を作る人、など)の空想ごっこで会話が広がりました。

マキ先生からのアドバイスで、「ママだったら~がいいな」などとママの意見を言いながら話すと、子どもも自分の意見を言いやすいことを感じました。「〇〇って何?(ガスメーター、自給自足、など)」とKくんの中で日常にあふれているいろいろなものに疑問を持つ機会が増え、世界が広がった様子が見られました。

次男Kくんは、楽しむだけではなくオウム返しのまねっこぼうずで、お兄ちゃんのまねをしたり、幼稚園で歌っている英語の歌をちょっと口ずさむようになりました!

5. <受講後> Mさんが実感された自分自身の変化とは?

そしてこちらが、Mさん自身が実感されたセミナーbefore/afterの変化です。

セミナー受講前

時間がなくてイライラしてしまう時なども多かったし、子供が自分の考えをいう前に口を出してしまったり、考えさせずに教えてしまうことも多かった。

子どもたちも、今日あった出来事などを聞いても、‟わすれちゃった~”とか‟わかんない~” ということが多かった。

セミナー後

・子どもを大げさに褒めることが多くなった→嬉しそうだし、自分から話してくれるようになった。

・子ども達の‟興味”に寄り添い、今彼らが好きなことに心を傾けるようになった。子ども達との会話が広がるし、楽しくなった。

・子ども達も、〇〇したい!とただ要求するだけではダメ、と気づき、ママに何かを頼むときには、理由を含めた自分の考えを言って、ママを納得させることが必要と感じたよう。→意見を出し合う会話の楽しさに気づいたよう。

・子ども達が、自分から、今日の出来事や嬉しかったことを話してくれるようになった。

・今までも、たまに実験などを家でやって、楽しんでいたけれど、セミナーを始めてからはそれを文章にして残すことで、より深く考えるようになった。意見を出し合うようになった。

・実験の際に、最初に仮説を立てて考える→検証してみる→結果について考察してみる、の流れですすめることができるようになった。

6. 終わりに

さて、Mさんの4か月の軌跡はいかがだったでしょうか。

3人のお子さんがいながら毎週実験をしたり、子どもと一緒に楽しみながら英語や考える力をつけることをたくさん生活の中に取り入れられたMさん。とてもステキだなと思いました。お子さん達のそれぞれの変化もうれしいものばかりでした。

特に長女Mちゃんが、自分から自分の気持ちや考えをMさんに話してくれるようになったのは、素晴らしい変化だなと思いました。MさんがいつでもMちゃんの想いをちゃんと受け止めようとされていた証だと思います。

heart-car

Mさんは、子ども達の興味に寄り添うことの大切さを身をもって実感されました。私もしつもん力セミナーを受講して、同じことを強く感じました。子どもの興味や好きなことを否定せず、興味を持って聞いてあげると、どんどん会話が弾みます!

ママが聞いてくれる、自分の好きなものに興味を持ってくれる、そう感じられることが子ども達にとってとてもうれしいことなのだと。だからもっと聞いてもらいたくなり、話をしたくなるのでしょう。

たった4ヶ月。されど4か月。Mさんにとってもお子さん達にとっても、この4カ月はとても大きく変化した4か月だったと思います。そして、Mさん親子はこれからも温かく楽しい親子の会話をどんどん重ねていかれることでしょう!私もそんな親子の会話をこれからもたくさん重ねていきたいと思います♪

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Comments

  1. […] そのため、親子で一緒に学ぶウェブコンテンツの他に、悩みや各家庭での取り組みをシェアするオンラインコミュニティや、子どもの「英語力」「思考力」、さらに「英会話力」「創造力」を伸ばすためにママ達が学ぶセミナーやキッズイベントもあります。(詳しくは記事末をご覧ください) […]

  2. 待ってましたーーー!!Bravo!
    たくさんのママたちに幸せな親子英会話届けていきましょう!

    • マキ先生、コメントありがとうございます!
      幸せな親子英会話が日本中に広がれば、ありとあらゆる問題が解決されると思います!幸せいっぱいの日本へGo!!

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Writer

この記事のライター
きむら かずよ
家族:高1長男(バスケボーイ)、中1次男(釣りボーイ)、夫の4人家族
アットホーム留学に出会い親子の会話が変わりました。ここから幸せな親子が増えていくこと間違いなし♡たくさんの親子に愛ある会話と幸せを届けたいです!
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