夏休みや冬休みといった長期休暇もなく、バランスの良い昼ごはんをずっと提供してくれていた保育園。それが小学生になると一転し、学校が無い日は学童にお弁当を持参する必要があります。子供が保育園時代には、遠足などの行事を含め、年に3回程度のお弁当だけ。それが急に毎日お弁当が必要になったことは、時間といった問題よりも精神的な疲労感が多かったように思います。

しかし、学童2年目、娘が小学2年生になると、その問題は一気に解決。子供は自ら「私がお弁当をつくる!」と言い実践。更にはパパのお弁当日を作る日も加わり、私の負担は一気に激減しました。

この記事は、英語・会話・子どもが苦手だった私が、アットホーム留学に入学することで手に入れた 親子の英語力、コミュニケーション力、子供の自立心、親子関係についてお伝えしています。 (アットホーム留学とは、親子の会話を通じて楽しみながら英語が学べ、おうち英語が我が家の当たり前になるメソッドが満載のコミュニティです。)

学童1年目には負担に感じていた学童弁当ですが、このアットホーム留学のメソッドを取り入れた会話を続けることで、学童2年目の現在は、小学2年生の娘が自分でお弁当のメニューを考え調理、盛り付けをするところまで、1人でできるようになりました!

ちなみに、娘は小2ですが、年中の息子にも同じ手法を実践中!息子の様子を見ていると、小学1年生でも十分お弁当が作れるな、と感じています。

さて今回の記事では、子供が自分のお弁当を「作りたい!」とチャレンジしたくなるためのステップ『調理編』を、一緒に使える英語フレーズと共にお伝えします。

夏休みの学童お弁当作りをラクに!小学2年生が「私が作る!」となるまでのステップ ~盛り付け編~
こちらの記事も併せてご覧ください。

①お弁当へのハードルを下げる

すでに料理を良くされる子供でしたら調理することに抵抗がないかもしれません。しかし、急に「お弁当作って」なんて言われたら、ビックリしてしまうかもしれません。まずは「お弁当って簡単!」「やってみたい!」といった気持ちになるように、お弁当へのハードルを下げましょう。

例えば我が家では
・おにぎり2個+ミニトマト
・のり弁+お惣菜の唐揚げ+冷凍枝豆

おにぎり

といった、手抜き弁当も何度か登場しています。調理が難しくてもおにぎりが作れれば大丈夫、おにぎりも難しかったらご飯を詰めれば大丈夫!といったように、お弁当へのハードルを下げておくことをオススメします。4歳の息子は、まだ三角に握るのは難しいようですが、おせんべいのような平たいおにぎりを作っています。

②今できることで作れるメニューを考える

今、全く調理ができなければ、冷凍食品+冷凍枝豆+ミニトマトでもOK。ハサミが使えるなら、竹輪やソーセージなどの練り製品を切ってもいいし、野菜も切れます。
電子レンジが使えるなら、調理はもっと広がります。

「I need your idea」アイディアが欲しいな
「Let’s think together」一緒に考えよう!

こんな声かけをして、子供が今、何ができるのかを知って、それに合わせたメニューを一緒に考えてみてください。子供が「それならできそう!やってみたい」となったら、

「Why don’t you try making lunch box?」 お弁当作ってみたら?
「You can do it!」君ならできるよ!

と声をかけ、あとは実践に繋げましょう!

③子どもが調理に興味をもつための工夫

①②のような考えは念頭に起きつつ「子供がきちんと調理して、お弁当作ってくれたらいいな!」と、思っていたら、子供が調理に興味を持つように工夫してみましょう。これは、英語と一緒で絶対コレ!といったパターンは無いと思うので、我が家でやっていることをお伝えします。

一緒にスーパーに行く

宅配スーパーは便利で我が家も使っていますが、時々、子供とスーパーに行くようにしています。旬の野菜を知ったり、子供と一緒に冷凍食品を選んだり。買い物=めんどくさいではなく、買い物も一緒に行くと楽しい場所、と思えるようにしています。

子供専用の調理器具を用意する

小さな調理器具は、子供にもピッタリのサイズですし「自分専用の器具」ということがより調理への興味をアップさせてくれます。100均に可愛いモノもいっぱい売ってますので、子供が自分で選ぶとより良いかもしれません。

料理教室に参加する

地域のイベントや教室、最近ではオンラインでも料理教室に参加することができます。同じ年代の子が、自分と同じように調理するのを見てやる気がアップしたり、先生の褒め言葉で子供の意欲もぐんぐん育ちます。

調理本を用意する

娘専用の調理本を用意したことで、娘の料理熱は加速!休日や夕飯時に料理本を見ては「私が夕飯作る~」といってつくってくれます。

ひとりでできる子どもキッチン

娘が使っているオススメの調理本がこちらです。フリガナがふってありますし、子供1人でできるレシピがたくさん載っています。大人の調理本には載っていない、細かいアドバイスや調理器具の使い方も載っているので、非常に助かっています。

中火で8分

こちらも料理初心者にはピッタリの調理本です。野菜:肉or野菜:塩分の比率通りに材料を準備し、中火で8分煮れば料理ができる、という魔法のようなレシピです。どんな食材でも、この比率と加熱時間を守れば調理できるので、子供だけでなく私も夕飯のメニューに取り入れてたりします。フリガナがないので、子供が読むには難しいかもしれませんが、比率を覚えれば自分で素材を計量して料理が作れます。

全てに共通する大事なポイント

アットホーム留学では、子どもの自己肯定感を上げ、自立心を育てるために、次の3点を意識した会話を大事にしています。それが、

1、教えない
2、否定しない
3、褒める

ということ。これを軸にした会話は、子供のチャレンジ精神をぐんぐん伸ばし、自ら「やりたい!」と言う意識が芽生えます。特にお弁当作りは子供が自ら考えるポイントや褒めポイントが満載ですから、子供のチャレンジ精神を伸ばすにはピッタリの方法です。

今すぐ1人で調理できるようにはならないかもしれませんが、1つずつSTEPをクリアすることでお弁当作りも夕飯づくりも任せられる子になります。ぜひ、1つずつチャレンジしてみてくださいね。

「教えない」ってどうするの?
どうしても「否定」してしまう。
子供の自己肯定感の低さが心配

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この記事のライター
mika
家族:長女(小1)& 長男(年少)
子供を「愛する」ってどういうこと?自問自答を繰り返した私が、いつの間にか「I love you」が日常に! 子どもへの声掛けが変わったら、家族にも自分にも「It’s OK」が出せ、心がラクに!
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