未就学児の子供を持つワーママにとって、朝の出発までの時間は戦いです。

我が家は4歳と2歳の男の子2人がいますが、4歳長男の寝起きが悪く苦労してきました。

いろいろな対策を調べ、試行錯誤してもなかなかうまくいかなかったものの、今はママのちょっとした意識と工夫で戦いの朝が楽しい朝に変わりつつあります。

そんな我が家の工夫と変化をご紹介します。

1 寝起きが悪い長男との朝

あくびをする男の子

我が家はリビングから続いている部屋で家族で寝ていますが、自分から目覚めた場合も、こちらが起こした場合も、大抵「やだ~!!!」「ママも寝てよ~!」「ママが来てくれなきゃやだ~!!」と悲痛な叫びから朝が始まっていました。

子供の寝起きの悪さの対策について調べると、まずは早く寝て睡眠時間を確保する、規則正しい生活をする。等が解決策として出てきます。

睡眠時間は共働き家庭の生活でできる範囲で確保しているし、食事の時間や生活リズムもできる範囲で整えています。

それでも、寝起きが悪いものは悪い。

好きな音楽をかけてみる。窓を開けて光を入れる。好きな食べ物を朝ごはんに作って誘う。

いろいろ頑張って試しているのにうまくいかず、ママのイライラはさらに強くなる一方でした。

どうしてうちの子にはきかないんだろう?じゃあ、我が子が寝起きが悪いのはどうしてなんだろう?

対策を調べるよりも、子供をしっかりと観察することで、2つのステップで解決策を導き出すことができました。

2 寝起きが悪い子供への対処法①「ママがいない!」への対策

ハグする親子

長男の寝起きを冷静に観察すると、寝起きに怒りながら言うセリフはたいてい「ママも寝て。」「ママがここに来て。」という言葉でした。

それに対して以前の私は、家事をしながら、「ここにいるよ~!」「こっちにおいで。」「ママご飯作ってるから、ここにおいで~。」と声をかけていました。

優しく声をかけて誘っているつもりでしたが、長男の気持ちには寄り添っていなかったことに気付きました。

朝は1分が惜しいくらいに忙しいけど、まずは彼の気持ちに寄り添うことを決めました。

自分がこれまでより少しだけ早起き&準備の段取りをして、長男が起きたら、まず彼の元に行く。

「ママがここに来て~!」に寄り添い、「来たよ~!おはよう~!」とハグして触れ合う時間を作る。

それだけで、朝の悲痛な叫びがおさまりました。

夜寝つくときは横にいたはずのママが寝起きに横にいないことに、不安を感じているのが彼の今の寝起きの悪さの1番の理由だったのだと思います。

3 寝起きが悪い子供への対処法②~切り替えのアイデア~

お天気カードをめくる子供

しかし、そこから、支度に動き出せるかと言うと、また話は別です。

「さぁ、トイレに行こう!」「朝ごはん食べる準備するよ!」等と声をかけても、なかなか動き出しません。

目を覚ますために歌を歌ったり、テレビをつけたり、お天気チェック係をお願いしたり、目の前の長男の反応を観察しながら、いろいろと気持ちを切り替えられることを探しました。

そんな中で、「自分のお仕事があるとやる気を出してくれること」「天気予報を見るのが好きなこと」が分かったので、まずは、朝、お天気をチェックして、カードで表示する役目をお願いしてみることにしました。

楽しめるようにお休みの日に一緒にカードも作りました。

お布団で少しお話をした後、「さぁ、早くトイレに行くよ!」の代わりに、「今日もお仕事お願いね!」「今日の天気はどうかな?カードお願いね♪」等と声をかけることで、「そうだった!」と自ら動き出せるようになりました。

しばらくやっているうちに、今度は、日付や曜日もプラスしたり、数字を書くことにはまり始めたら、マグネットで替えていた日付を自分で書く方式にしたり、少しずつ、長男の朝のお仕事をより楽しめるようにアレンジをしてきました。

ここまでくると目が覚めてくるので、トイレに行って、朝食へとスムーズに動けることが多くなりました。

4 寝起きが悪い子供への対策は親子(英)会話での学びから

私がこの方法を試してみるに至ったのは、親子(英)会話のアットホーム留学のしつもん力セミナー、アイデア力セミナーでの学びがあったからです。

しつもん力セミナーで子供の気持ちに寄り添うことの大切さ(このケースでは、どうして寝起きが悪いのか、目の前の子供を観察することで理解し、子供の想いに寄り添うこと)を学び、

アイデア力セミナーで、目の前の子供との会話、子供の興味から発想を広げることの大切さ(このケースでは、子供の「好き」を発展させて、子供が気持ちを切り替えられる朝の習慣を取り入れること)を学びました。

忙しい朝の対策といっても、結局ママが早起きして時間を作っているだけじゃん、と言われてしまえばそれまでですが、朝の10分間を段取りすることで、お互い気持ちよく1日をスタートすることができるのであれば、その10分間を作る価値はとても大きなものです。

そして、朝の習慣となった日付、曜日、お天気のグッズは英語もプラスしてオリジナルで作り、子供のご機嫌対策のこの時間をママとしては親子英会話を楽しむ時間と考えることにしました。

曜日や月の名前、天気の表現、テキストを見て暗記をしなくても、繰り返し毎日出てくるので、4歳の長男は自然に習得しています。

そして、数字の英語表現はすでに知っているので、10月はOctoberと書くと、「違うよ!Tenだよ!」と言ったり、8日はeighthと言いながら書いていると、「eightじゃないの?」と言ったり、自然な会話の中の気づきから、たくさんの学びが生まれます。

お天気も、「台風がきてるから台風も作らなきゃ!」「夜は暗いから、暗いも作って!英語はなに?」等、子供の興味に寄り添ったママのオリジナルだからこそ、子供が反応して、そこからさらにアレンジし、親子で学びを深めることができています。

「忙しい朝の大変な子供のご機嫌とりの時間」ではなく、「子供と楽しく親子英会話をする大切な10分」と考えればとても価値のある時間になります。

5 まとめ

我が家の寝起きが悪い子供の対策は、2つのポイントで解決しました。

  • 1 目の前の子供を観察し、寝起きが悪い理由を理解し寄り添うこと

    2 子供が気持ちを切り替えられるアイデアをママが練って自分もその時間を楽しむこと

それでもやっぱり忙しい朝、段取りがうまくいかず、イライラしてしまうときもあります。

それでも毎日何とか努力を継続できているのは、同じ学びを継続している仲間とのつながり「アットホーム留学タウン」があるからです。

アットホーム留学タウン

ここで、同じように悩みながら試行錯誤されている仲間の投稿に励まされ、毎週日曜日に行われている朝活で、1週間を振り返り翌週の目標を立てる時間をもつことで、子供に寄り添う想いを継続し続けることができています。

どんな子育ての悩みも解決策は目の前の子供と向き合うことだと思います。

英語を学ぶためだけではない、「子供としっかり向き合える会話」を学びたくさんの子育ての悩みを解決できるアットホーム留学。

まずはこちらの小冊子を読んでみてくださいね♪

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Comments

  1. 朝の寝起きの悪さ、我が家もです… 朝からニコニコで準備を進められたらどんなにいいかと毎日思っています。

    えりさんの「朝の傾向分析」、すごいなと感じました!しつもん力セミナーのエッセンスってすごいですね!!

    我が家も楽しい朝のためにがんばります!

    • コメントありがとうございます。
      朝から爆発されるとママもげっそりですよね。。簡単な魔法はなかなかないけど、私自身の意識の変化と本当にちょっとした工夫だけで、こんなにも変わっていくものか、とここ最近は本当に驚いています。

      私も皆さんに刺激を受けながら楽しい朝を継続していきたいと思います♪

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この記事のライター
みょうじんえり
家族:4歳長男、2歳次男、夫との4人家族
この時期の子どもたちの成長は本当にあっという間。ワーママで忙しくても、今しかない子どもたちの想いに寄り添い、愛と爆笑の溢れる会話の財産を日々積み上げています。
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