「交渉」と聞くと、
ビジネスのイメージや、
高度なスキルが求められるイメージ
を持たれるかもしれません。

私が、親子の(英)会話を学ぶために
アットホーム留学のしつもん力セミナーを
受講したとき、
「交渉」と聞いて、
難しそう。。苦手かも。。
と正直思いました。

でも、親子の(英)会話だからこそ、
「交渉」の会話術が必要なことが
しつもん力セミナーで学んで、
日々の生活の息子との会話を
ふり返ってみて分かりました。

1、なぜ交渉が親子の会話術に必要なのか

毎日の生活の中で、子どもとの
「交渉」のきっかけはいくつもあります。

それを意識するか、しないかで
会話の中身が異なることに気がつきました。

 

例えば、
・お昼ご飯は何を食べるか
・今日はどこに行くか
・テレビをいつ見るか
・どっちが先に仕上げの歯磨きをするか

 

「交渉」することは、
ママの気持ちと子どもの気持ちを
「すり合わせる」ことです。

親子の「交渉」は、
子どもを知るため、
自分の思いを伝えるため、
お互いを理解して、
happyになるための会話術です。

 

今回は、3歳と5歳の息子との「交渉」の
会話をご紹介します。

2、「交渉」というテーマの英会話を日常会話でしてみようと決めた理由

しつもん力セミナーを受講する前の
息子との会話は、
息子から「○○していい?」
と聞かれたら、
「いいよー。」とか、
「○○じゃなくて△△にしたら。」
と会話とは言えないような状態でした。

しつもん力セミナーを受講してからも、
「交渉」の会話は難しく、
変に駆け引きのようになったり、
試行錯誤していました。

 

自分の気持ちを表現するのが苦手な
当時3歳のさーくんの表現力を
引き出したい!という思いもあり、

「Why? 何でかな?
 教えてくれるとお母さん嬉しいな。」

というメッセージを伝え続けてきました。

 

そして、さーくんから伝えてくれた時は、
「Good thinking!」
「Nice idea!!」
「I’m proud of you!」
など、伝えてくれたことが嬉しいと伝えました。

 

5歳になった今、
「分かんない。」と言ったり、
私が2択にして、決めることもありますが、
少しずつ、さーくんの気持ちも
伝えてくれるようになりました。

3、折り紙が欲しい「交渉」でほっこりした英会話が生まれました

折り紙を工作やお手紙で使うさーくん。
新しく折り紙を買ったときに、
弟せーくんと半分に分けています。
しかし、さーくんのがよく使うので、
さーくんの折り紙のが早くなくなります。

さー: もう黄緑と茶色しか折り紙ないー。
私:  Really!? 前買ったのもうなくなったの?
さー: うん。もうこれだけしかないよ。
私:  Wow.. いっぱい折ったんやね。

さー: 赤欲しい。
私:  Why do you need red origami?
   何で赤い折り紙がいるの?
さー: サンタさん作る。
私:  Yellow greenのサンタさんも
   かっこいいんじゃない?
さー: Redがいい。
私:  Redの帽子じゃないサンタさんもおるよ。
さー: さーくんのおうちのサンタさんは
   redやで。
私:  That’s true!
   Why サンタさんはredの帽子や服なんやろ?
さー: 夜でも分かるようにとちゃう?
私:  Good thinking!!
   Redやと夜でも目立つからかぁ!
   That’s interesting!
   じゃあ、redの折り紙どうしよう?
   What do you want to do?

(さーくんと私のやりとりを聞いていたせーくん)
せー: せーくん、赤あるよ!
   さーくん、あげよっか?
さー: ありがとう。
   Redちょうだい。
   せーくんもサンタさん作る?
せー: うん!
私:  Thank you, せーくん!
   How nice of you!
   さーくん、よかったね。
   Let’s make Santa Claus together!

(サンタさんを作り終えて)
さー: もっとクリスマスの飾り作るで、
   また折り紙買いに行く!
私:  Sure!
   じゃあ今度のお休みの日に行こうか。

うちにある赤い帽子のサンタさんの置物

4、「交渉」から得られた親子だからできる会話

私は、せーくんが赤の折り紙を持っていることを
知っていました。
せーくんにお願いすれば、
赤の折り紙をさーくんにあげるだろうなと、
予測もできました。

でも、さーくんから伝えて欲しかったから、
待ちました。

すると、サンタさんはなぜ赤い帽子や服を
着ているのか、
さーくんの考えが聞けたり、
せーくんが待ちきれずに申し出たり、笑
和やかな気持ちで、
サンタさんの折り紙を作れました。

さーくんは自分の気持ちを伝えるのに、
少し時間がかかります。

さーくんが自分に自信をつけていくために、
私はさーくんを待ってみようと思っています。
(いつも待てるとは限りませんが。。)

5、まとめ

「交渉」するときに大事なことは、
大人の固定観念は持たないこと。
そして、
勝手に子どもの気持ちを想像しないこと。

「交渉」している時は、
例え思うように会話が進まなくても
親子の気持ちが向き合っている状態
だと私は思います。

親子の「交渉」は、
損得ではなく、
相手を負かすのではなく、
お互い笑顔になれる着地点を
見つけるため。

そして、「交渉」は
考える力、提案力、自己肯定感など
様々な力がつきますが、
相手の対応も大切です。
だから、上手くいかなくても、
練習することができる、
おうちで親子で「交渉」の話術を
学ぶのが最適です。

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この記事のライター
yumi
家族:年長息子(さーくん)、年少息子(せーくん)、ダンナさんの4人家族
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