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我が家のお片付け事情 -散らかす怪獣たちとイライラママ-
小さいお子さまをお持ちのみなさま、散らかったリビング、部屋にイライラすることありませんか?
次から次へとおもちゃを出したり、引き出しから必要ないものまで何でも出してきてしまったり。
1歳、3歳男児のいる我が家は毎日がその状態でした。
片付けて~!もうなんで片付けないのよ~!とイライラ、タイムリミットで散らかったまま外出、散らかったまま睡眠、帰宅時、起床時、散らかった部屋にとにかくイライラ。
そんな毎日でした。
小さい子供がいるうちは仕方ない!とみんなよく言うし、確かにそれは一理あると思います。
そう割り切るのも大事かも。
でも、やっぱりストレスが溜まるし、子供たちには、片付けるということを小さいうちから習慣化して欲しいという思いが私にはありました。
親子英会話を取り入れることによって訪れた3つの変化!
そんな我が家ですが、ママがアットホーム留学のしつもん力セミナーを受講し、親子英会話をお片付けの中で実践することで、大きな変化が現れました。
1 ママの声がけが一方的な指示から子どもが理解できるものになった
1番の気づきは、そもそも「お片付けしよう!」が子供に伝わっていなかったことです。
私にとって「片付ける」は、おもちゃ、洋服、絵本、すべてを指定の場所に戻すことです。
「お片付けしよう!」と言ったら、すべて元あった場所に戻して欲しいのです。
でも、子供にとっては違ったみたいです。
片付けることは元に戻すことだとは何となく分かっていても、どこに何を片付けたら良いのか、わかっていなかったのです。
だから、床にある絵本をテーブルに置いてみた、床に散らばっているカードを袋に入れずにとりあえず拾って、ばさっと本棚に置いてみた、ということが起こり、私のイライラはさらに募る・・・の繰り返しだったのです。
子供たちは彼らなりに「片付ける」をしたつもりなのに、ママに怒られる、これではかわいそうですよね。
私は今、「片付けて」という声がけは全く使わないようにしています。
代わりに「○○のカードは○○のシールが貼ってあるこの袋に入れよう!」、「大きな絵本は1番下の棚にしまおう!」と、具体的に話しています。
子供と一緒に、この子(おもちゃ)のおうちは、ここ、と戻す場所の具体的なすりあわせをすることで、子供たちも動けるようになってきています。
2 ママの声がけが子供に寄り添う声がけになった
お片付け先が分かった。かといって子供が毎回すぐに動くかといえば、もちろんそうではないです。
でもそこでイライラして、早くかたづけてよ!!と怒ると子どもは泣き出し、事態の収拾にかかる時間は倍増・・・
どうしたら、動いてくれるのか・・
我が家の3歳児とっしーの場合に効果抜群だったのは、擬人化です。
おもちゃを人に、自分たちに置き換えてみます。
例えばこんな会話です。
マ:数字カード2枚落ちてるから、箱に戻そう~
と:・・・そのまま遊んでいる・・・
マ:ねー、ここでカードが2枚泣いてるから、おうちに返してあげない?
と:え?おうち?
マ:これがとっしーとあっくんだったらどう?パパとママおうちに帰ったのに、2人で公園に残されたらどんな気持ち?
と:ママがいないよ~って泣いちゃう!
マ:じゃあおうちに返してあげようよ!
と:いいよ!!
こんな会話をしてみたら、誰もイライラしたり、悲しい気持ちになったりせずにカードが片付けられました。
むしろ、ママがいないよ~って泣いちゃう!なんてかわいい発言を聞けて私はほっこり。
こんな会話を繰り返していると、とっしーの方から、夜寝る前に、あー、この絵本が泣いてるよ~と言ったり、新しい車のおもちゃがくると、この車のおうちはどこにする?と言ったり、目に見えて本人のお片付けへの意識、姿勢が変わりました。
外で遊んでいるとき、保育園の帰り道、「家路」の音楽(地域によって流れる音楽は違うみたいですね。)が流れてくると、「ママ、おうち帰らなきゃだね。」と言うとっしー、お片付けの声がけをしてもなかなか動けない時、
「ちゃーらーらー、ちゃーらーらー♪」と私がその音楽を歌い出すと、はっ!と「おもちゃおうちに帰る時間?」なんて言ってくれたこともあります。
大人でも、自分が理解し自分が楽しい方がやっぱり動こうと思うし、自ら動きますよね。
子供ならなおさらです。
片付けるという「作業」にせずに、子どもが理解し楽しいと感じられるように、自分の我が子に寄り添う方法が見つかったら、親子ともにハッピーです♪
3 英語も取り入れて一石二鳥!
我が家のこのお片づけ、毎回、英語でも声がけをしています。
「Let’s put them in the box!」「Let’s put it on the shelf, not on the table!」
in、onなどの前置詞、私は暗記して覚えました。
でも、今、まさに母語を習得している1歳、3歳児だからこそ、毎日生活の中で使うフレーズに何となく英語の前置詞を入れていくことで、目で見て、イメージでそれを飲み込んでいくことができます。
イメージで前置詞を自分のものにできると、この先、動詞+前置詞のイディオムなども、暗記ではなくイメージで理解しやすくなりますよ。
前置詞を取り入れるのにお片づけってとても最適です。
・一方的に指示するのではなく、自分の伝えたいことを子供が理解しているか振り返ってみる。
・子供が動きたくなる、子供に寄り添う声がけをする。
・英語も楽しく取り入れてみる。
私はこの3つの変化で、片づけへのストレスが激減しました。でも、これはあくまで、今の我が家、1歳、3歳男児のお話です。
同じ年齢でもこの方法がうまくいくとは限らないし、小中学生の親御さんだったら、そんなフェーズとっくに終わってるし!!と笑われてしまうかもしれません。
大切なのは、我が子と向き合い、我が子の興味に寄り添い、「我が家流」を作ること。
皆さまも親子英会話で「我が家流」を作ってみませんか?
Comments
[…] にイライラ・・から卒業!子どもに寄り添うお片づけ!我が家の3つの変化」 https://mama-sh.com/kodomoniyorisouokatazuke/ しつもん力セミナーで学んだことを即実践、伝える目線だと学び […]
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お片付けって、あの手この手ですよね。
どういう風に言ったら子どもたちは動くかな?
How?を考えるって、本当に大事ですよね!
ゆうりさん
コメントありがとうございます!
ママからの一方的な指示命令ではなく、子どもに寄り添ってみるだけで、
こんなにもいろんなことが変わるのだな・・と実感する日々です。
これからもいろんな場面でHow?を考えていきたいです!