子どもはたいていテレビが大好きですよね!
我が家の5歳さーくんも3歳せーくんも
テレビを見るのが好きです。
未就学児にとって、
テレビは悪だとする考えもあります。
私も受け身になって
ただ見ている状態が気になって、
見せていない時期もありました。
今は、子どもたちがテレビを見ている間に、
私が夕飯の支度をする時もあります。
また、息子たちが外遊びの後に休憩がてら
好きなアニメを見て楽しんでいます。
テレビに対する考え方が変わったのは、
”受け身のままただ見る”
だけで終わらないようにしたからです。
テレビを消すタイミングの会話
さーくんもせーくんも
ピクサーアニメの『カーズ2』が大好き。
録画してある『カーズ2』を見ています。
始めの頃、テレビを消すタイミングを
「長い針が9に来たらおしまいにしよう」
と時計を基準にしていました。
しかし、
話の内容と時計の針のタイミングが合わず、
強制終了のように息子たちは感じてました。
そこで、
録画の我が家で使えたのは、CMです。
私: 次CMになったら、
見るのをおしまいにする?
さー:次のところまで見るー!
私: OK! Let’s watch!
息子たちにとって、
CMがちょうど区切りの感覚だったようで、
すんなり見るのを終わらせることができます。
たまに3歳せーくんは、
「もっと見る!」となることもありますが、
「続きが見たいよね、明日ここから見ようか。」
と声をかけ、
次の楽しみ=ご飯や遊び
を気持ちを切り替えるために提示することもあります。
何回も見ている『カーズ2』なので、
さーくんから
「レースが始まるところまで見る」
「メーターが飛行機に乗ったら
おしまいにする」
と自分から提案してくるようになりました。
今では、
私: 今日はどこまで見る?
さー:レースが終わるところまで見る!
私: That’s nice!
と見終わるタイミングをさーくんに決めてもらっています。
テレビを見てからの会話
何回も見ているので、
好きな場面は知っているつもりですが、
あえて聞くこともあります。
私: What was the most fun today?
今日は何が一番面白かった?
さー:メーターがわさびいっぱい食べとったね
それで、べろべろ―ってしとったね。
私: Yeah! He was funny!
メーターは何でわさびいっぱい
食べたんやろ?
Why?
さー:アイスクリームと思っとったで。
せー:メロンの味ちゃう?
さー:抹茶ちゃう?
(わさび=からい より色で味を決める我が息子たちです)
私: I want to eat ice cream!!
I like maccha!
What’s your favorite flavor?
さーくんとせーくんは何のアイスが好き?
せー:せーはメロン!
さー:さーはバニラ!
私: That sounds good!!
話が脱線してもIt’s OK!!
脱線して会話が続くこともよくあります。
さーくんがおもしろかった場面を
一生懸命に説明してくれる時もあるし、
せーくんは日常の遊びで
『カーズ2』に登場するメーターに
なりきって走ったりすることもあります。
そこからまた会話ができるので、
今はテレビを見るのも楽しい親子時間を過ごす
一つのアイテムかなと思っています。
テレビを見ても得られる会話力
ほんの些細な内容の会話ですが、
・テレビを消すタイミングを交渉する力
・What? Why?のしつもんに答える考える力
・自分の好きなアイスを伝える力
主にこの3つの力が発揮されました。
大げさかもしれませんが、
自分の思っていることを相手に伝えること
は日々していかないと、
いざ意見を求められたときに、
伝えることができず、自信もなくなります。
会話の力は、会話からしか伸ばせません。
今回は息子たちの好きな『カーズ2』について
の会話でしたが、
日常会話の中身次第で、会話の力はつきます。
そして、そこに英語をちょっと入れたら、
プチ英会話として弾みますね♪
「あれもだめ、これもだめ」
と頭ごなしに決めつけるのではなく、
どんなことにも親子の会話ができると捉えて
大切な1日1日を楽しい会話で満たしてくださいね。