先日、オンラインで「英語と子育ての悩みが同時に解決!親子英会話セミナー」を受講しました。2時間、マキ先生が話し続けるほどの内容の濃さ。ですが、あっという間に終わったと感じる程、集中して聞いてました。

その中で、愕然とする事実が3つあったのです。
今日は、この事実を知った上で私がどう行動すべきか考えた記録をご紹介します。
よければ、読んでみてください。

 

知られざる日本の3つの事実

1、日本は教育への公的支出割合がOECD加盟国で最下位

教員の給料など、日本の教育費がGDP(国内総生産)に占める割合がOECD(経済協力開発機構)の加盟国の中で最も低い水準というのです。ということは、教員のモチベーションにも関わりますし、家庭から出る教育費負担が大きいことになります。

2、EP EPIスコア(英語能力指数)

 9年連続順位下落
 2016年 35位
 2017年 37位
 2018年 49位
 2019年 53位
初めて見聞きしたこのスコア。
さらに、驚いたことにこのスコアはreadingとlisteningのみで出されるため、日本人が苦手なspeakingは除外されているのだそう。speakingが入っていたら…。

3、7割の高校生が「自己肯定感が低い」
小学生自殺の1番の原因が「親」

悲しい事実でした。
親が原因で命を絶ってしまうなんて。
親の関わり方で、子どもの、将来を変えら
れるし、奪ってしまうかもしれないのです。

私なりに考えてみた、親としてどうするか?

1、情報収集する

今回のセミナーは、知らなかった事実を知り、自分に置き換えて行動しようと思えるきっかけになりました。
日本の現実を把握しておいたり、将来の政策を知っておくことは大切です。また、世界から見た日本についてや、日本の常識は世界ではどうかと調べるなど広い視野で、情報収集しておくと、自分にも子どもにも有益になるはずです。

2、目標を立てる

このような日本において、子どもにどんな力をつけると1人で生きていけるのか考えてみました。
思考力、想像力、創造力、判断力、受容力、表現力(日本語も英語も)、自己肯定感
協調性、挫けないでやりきる力
自分に備わっているかはさておき、こんな力があれば、困難な局面も乗り越えられそうです。

3、目標達成のために行動する

1、まずは、ほめる!

私はあまり褒められたことがないので、褒めるのも褒められるのも苦手でした。
ですが、アットホーム留学のしつもん力セミナーで会話記録を添削してもらうと、Bravo!とかVery good!と褒めてもらえます。
褒められると、嬉しい→頑張ろうと思う→また、褒めてもらえるという好循環が生まれます。

子供を褒めるタイミングが分からなかった私でも、今ではとても小さなことやできて当然のことでも、褒めることにしています。
例えば、朝1人で起きられた、学校に行く時間までに支度ができた、食べ終わったお皿を運んでくれたなどです。
Thank you. とかNice. やGood. などの簡単一言英単語でOKです。たったこれだけなのですが、言っている方も不思議と気分が明るくなります。

子どもははにかみ、また動いてくれます。

褒められることで、自信がついてくると思います。

2、子どもに共感する。

子どもの言動をみていると、そんなことしてもうまくいかないなぁ、理解し難いことを言ってるなぁと感じて、こうした方がいいよと先に口が出てしまうことがありませんか?

私はよくありました。

子どもの立場に立つと、言いたいことが言えない、聞いてもらえない、言ったとしても否定されてしまう。

これじゃ、もう話さないでおこうと思ってしまいますね。

そのため、8歳の長女は、以前は私が質問しても、「知らん。」「分からん。」という返事が多かったです。

そう言われると、全く理解し合えない関係になり、お互いがイライラして関係が悪化していました。

ここで変わらないと今後の親子関係がとんでもないことになると危機感を覚えたため、自分の意見や正論の押し付けはやめて、子どもの意見を聞いて否定しない、共感するよう心がけています。

今では、「知らん、分からん。」ということがなくなり、お互いの思い込みで意見が食い違うことが減ってきました。

私も子どももイライラする頻度が少なくなっているのを実感しています。

3、会話の中身を見直し、楽しい会話を目指す。

子どもと話しているようで、指示、命令、確認ばかりの会話になっていませんか?

以前の我が家の会話では、
「宿題終わったの?」「うん。」

宿題が終わってない場合は、「まだ。」
「遊んでばっかりやから、こんな時間になって終わってないのよ。なんでもっと早くしなかったん!?」
と、尋問のようでした。

私も子どももイライラして、会話にトゲがありました。

そこで、しつもん力セミナーを受講して、会話の勉強をはじめました。

勉強を始める前後の会話の例を挙げてみます。

寝る前に読み聞かせしていた絵本のポコポコというキャラクターについての会話です。

クレープを食べるポコポコ

Before

私「ポコポコは何を食べているかな?
What do you think she is eating?
あれ?Sheでいいよね?
ポコポコは女の子?」

次女(5歳)と息子(2歳)「うん。」
長女(8歳)「違うで。男や。」

私「ポコポコ、女の子やで。」
と言って読み進める。

After

子どもたちの中で、違う意見。
一旦止まって、理由を聞いてみよう。

私「ポコポコの帽子は赤いし、買ったパラソルはピンクやから、女の子やと思うよ。」

長女「ピンクが好きな男もいるし、赤い帽子をかぶる男もいてる。お母さん、ピンクや赤を女の色と思わんといて。茶色が好きな女もおるやろー。」

私「Oh, I see. なるほどね。言われてみると、そういう見方もあるね。じゃ、ポコポコはHeやねー。」

長女「そう、私はHeやと思う。」

子どもと私の意見は反対でした。
以前はこのような質問はしなかったし、子どもからもこういう話は出ませんでした。
なので、子どもがこんな風に考えているとは思いもしませんでした。

我が子のことは1番わかっていると思いがちですが、質問して答えを聞いてみないと本当のところは分からないのです。

このように、親の心がけ、声かけが変わると子どもが変わります!

会話が本当に楽しいものになります!

一緒にワクワクな未来を描きませんか?

親子の会話の中で、想像力を広げる質問や様々な材料を出して、考えた上で最終決断をさせるような会話を常日頃から心がけていくと、先程挙げたような生き抜ける力を持った子どもに育ちそうですよね。

セミナーの中では、親子英会話を取り入れる10のメリットというスライドがありましたよ。

親子英会話を取り入れる10のメリット

未来が明るく感じられませんか?

アットホーム留学は日常の会話を英語では何と言うのだろうというところも絡めて勉強していきます。

教科書には載っていない、リアルな会話が英語の勉強材料になります。

4月からは英語教育が変わり、学校や塾では足りない部分は家庭で補うことが勧められています。
親子で、家庭でしかできない会話がリアルなspeakingの練習にもなります。

子どもが小学生になってから、心底悩んだ私の悩みが軽くなり、明るい未来を描けると確信できた会話の勉強。

一歩踏み出して、日本語でも英語でも会話を楽しんでみませんか?

下に無料小冊子の紹介がありますので、是非確認してみてくださいね。

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この記事のライター
かおり先生
家族:夫、小4長女、小1次女、4歳長男との5人家族
アットホーム留学と出会い、親子の会話を楽しんでいます。 会話をすることで、見えていなかった子供の良さを日々発見しています。
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