突然ですが、皆さまは、どんな時にお子さまを褒めますか?
我が家の3歳とっしーの場合、何かできるようになったとき、お手伝いをしてくれたとき、お友達や弟に優しくできたとき、苦手なものが食べられたとき、たくさん褒めていたつもりです。
でも、親子英会話に出会い、会話を記録し振り返るようになってから、褒めるチャンスをたくさん逃していたことに気づきました。
むしろ今まで困っていた場面こそ、褒めるポイントがたくさんあったのです!
3歳男児には(多分)よくある、ママが困る場面が、褒める場面、楽しい会話に変化したので、ご紹介します。
1 好奇心旺盛な「なぜなぜ期、発見期」の子供の褒め方
好奇心旺盛なお年頃のとっしー、毎日何か見つけては、
ママこれ何?なんで○○なの?=なぜなぜ期
ママ見てこれすごいんだよ!=発見期
を繰り返しています。ママも知らないよ~と言いたくなったり、そんなの当たり前でしょ・・と言いたくなったり、○○だよ。とすぐに答えを渡してしまったり、そんなことを繰り返していました。
でも、会話を記録し始めてから、実はこんな場面も褒められるポイントがたくさんあり、褒めることで会話がとっても広がり、親子ともにたくさんの学びがあることに気づきました。
例えば、お料理のお手伝いのとき、
マ:ブロッコリーをとってきて~!
と:はーい!
・・しばらく野菜室を吟味し、なにやら悩んでいる・・・
と:ママ、これだよね?見て見て!これね、、、かたいんだよ。。
「料理する前はかたいんだよ。」以前の私なら、そんな風に答え、褒めずに終わっていたかもしれません。
でも、「Wow! Great discovery!よく気がついたね!いつもとっしーが食べるブロッコリーと違うね!!」と褒めると、どや顔で「じゃあ、そこに入れてみる?」とコンロのお鍋を指して提案してくれました。そして、一緒にブロッコリーの変化を楽しみました。
どうしてここに入れると柔らかくなるんだろう?
当たり前でしょ、説明できないよ、と前なら思っていたような「なぜなぜ」も、どうしてだろう?Good question! What do you think?と褒めて、一緒に考えれば、母親の私も学べることがたくさんあるのです。
こうして小さな疑問や発見から知識を増やしている3歳児、当たり前ではなく、毎回、Great discovery!すごい発見したね~!Good question!と褒めてあげることで、彼の中に少しずつですが自信がついていると思っています。「また何か見つけたらママに話してあげよう!」という気持ちで、気づく力、考える力を身につけてくれたら嬉しいです。
2 奇想天外な「意味不明期」の子供の褒め方
特に男の子をお持ちのお母さま、意味不明な発言に絶句すること、ありませんか?
挙げだしたらきりがないのですが、例えば・・・
マ:今日のお風呂はどんなにおいかな~?(黄色の入浴剤を入れたお風呂)
と:う○ち!!
マ:これは何だろう?(絵本に描かれているねこじゃらし)
と:ひじきだよ!
マ:卵割ること英語では何て言うと思う?
と:ばっきゅーん!だよ!!
以前の私なら、意味不明~で、そこで会話終了、だったと思います。
でも、Wow! Nice idea! Good guess!と褒めることから、(詳細はここでは割愛しますが)会話がとても盛りあがり、母の私にも新たな発見や学びがありました。
母には理解不能なことも、彼の考え、発言を否定せずに褒めてみると、彼も自信になり、自分の思っていることをどんどん話してみようという気持ちになるのではないかと思っています。
奇想天外な回答のときこそ、たくさん褒めて、発想力を伸ばしてあげたいです。
3 ママ見て~「みてみて期」の子供の褒め方
ブロックやお絵かきなど、「ママ見て!!」とお子さまに披露されること、よくありませんか?
我が家でも毎日のように、とっしーから「ママ見て!」アピールがあります。みてみて期ですね。
これまでも、すごいね!かっこいいね!など褒めていたつもりです。でも褒め方を意識することで会話が変わりました。
Before/Afterをご紹介します。
Before
と:ママ見て!
マ:すごいね~何作ったの?
と:船だよ!
マ:そっか、船か~!すごいね!かっこいいね!
これも、いちおう「すごいね」と褒めているように思えますが、会話は続かず、終了でした。
After
と:ママできたよ!
マ:Wow! Wonderful! What did you make?
と:水道だよ!
マ:Wow! 水道か~! ママ、手を洗ってもいい?
と:いいよー!ここがお水でるところね。
マ:石けんある?
と:ここだよ。
マ:Ok-! どんなにおいかなぁ?
と:レモンだよ!
マ:レモン!いいにおい~!もう1回流すね。
と:ママ、止めたいときは、このボタンね。
・・・つづく・・・
褒めていろいろと聞いてみると、以前よりも会話が広がりました。
そして、彼が思ったよりもいろんなことを考えて作品を作っていることに気づき驚きました。
このような会話の変化を経験することで、褒める=子どもの興味に寄り添い、会話をすることだと実感しました。
すごいね!と言われても、子どもが褒められたと感じなければ意味がないですよね。
ママが興味を持って質問してくれる、ママが驚いたり喜んだりしてくれることが、子どもにとって1番褒められていると実感できるのではないかなと感じました。
こうして質問されることで、頭の中でこういうことを考えて作っていたよ、ということを相手に伝える良い勉強にもなっていると思います。
さいごに
1~3のすべてのフェーズ、すべてに100パーセントで応えるのは難しいです。
でも、ママが意識するだけで、褒める場面はぐーんと増えると実感しています。
皆さまもぜひ、お子さまとの会話を振り返り、褒める場面を増やしてみてくださいね♪
Comments
この会話が広がる感じ、嬉しい&楽しいですよね♪ この作品に、ここまで考えていたのかー!って驚きもわかります!子どもってすごい!!この感性を大切にしたいですよね♡
聞けば聞くほど、驚きですよね♪
ボーイズで年齢も一緒なので、未就学児だからこそ!の親子英会話を一緒に伝えていけたらうれしいです^^
[…] 「ママの「困った!」場面を「褒める!」場面に変えるコツ」https://mama-sh.com/homeru-kosodate-em/ […]
褒めて、それ何?どうするの?とこちらからきくと、実は答えをたくさん持っていることに気づきますよね。
「ママに話してあげよう」感わかります〜!
コメントありがとうございます!
ほんと、こちらの反応次第で、子どものいろんな考えを引き出せるんだなぁ、と勉強の毎日です。
ママ知ってる?とどや顔で話しかけてくる3歳児がかわいくて仕方ないです。笑
もっともっと、「ママに話してあげよう」とわくわくいろんな発見をしてもらいたいです^^
ふふ、まだまだちいさい子供達でも大きく変化成長していることが伝わりますね!
その成長過程で学べる親子英会話、超財産だと思います!
マキ先生、コメントありがとうございます!
小さいからこそのたくさんの成長を、こうして記録し財産を残せること、本当にうれしく思っています!
今アットホーム留学に出会えて本当によかったです。
また成長をシェアさせていただきます!