強みに着目した子育てをすると
問題行動が減り、家族みんなが幸せになります。
オンライン学習や分散登校も終わり、日常の生活に戻り始め、
こどもたちも疲れがたまってきている頃です。
その上、大人が時間に追われた忙しい毎日を過ごしていれば、
「あっ!また片付けていない。」
「あっ!まだやっていない。」
とできないこと、できていないことに目が向きがちになって
しまいます。
そんな時こそ
常に強みに意識を向けることで
子どもの様子が変わってきます。
1,我が子の強みに注目してみよう!
2、そもそも強みとは?
3,強みを見つける「強みスポッティング」を習慣化に!
目次
1,我が子の強みに注目してみよう!
お子さんの「強み」は何ですかと聞かれたら何を思い浮かべますか。
ぜひ、メモに書き出してみてください。
苦手なことが頭に浮かんでもそれはスルーしてくださいね。
ピアノが上手、誰とでも仲良しになれるなどの得意なことや
やさしい、気がきくなど性格のことなどが挙がったでしょうか。
我が家の場合は、以下のような感じです。
小学校2年生の息子
意志が強い。
バトミントンで新しい技に挑戦したい気もちが強い。
中学校2年生の娘
卓球をこよなく愛している。
動画で卓球の技を研究している。
体を動かすことが好き。おいしものが大好き。
自分で食べたいものはたいてい作ることができる。
レシピを調べたらそのとおり作ることができる。
好きなアイドルグループ・好きな歌手グループがいる。
学校でチームワークを発揮している。
寛容性がある。
好き嫌いがはっきりしている。
意思が強い。
コロナ休校中に独学でピアノ練習をはじめ、pops2曲を弾けるようになった。
楽しいことが好き。
友達と一緒に遊ぶのが好き。
部屋の模様替えが好き。
2、強みとは?
さて、この「強み」とは
スキル、才能、身体的能力などだけでなく、
興味関心、価値、性格も含まれます。
この強みがその子らしさを作っています。
そして、この強みは本人はあまりに自然につかいこなしているので、
それが強みであることに気がついていないことが多いのです。
ママ、パパ大人たちが子どもの強みを成長させることもできるのです。
強み=生まれ持ったもの×環境×意図・努力
3、子どもの強みを見つける強みスポッティングを習慣化する!
子どもではなく大人対象ですが、
世界的な調査会社「ギャロップ社」から
問題社員は、「上司が自分の強みを見てくれている」と感じている
場合、ほぼいなくなるという衝撃的なデーターも出ています。
(『世界に通用する子どもの育て方』松村 亜里著 WAVE出版]
家庭でも強みスポッティングをしない手はありません。
我が家の場合。
①毎日の会話に子どもの強みを入れる
「粘り強さが光っていたね!」
「前よりも、自分で準備できたね!」
「その気遣い、助かったよ!」
「片付けが上手になったね。」
そのうち子どもも自分で自覚するようになります
②持っている強みを使うように声をかける(本人が自覚している強み)
「◯ちゃんのアイディアの箱からアドバイスほしいな!」
苦手なことに対して
「◯ちゃんの誰にでも聞くことができる強みを使うとしたらどう?」
③興味関心に寄り添ってチャレンジできる環境を整える
子「この500ピースのパズルやってみたい!」
親「挑戦したいという気もちがうれしいな!」
親「最後まで挑戦できるかな。」
子「やってみる!」
一緒に楽しみを共有することがgoalの我が家では
ゴールが高すぎて子どもが困っているようだったら、
話し合って別の着地点を探すようにしています。
強みに着目した子育てで
家族みんなが幸せになりましょう。