皆さんは、世界で1番幸せな子どもはどこの国の子どもかご存知ですか?

ユニセフの調査では、
「物質的豊かさ」「健康と安全」「教育」「日常生活上のリスク」「住居と環境」の5つの観点でランキングをし、見事1位になった国は、「オランダ」でした。

1.子どもを信じることが自己肯定感を育む!

オランダの国の子どもたちと、日本の子どもたちとでは何が違うのでしょうか。

そこで、『世界で一番幸せな子どもたちにお母さんがしていること』という本を読んでみました。(オランダ在住のイギリス人とアメリカ人の2人のママの視点で、オランダの子育てを紹介しています)

すると、「なるほど!これは納得!」という内容で溢れていました。

では、日本と何が違うかというと、食べ物(チョコレートふりかけ♡)や競争意識の低さなどもありますが、私は何よりも「大人の子どもたちへの関わり方」だと感じました。

まず、すごいなと思った事は、子どもたちを信頼しているところです。

もちろん日本でも、子どもを信頼している親はたくさんいますが、オランダでは少し危険だったり、難しいと思う状況でも、子どもを信じてやらせてあげるのです。

例えばオランダでは、4歳の子どもが1人で公園へ遊びに行きます。

もちろん、公園が家のそばにあって、すぐに親が駆けつけられる場所だったり、車通りが少ない場所であったりと、環境がある程度整っていますが、それでも4歳の子どもを1人で遊びに行かせる事に、日本では驚く人が多いと思います。

オランダの親にとってももちろんこれはチャレンジな事です。

危ない人がいる事や、遊具での事故の危険がある事、時間管理などの話をよくしたり、道の渡り方の練習をしたりして、遊びに行かせるのです。

そうすると、子どもたちは責任感を持ち、自分で考えて行動するようになります。

この積み重ねが、自立した行動に結びつき、自分への自信になり、自己肯定感へとつながっていくのです。

2.親子の良好な関係が自己肯定感を育てる!

ユニセフレポートによると、子どもの生活満足度において、
家族との良好な関係が主観的な幸せに繋がる最も重要な要素だとされています。

日本では虐待やネグレクト、引きこもりなど、心が痛むような言葉を多く耳にするようになり、親子の関わりが薄くなってきているように感じますが、オランダでは必ず朝・夕の2回の食事を家族一緒にとります。

そして、その日にあったことや感じたこと、考えていることなどを自由に話します。

なので、オランダの子どもたちは、大人相手にも臆せずに自分の意見を話すことができます

大人も子どもの事を「自立した1人の人間」として見ているので、子どもたちの話を真正面から受け止め、出来るだけポジティブな意見を子どもに与えます。
(オランダのある大学の調査によると、子どもの脳は、励みになることやポジティブな意見や物事に対して活発働き、罰や非難に対してはほとんど反応を示さない、という結果が出ています。)

そのような会話の積み重ねから、親は子どもの身心の様子や変化に気づき、何か問題が起こりそうな時にもすぐに対処できるといいます。

そして、そこから生まれる親子の信頼が、子どもの安心感、自信、そして
自己肯定感へとつながっていくのです。

3.親子の会話の質を上げて、自己肯定感を育む!

しかし実際問題、現在の日本では、オランダのように朝夕2回も家族でゆっくり会話をしながらのご飯は、無理に近いと思います。

となると、重要になってくるのは会話の量ではなく、という事になります。

皆さんは、お子さんと普段どんな会話をしていますか?
どんなことを質問していますか?

「幼稚園(保育園・学校)どうだった?」
「普通だよ。」

「楽しかった?」
「うん。」
・・・以上!
なんて会話をしていませんか。

私も以前は、
「〇〇、楽しかった?」
と聞いて、
「yes / no」
で会話終了・・・

これが思春期に入るもんなら、
「・・・」(沈黙の答え)
なんて事にもなりかねません。

 

では、どうやったら質の高い会話ができるのでしょうか。

そのカギは「しつもん」です。

「しつもん」といってもただ質問をすればいい訳ではなく、会話が広がる質問があるのです。

私はそれをアットホーム留学「しつもん力セミナー」で学ぶことができました。

長男との会話の記録

長男ベンベンが3歳の時、地元の博物館が大好きで週2回は訪れていました。

帰り道にベンベンと博物館について会話をしたのですが、「しつもん」を学ぶ前なら

私:「楽しかった?」
B:「うん!」
私:「よかったね!また行こう!」
B :「やったー!」


こんな会話が通常の会話だったのですが、
セミナーで学んでからは、

私:「何が1番楽しかった?」
B :「がおー!」
私:「恐竜ね!It was so big!
         大きかったね!怖くない?」
B:「怖い、ないー!」
私:「えー!すごーい!さすが!」
B:「Baby!」
私:「そうだね!恐竜のbabyもいたよね。よく見てたね!You have good eyes!」

親は誉め上手になり、会話も中身がガラッと変わります♪

なぜ「しつもん力セミナー」で学ぶのか?

「しつもん」や「会話」を学ぶ機会って殆どないですよね?
毎日必ずしている大事なものなのに。。。

しかもこのセミナーは、子どもに寄り添いながら自立や交渉力を育む
ことを目指しているので、自己肯定感を育むのに最適なんです!

セミナーでの学びを通して、子どもへの理解が深まることはもちろん、英語も学べますし、子育てのイライラを減らすことも出来てしまうので、将来への英語対策をしたい!今の親子の状況を良くしたい!と思っている方にもオススメです♪

通常は対面でのセミナーですが、どうしても通えない!という方は、動画セミナーもありますよ♪

4.まとめ

いかがでしたか?
親子の会話を通して親子関係が良好になり、それで子どもの自己肯定感を育めたら一石二鳥ですね♪

これからの未来を生きる子どものために出来る事はしてあげたいと思うのは親ならば当然のこと。

しかし、何でもかんでもやってあげるのではなく、ちゃんと自分の力で生きていけるように、基本は子どもを信じて見守り、サポートが必要な時にいつでも手を差し伸べられる、そんな親子関係を目指したいと思いました。

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この記事のライター
Manami
家族:夫、長男ベンベン(4歳)、次男ダンダン(2歳)
毎日2人のやんちゃな男児相手に、楽しく(英)会話をしよう♪とチャレンジ中です!
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