小学校5年生の4月、突然その時は、やってきました。
新学期で新しいクラスメートとの生活がスタートした矢先、息子が登校をしぶり始めたのです。
きっかけは、友達の些細な一言。しかも2人から・・・・
何気なく発せられたその言葉を、うまくスルーすることができなかったのは、
息子のある特性が背景にあったからでした。

1. 息子の特性

人それぞれ、弱い部分や苦手な分野があると思います。
そして自分には関係ないことや、関わる必要のないこと、関わりたくないことは
自然にスルーする(できる)能力を持っていたりします。
ただ、うちの息子には、その力がとても弱く、発せられた言葉を過剰に素直に受け取り、
戸惑ってしまう特性があります。そして偏った解釈により困惑することもよくあります。
少し発達障害の傾向がある息子にとって、団体生活が持つストレスの重圧はキツイようで、緊張が増すとそれがチックとなって現れてしまうのです。

*チック症(Doctors Fileより参照)
不規則で突発的な体の動きや発声が、本人の意思とは関係なく繰り返し起きてしまう疾患。
根本的な原因は解明されていないが、4~11歳頃の児童期~青年期の男児に発症することが多い。

2. 友達からの言葉

そのチックを揶揄(やゆ)するような言葉を、友達から、しかも近日中に2人から受けたこと、そして、同じ時期に所属していたサッカーチームの仲間から指摘されたことも
重なり、息子の自己肯定感が崩壊し、動けなくなってしまったのです。
保育園時代から、落ち着きがなく、いろんなクセを持っていましたが、幼少期では
周囲と比較してもそこまで違和感もなく、小学校低学年も問題なく過ごせていたんですけどね。
10歳くらいになると、他人と自己を冷静に捉えることができるようになり、
そのギャップに辛辣に直面するのが、この5年生あたりだと言われています。
特性を持つお子さんの多くが、5年生くらいで不登校になりやすい傾向はここにあるんですね。

フルタイムで忙しく過ごしていた私にとって、

「学校へ行けなくなる」ことは受け入れがたい現実でした。
とにかく不安要素を取り除いて、また元気に登校できるようになる!!!!という希望を持って息子への声かけや様子見を増やしました。

しかし、行ったり行かなかったりを繰り返し、2学期においてはほとんど登校することができなくなっていました。

3. 戸惑う毎日、ぶつかる夫婦関係

行き渋りが始まった当初から、毎日のように泣いていた私。

制服姿で登校する児童を見るたび、楽しそうにはしゃぎながら下校するシーンを見かけるたび、胸が熱くなり、哀しみが襲ってきます。
フルタイムワークを辞め、寄り添う覚悟をしたものの、なかなか解決策に辿り着けず不安を抱えて過ごす日々。
でも、そもそも解決策って?

私が泣いていても、当の本人である息子を追い込むだけでなんの意味もない・・・逆に、自分が悪いと責めてしまうことになる・・・

息子を頻りに登校させることに注力して、大切なことを忘れていました。

息子が安心して笑顔を取り戻し、自ら学ぶ意識を持って自立し、前へ進むこと

登校することはゴールではない、ありのままの自分を認め、受け入れ
そして学びたいことを自ら見つけ、それに向かっていく!

私たち夫婦も最初は、意見をぶつけ合い、途方もなく否定的な会話を続けていましたが、
いろんな角度から学び、自己受容を深めることによって、息子への考え方を改めていったのです。

そんな中、アットホーム留学プロデューサーサンシャインマキ先生(以下、マキ先生)
との出会いがありました

 

4. マキ先生との出会い

アットホーム留学の存在を知ったのは、5年ほど前。
でも個別相談で、マキ先生にオンライン上でお会いしたのは、今年(2020年)2月でした。
ちょうどコロナが拡大する直前?
資金を必死に貯め、20代半ばでイギリス留学、そして帰国後、アメリカ勤務も1年経験した私は、ある程度は英語を使えたのですが、特性のある息子にどうやって英語力をつけてあげたらいいのかわからず、nativeのprivate teacherをつけようか・・・と他人から学ばせることばかり考えていました。

そして、下に3歳の娘がいるのですが、娘もコトバを母語で伝えられるようになってきたし、そろそろ本気で英語をやらなきゃ!!!と思っていた頃の出会いでした。

マキ先生との個別相談で、以前のマキ先生の生徒の半数が、発達障害を持っていたことをその時に聞きました。特性のあるこどもにどうやって英会話を学ばせたらいいのか??

習い事そのものが困難なタイプのお子さんもいる中で、マキ先生はそのボーダーをたやすく取り外すというかそもそもそんなボーダーなんてないことを伝えて下さいました。

大切なのは、親子のコミュニケーション。母語でのやりとりがまずはとても重要。
親子の会話があってこそ広がる話題、共通の笑い、そしてそこに落としこむ英語の世界。
ママが流暢でなくても、一緒に同じ目線で学ぶことによって、子供とバディになれる!
日々の生活の中で、一番子供と接して、好きなことやハマっていること、楽しめる分野を
熟知しているお母さんにしかできない学びを手渡してあげましょう、と。
緊張とストレスの逃げ場としてゲーム依存にもなった息子ですが、そのゲーム依存にも
寄り添い、楽しくハマる分野を引き延ばして、英語と紐づけてあげるのは、私にしかできないこと!だと気づかせて下さいました。

5. 手渡す英語、先導するより同じラインで

日常の会話の中で、ゲーム嫌いな私が、ゲームへの関心を示すようになってから、息子の反応も変わりました。
一緒に、Youtubeの英語バージョンを見たり、TikTokで大笑いしたり・・・
これ英語でなんていうの?今、なんて言った?など息子の質問も増えてきました。
大好きなマイクラで構築した世界を、1分間のプレゼンにして!とタスクを与えたところ
即OK! と。じゃ、明日の16:40にお願いね!と約束も交わしました。
もちろん、プレゼンと言っても母語で行うのですが、’’ここには温泉を作って、ここには地下の秘密基地がある!!ここにも武器を隠しているよ。’’
と得意げに次から次へと進んで行きます。本人、とっても楽しそう!!

gameobsession

私は、すかさず、簡単なものは英単語でアドバイス、わからないものや微妙にニュアンスが掴めない単語は、後で一緒に調べよう!とアフターの楽しみも加算します。
発音を褒めたり、言い回しが合っていたら拍手して反応すると、積極的に英語に関わり始めました。
これって英語の何の略か分かる?これは和製英語で、現地では通用しないんだよ。
口語と文語の違いって分かる?など、絶妙なシーンで伝えると脳に届くようで、集中します。
なるほど、自分のペースではなく、子どものペースに合わすのが基本ルールなんですね。
アットホーム留学では、子どもに寄り添い、子どもの意思やタイミングを尊重します。
何気ない質問や、疑問から会話を広げ、考える力を手渡します。調べたくなる工夫、伝えたくなる工夫をすることで、こどもの思考回路や表現力は格段に変わっていきます。

 

マキ先生はドクターではないけれど、子どもの目線になって物事を捉え、共感し、
ワクワクし、いつでもキラキラした感情で優しく包み込んでくれます。
その感覚を学び、忙しさにかまけて他人に任せようとはせず、親がしっかり持って、
子供との関わりを増やして行けば、子供は、安心・安全な環境で、学び進んでいきます。

生きていくうえで大切なことは、

 転んでも怪我しても、スッと自ら立ち上がり、マイウェイを歩んでいくこと!!

6. 最後に

わが息子の不登校は、相変わらず現在進行形ではありますが、いつでもありのままの息子を受け止めていることを伝え、共に学び、baby stepをgiant strideに変えられるよう努めています。
これからも一番の理解者であり、そしてbuddyであり続けたいと切に思っています。
(元々社交的な息子なので、現在も友達と会うため少しの時間登校しています。)

私と同じように子供の特性(発達凸凹でグレーゾーン)に悩み、行き先を見失っている方々にも愛あるアットホーム留学流のアプローチで、子供との関わりを深め、子供の光り輝く可能性に気づき、色んな角度から伸ばしてあげて欲しいと思います。

今後もマイホームスタイルをお届けしていきますので何かのお役に立てれば幸いです。

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  1. […] 「アットホーム留学タウン」には、子どもに寄り添った会話を大切にすることで、イヤイヤ期や行き渋り、不登校にお友達関係といったさまざまな子育て問題を解決した親子がたくさん。さらに、ひらがなをあっという間に覚えたり、苦手な勉強や宿題をスムーズに進められるようになったりと、子どもの成長をしっかりサポートする方もおられます。 […]

  2. 私の周りでも不登校のお子さんで悩んでいるお母さん多いです。Kayokoさんの記事はたくさんのお母さんたちを勇気づけてくれると思います!
    マイクラのプレゼンいいですね!我が家はあつ森で持ち掛けてみようかな(^^)/

    • コメントありがとうございます。少しでも共感していただける方々にお届けできれば嬉しいです。マイクラのプレゼン、子供も楽しそうなので、オススメです。多面的な方法での寄り添いを、我が家のケースとしてこれからも発信していきますので、宜しくお願い致します。

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この記事のライター
Kayoko A.
Kayoko A.
家族:主人と小6息子と3歳娘の4人家族
8歳離れた兄妹の育児で、どうやったらうまく英語を取り入れ、楽しく学べるか悩んでいたところ、アットホーム留学に出会いました。 息子がもつ特性に寄り添い、毎日何かをdiscoverしながら、よりたくさんのヒントを与えることにより、本人の地力を引き出せるよう娘も交えて、Entertain+English(EntertaEnglish)を目指していきます!
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