アットホーム留学のつうしんこうざでは、毎月テーマに沿った7つのフレーズを紹介してもらえます。
それぞれのフレーズを我が家だったらどの場面で使えるかを事前に考えておくと、普段の会話に取り入れられて重宝します。
私は、この講座を受講して10ヶ月目。
毎月、使わないフレーズが1つか2つあります。アットホーム留学プロデューサー神谷真綺先生はそれでもIt’s OK.と仰っいますが、何とか使いたいなぁと思いつつ、その月が終ってしまうのを繰り返していました。
思い続ければ、チャンスは来る!?
11月のフレーズは絵本の読み聞かせの場面で使える7つのフレーズだったので、寝る前の絵本の時間に取り入れたいと思い続けていました。
が、子供が眠そうであったり、話を先に進めたい子供たちに対してフレーズを使って子供のことをもっと知りたい私の意図が合わなくて、「英語はいらんから、早く読んで。」と急かされる日々。
1番使いたいWhat do you think he/she is thinking?が全く使えずに11月が終わろうとしていました。
そんな月末に、やっとその時がきたのです。
こんな風にフレーズを使いました
年中次女が幼稚園で借りたノンタンの本。
ノンタンはお風呂が嫌いで、友達はみんなで泡だらけになりながら、楽しそうにお風呂に入るところをこんな表情で見ているページがあります。
このノンタンの姿を見て
私 : Stop!さて、ノンタンは何を考えているでしょう?
(このページをめくるときにLet’s turn to the next page.と言ったら、子供たちに「英語いらん。」と言われ、尻込み。What do you think he is thinking?が使えず、日本語でした。)
長女 : はい、はーい!!猫は水が嫌い。泡も嫌い。みんなは楽しそうで拗ねてる。
私 : おー、なるほど。泡も嫌いね。確かに拗ねてるみたいやね。
次女 : みんな、うるさい。しつこいって思ってる。
私 : へー、☆☆はそう思うんやね。
読み進めると、みんなは泡だらけの体から耳や尻尾、手などの一部分を出して、誰が隠れているのかクイズが始まります。
そして、このページに。
私 : ノンタン、どうしたんやろうね?
長女 : はい、はい、はーい!!みんながしていたクイズが楽しそうでやりたくなった!
私 : お母さんもそう思うわ。
次女 : ☆☆は、みんなが面白そうにしていたからやと思う。
私 : そうやねー。お風呂大っ嫌いやのに、楽しそうに入れて良かったよね。
2人 : うん。
読み聞かせより面白い
このように、ノンタンの本を読みながらフレーズを使いました。日本語でしたが、これまでは単に文章を読むだけだった絵本の時間が、ノンタンの気持ちを子供がどのように想像しているか聞くと新たな発見があって、楽しめました。
寝る前の慌ただしい時間に絵本を一冊読むのがやっと。それも、早口で。
そんな、流れ作業のような10分を過ごすよりも、1つか2つの場面を取り上げて、子供の意見を聞く時間はとっても幸せな時間でした。
このフレーズ、絵本に限らず使える
ようやく、絵本の時間に使えたこのフレーズ。1度使うのに約1ヶ月かかりましたが、よく考えると絵本に限らず、テレビやDVDなど、映像を見ているときにも使えることに気づきました。
動詞を変えると、
料理中では、What do you think I am cooking?
音がするものを食べながら、What do you think I am eating?とクイズが出せます。
さらに、家の外でも!
例えば、幼稚園への送迎の時間に泣いてる子供を見かけたら、What do you think he is thinking?と質問します。
息子は工事現場で働く車が好きなので、よく立ち寄りますが、その時にはthinkingをdoingに変えると工事現場で働いている人や工事の車両がどんなことをしていると思う?と聞くときに使えます。
こうやって、生活の中で使う場面がたくさんありました。動詞を変えてみたら、どんどん使えます。
みなさんも想像力が膨らむこのフレーズ、是非活用してみてくださいね。