もうすぐ春休み!
もしくはもうすでに春休みに入られているご家庭もあるでしょう。
皆さんは「春休み」と聞くとどのような気持ちになりますか?
・ワクワクする!
・楽しみ!
・お花見したいな♪
と、ポジティブな考えが浮かんだあなた!
Wonderful!
ぜひ素敵な春休みをお過ごし下さいね♪
では、反対に
・何して過ごそう?
・子供たちの兄弟喧嘩が増えないか心配
・毎日の食事タイムが苦痛…
と、不安や心配を抱えているあなた!
この春休み中、特に食事タイムに不安や悩みを持っている、そんなあなたに今回は食事タイムの困り事に関する我が家の取り組みをご紹介します♪
目次
1. 5歳(年中)男子がご飯をなかなか食べなくてイライラする!
我が家の次男、5歳(年中)は好き嫌いが激しく、保育園で様々な工夫を凝らしてくれている給食ですら嫌いな野菜があると一切手をつけない子でした。
「今日は白ご飯しか食べませんでした」なんて日もあったくらい!
頑なに嫌いなものを食べることを拒否し、食べる時間もものすごくかかっていました。
家でも、少しでも嫌いな野菜が見えた途端に嫌な顔をして他のおかずにすら手をつけず「これ嫌い!」をアピールしてくる次男君。
だらんと椅子に寄りかかり、食べないまま不服そうな顔の息子をこれまで幾度となく見てきている私は、
「もう!ひとがせっかく作ったのに文句ばっかり!」
「ちゃんとご飯食べないならおやつはなしだよ!」
「まだ食べてもいないのに…一口くらい食べてよ!」
と、毎日のように怒ってばかりで、次男君との食事タイムがイライラタイムになっていました。
皆で楽しく食事を囲みたいのに、いつの間にか次男君に対して怒ってばかりの自分に悲しくなり、「なんとかしなきゃ」と作戦開始をしたのでした!
2 . 食べ進まない原因を分析してみた!
イライラ食事タイムからの脱却に向け、まず取り組んだことは、
「どういう時に食べ進まないのか?」
次男君の食べ進まない時のパターンを知ろうと、次男君の様子をよく観察することにしました。
すると、
①レタス等の葉野菜がおかずに入っている時はまずだんまりしながら手をつけない。
②味噌汁等の汁物にきのこやネギが入っていると他のことをしだしてなかなか食べ進まない。
③お肉や繊維の多い野菜など噛みきれないものがあるといつまでも噛み続けて食べ進まない。
④喋ることに夢中になって食べ進まない。
⑤皆が先に食べ終わって他のことをしていると気になって食べ進まない。
という5つのパターンが見えてきました。
さて、この5つのパターンをどのように攻略したら良いのか?
自分なりに考察してみました。
①パターン1嫌いな野菜は断固拒否!だんまり「いりません」アピール
まず、①の場合は明らかに次男君が嫌いとわかっている野菜が入っているので、原因は明白です。
でも、親としては好き嫌いなく食べられるようになって欲しい気持ちもあり、出来るだけ皆と同じ食事を出していました。
けれど、これくらいの年齢の子の好き嫌いって意外といつの間にか小学生にあがる頃には食べられるようになっていたりするんですよね。
うちの長女も長男も小学校にあがる頃には「苦手」なものはあっても、「全く食べない」ということは随分なくなりました。
また、大人でもどうしても受け付けない食材や料理ってありますよね?(ないですか?^^;)
私はセロリがどうしても受け付けず、小学校の給食で出たセロリの入ったスープを頑張って口に入れ飲み込もうと思ったけれど気持ち悪くなり、トイレに駆け込んだ経験があります。。
もちろん何でも食べられる方が親としては安心ですが、あまり無理に食べさせようとするのではなく、
・もう少し長い目で見てみてもいいのかな?
・他の物で栄養が取れていたらそこまで気にしなくてもいいんじゃないかな?
と、次男君に対する目線を少し変えることでイライラを抑え、次男君の気持ちに寄り添いどうしても食べられない時は次男君に聞いて取り除くことですんなり食べ進むようになりました。
②パターン2苦手な物はだらだら食べで「残してもいい?」アピール
こちらも苦手な具材が何かを把握していれば①と同様に量を減らして食べきれる量にしたり、どうしても食べられない時は汁だけでも飲めたら
It’s OK!
と、自分自身の捉え方を変えるようにしました。
ただ、①②の対応には落とし穴(?)があって、夫婦とも同じ認識でいないと結局次男君は私からは怒られなくなっても、夫と一緒に食事をする時には怒られてしまう、ということがあります。
これについては夫婦での育児方針を合わせないと子供はどうしたらいいのかわからなくなってしまうので是非合わせたいところです。
(夫との育児方針の違いについてはまた別の機会にお伝え出来ればと思います。)
③パターン3嚙み切れないお肉や野菜いつまでもモグモグ それいつなくなるの?
でももしあまりにも時間がかかってしまう場合や、飲み込めない様子であれば優しく声かけをしてティッシュに出させるなどして、次からどうすれば食べやすくなるのか調理方法を工夫してみるのもいいですね!
④喋ることに夢中になって食べ進まない。
我が家は夕食時の会話を大切にしています。
この夕食タイムに色んな質問をして今日あったことや、今興味を持っていることについて話すことが多いのですが、これが盛り上がりすぎると手も口も止まり気づけば1時間くらい経ってた!なんて日も。
休日のたまの日ならそんな日があってもいいかもしれませんが、平日の夜にそんなに時間がかかっていたら寝る時間がどんどん遅くなってしまいますよね。
楽しい夕食タイムは好きですが、時間には限りがあります。
この④の対策に関しては,
5歳(年中)男子が楽しんで食べ始めてくれた魔法のしかけ
で説明していきたいと思います。
⑤皆が先に食べ終わって他のことをしていると気になって食べ進まない。
この⑤の状況は兄弟がいるご家庭ではよくある光景ではないでしょうか?
ひとりで最後まで食べていると、周りでは兄や姉が遊んでいたりテレビを見出したり。
誘惑がいっぱいの中、さらに食べ進まなくなります。
次の項目では、まさにそんな状況で食べ進まなくなった次男君がある声かけでパクパク食べ始めた、そんな成功体験についてお話しします!
3. とある日の成功体験
ある日、いつものように次男君がなかなか食べ終わらず、隣で長男が勉強をし始めるとちょっかいを出す次男君。
いつもならイライラしながら次男君に「お兄ちゃんの邪魔してないで早く食べて!」と怒っているような場面ですが、その日はふとお皿に残っているもやしが目に入りました。
👩「ねぇ、次男君。今お皿にもやし何本残っているかな?Let’s count!」
と、(食器を洗いながら)声をかけると
👦「え?えっとねー、いち、にー、さん…」
と数え出したので、私も一緒に
👩「…four, five, six」
と、英語で数えていきました。
👦「○本だった~!」
↑
ここ、実は大事(笑)
「あと10口で食べられるよね?」
という圧をかけるのではなく、私自身も純粋に当てっこクイズを楽しみながら声をかけるように意識しました♪
👦「え~?(ニヤニヤ)」
そこへ兄や姉もこの当てっこクイズに食いつき、皆で次男君が何口で食べ終わるのか、1口食べる毎にカウントし、自分の予想が外れそうになると、
👨「あ、やっぱ15!」
など、次男君に皆が注目するので次男君も少し恥ずかしそうに、でも嬉しそうに、あと何口で食べ終わろうかと皆の反応を窺いながら最後の1口はいつもより大きな口で食べきりました!
この経験をしてから、私はようやく「視点を変える」ということが自分の中で腑に落ちることが出来ました。
すると、
・今度から次男君はどういうことをするとご飯に意識が向いてくれるのかな?
・みんなで楽しくご飯を食べるにはどんな仕掛けがあるといいかな?
と、今までは「なかなか食べない」ことに対してばかりに目を向けてイライラしていたけれど、視点を変えるだけで「子供が楽しんで食べるためのゲーム」に置き換えることが出来ました。
4. 5歳(年中)男子が楽しんで食べ始めてくれた魔法のしかけ
この成功体験を通して、私はこれまで食事タイムで自分が感じる「困った」場面をゲームに置き換えてみようと思いました。
まず、次男君の好きな物は何か?
ワクワクすることは何か?
ここを第一に考えました。
次男君は、
・キラキラ光る物が好き!
・ボタンを押すのが好き!
・ロボットが好き!
・クイズが好き!
これをヒントに、
キラキラシールをボタンに見立て、メモにクイズや指令を書いて台紙に貼った「次男君専用リモコン」を作りました。
<クイズ>
・How many more are left?
あといくつ残っている?
・How many minutes will it take to finish eating?
何分で食べ終わるかな?
・How many more bites will it take to finish eating?
あと何口で食べ終わるかな?
<指令>
・Where is your left hand?
左手はどこ?
↑
お椀などに左手を添えてもらうための声掛けです。
・Sit up straight.
まっすぐだよ!
↑
背筋を伸ばして座ってもらうための声掛けです。
・Don’t walk around.
歩き回らないで
・Let’s eat them all.
お皿ぴかぴかにしよう
実はこの次男君専用リモコンの作成にあたっては姉たちも交ざって
「他にどんなボタンがあるといいかな?」
と、アイデアを出してくれました。
こうして、夕食時にタイマーを持ってきて
「あと○分で食べ終われるかな?」
と計ってみたり、ボタンを押して
「Where is your left hand?」
と声をかけると、さっと左手を出してお椀を持つようになりました。
タイマーで時間を計ることで、「時間」に意識が向き、喋っていても途中で
「あ、あと○分だ!」
と急いで食べ始めたり、兄弟で競争したり、と以前より早く食べ終わるようになりました。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は5歳(年中)児の我が家における食事タイムの困り事とその解決策を紹介しましたが、「何にワクワクするか?」は子供によって違います。
大切なのは子供が何に興味を持ってワクワクするのかを知ることだと思います。
この子供のワクワクを知ることがなぜ大切なのか、ついては
「イライラママが子供とおうち英会話を楽しむために知っておきたい3ステップ」
でもご紹介しています。
今回はこの前回の記事の「実践編」となりますので、
まだご覧になっていない方は是非こちらの記事をチェックしてみて下さいね♪
・私も同じようなことしてた…私もイライラを手放して子供と楽しくおうち英会話をやってみたい!
と気になった方はぜひ下の欄から親子英会話セミナーに参加してみて下さい!
今なら無料でのお申し込みが可能です。
ずっと悩んでいた解決策に出会えるこのチャンス、ぜひ掴んで下さいね♪
Comments
とても参考になるシェアありがとうございます✨
親の視点変更で捉え方が変えられることが、記事からイメージできました^^
食事タイムのイライラはどんなお母さんでも感じたことがあると思うので
たくさんのお母さんのお役に立てる記事だと思いました♪
最後のしかけはお姉ちゃんたちと楽しく取り組めてことが造像できました。
子供のやりたいことを見つけて、親も一緒に楽しむことで
イライラが手放せることがわかったので、我が家でも取り入れてみます!!
ありがとうございました♡
分かりすぎる状況に頭振りっぱなしでした!春休みわくわくするか、うんざりするのか。。。まだまだ私は半分半分ですが、イライラ場面をゲームに変えるアイディアは良いな〜と思いました!