英語学習で重要な役割を持っている英語辞書は、おうちでの親子英会話にも活用することができます。
ここでは、子どもたちの親子英会話における辞書の使い方、選び方をご紹介します。
1.親子英会話における英語辞書の使い方
英語辞書といえば、単語の意味を調べたり、例文を探したり、という使い方を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、親子英会話での使い方は違います。
「会話のタネ」を拾う、「興味のタネ」をまくのが英語辞書。
子どもとの会話の中で「これってなんだろう?」という言葉が出てきたとき、一緒に辞書を開いてみてください。
どこにあるかな?と探す。
どんなことかな?と知り、考える。
まわりの言葉にも興味を持つ。
言葉の意味を知ることだけが、辞書の使い方ではなく、1つ1つのプロセスの中で、会話を重ねることができます。
2.小学校低学年以下の子ども向けの英語辞書の選び方
英語辞書は様々なレベルがあるので、実際に中身を見て、段階にあったものを選ぶことが重要です。
大きな書店に行くと、洋書コーナーで見比べることができます。
我が家で使っているのはこちら!
First Illustrated Dictionary and Thesaurus (Usborne Publishing Ltd)
https://www.amazon.co.jp/dp/1474941044/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_3vxmDb42RR25M
子ども向けの英英辞書です。
単語数はそれほど多くはありませんが、簡単な英語で表現されていること、小文字でのインデックスがあること、イラストや色が優しいこと、簡易なthesaurus(シソーラス:類語辞典)もついていることから、年長児からこの辞書を使っています。
最近では、フォニックスを学びながら「この音がつく単語は何があるかな」と、辞書を使って自分で探すようになりました。
オススメは、長い時間を過ごすリビングやダイニングに置いておき、すぐに手に取れるようにしておくこと。
中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員の小川大介氏も、家族が一緒に過ごすリビングに「辞書」「地図」「図鑑」の知的アイテムを置き、ふだんから慣れ親しむことで、後々の学力に大きな差がつく!と著書で述べています。(『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』)
3.自分で作るオリジナルの英語辞書
親子で一緒に作る『My Own Picture Dictionary』もオススメです。
これは、1つの英単語を選び、それを絵と文章で表現する「自分だけの辞書」です。
たとえば、「necktie」
これを、説明するには?と言葉を探します。
“necktie” is 〇〇. と表現できたら、 コレ、英文法の超キソのキソの部分になります!
〇〇の部分を英語にするのが難しかったら、日本語でもいいし、それも難しければ、まずは絵だけでもいいんです。
My Own Picture Dictionaryで、言葉へ興味を持ち、ひとつのことを「シンプルに伝える」ことを日々練習することができます。
このMy Own Picture Dictionary作りが1つのコンテンツとなっているのが、アットホーム留学のキッズ英語サロン。
1日たった10分!かんたん!だけど身につく!身になる!英語つうしんこうざです。