12月になり、街もクリスマスモード。皆さんのおうちでもクリスマスの準備をされましたでしょうか?
我が家では、昨年、グローバルマインドコーチ富田絢子先生のメルマガで親子英会話も楽しめちゃう「アドベントポケット」を知ってから、子供たちと一緒に「アドベントカレンダー」を手作りして飾りつけをしています。
アドベント(Advent)とは、イエス・キリストの降誕を待ち望む時間と言われていて、アドベントカレンダーはクリスマスまでのカウントダウンをするカレンダーのことです。日本でも、中にお菓子やグッズ等が入ったものをよく見かけますよね。
アドベントカレンダーを子供と手作りすると、親子の会話も広がり、クリスマスに向けたワクワクも倍増です。
親子英会話を取り入れた我が家のアドベントカレンダーをご紹介し、手作りアドベントカレンダーの魅力をお伝えいたします。
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1 好きな材料と方法で作るアドベントカレンダー
アドベントカレンダーを手作りしている人も増えているようで、調べてみると、たくさんの素敵な画像が出てきます。カード、袋、箱、材料も様々です。
手作りの良さは、自分の子供の興味やレベルに合わせられること。
我が家では昨年は、長男は3歳。まだ文字は書けず、絵もあまり描けない、大好きなことはシール遊び!でした。
なので、材料は、封筒と大きめの無地のシール、一緒に選んだクリスマスのシール。私が無地のシールに数字を書き込み、長男はそれを封筒に貼り付ける。中に入れるカードにもクリスマスに関連するシールを貼りつけていきました。
今年4歳になった長男は、文字や数字を書けるようになり、とにかく「文字を書きたい!!!!」と毎日文字を書いているので、封筒に1つ1つに日付を書いてもらいました。
中には今年は絵を描いたカードや折り紙等を入れようと思いましたが、文字が書きたいというので「クリスマス」や「冬」をお題に、好きな文字を書いてもらいました(2歳の次男は、「いれていーのー?」を繰り返し、袋にカードを「ないない!」する係に。)。
ひらがなとカタカナの混ざった「今しかない」文字のカードがたくさん生まれました!
材料や作り方を子供と好きなようにアレンジできて、毎年全く違うものが出来上がるのがとても楽しいです。
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2 学びにつながるアドベントカレンダーの内容
クリスマスをはじめ、季節のイベントについて私はその「本当の意味を子供たちに知ってもらう」ことをとても大切にしています。
「クリスマスはサンタクロースからプレゼントをもらってごちそうを食べる日」ではちょっと淋しいなと思っています。
クリスマスの場合、アドベントカレンダーをその学びのきっかけにしています。
今年は「保育園で聞いたクリスマスのお話、何がでてきたのかな?」「冬ってどんな季節?」などと質問しながら、思いつく書きたい文字をどんどん書いてもらいました。
そして、長男が「ケーキ」と書いたら、裏に「どんなケーキをたべたい?」と書いたり、「くつした」の裏には「くつしたをじゅんびしよう!」と書いたり、その日の会話や活動のきっかけになりそうなメッセージを付け足しました。
子供だけで24枚は難しかったので、ママからは「Let’s sing Christmas songs♪」や「Let’s dance to Christmas songs♪」など親子で楽しめそうな英語フレーズや、「キリスト教」「マリア様」「ひかりの祭り」など、ちょっと難しいけど、クリスマスの背景のお話に触れられそうな単語や絵を書きました(この日はその言葉に関連する絵本などを読んでお話ができたら良いなという想いです。)。
私が学生時代にアメリカに留学した際、クリスチャンの友人に「クリスチャンではないのに、日本でもクリスマスをお祝いするの?どうして?」と聞かれ、言葉につまった経験があります。
だからこそ、子供たちには「クリスマス」が何なのかを毎年の家族での会話の中で理解し、異文化理解へのきっかけとなって欲しいと思っています。
3 1年の成長を感じ、1年後につなげられる会話の記録
毎年アドベントカレンダーを作って会話をし、会話を記録することで、子供の1年の大きな成長を感じることができると思います。
我が家はまだ2年目ですが、昨年は、長男はまだ3歳。
中身はカラフルなサンタさんやいろいろな形のプレゼント等のシールを貼ったカードを入れただけでしたが、それでも、毎日そこから会話をして、会話の内容を記録をしていました。
1年たった今振り返ると、「What’s this?」に「Pink Santa Claus!」と3日目で反応するようになったこと、「What’s in the bag?♪」という歌がお気に入りで英語で口ずさんでいたこと、Pink! Green!と色は英語で答えられていること、プレゼントのシールから「どんなプレゼントが欲しい?/What do you want from Santa Claus?」と聞いても「サンタさんが怖いからプレゼントはいらない」と言い続けてプレゼントが決まらなくて困ったこと、などがとても微笑ましく思い出されます。
今年は中身を開けて会話をしていくのはまだまだこれからですが、準備をしている段階から、クリスマスと聞いて「かみさまのたんじょうび(※本当は誕生日ではないですが)」「キリスト」というような言葉もでてきて、その学びに驚くと同時に、これから毎日どうやって話が広がるか(それていくか)とても楽しみです。
子供の成長は本当にあっという間で何となく過ごしていると子供がいつ何をできるようになって、どんなことを話していたのか、忘れてしまいますよね。
だからこそ、こうして毎年同じ時期に同じようなトピックで会話の記録を振り返れることは大きな財産になると思います。
うまくいかなかった会話も記録しておくと、翌年、「今年はどうかな?」「今年はこんな風にしてみようかな?」と考えるきっかけになります。
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4 さいごに
我が家流のアドベントカレンダーのポイントは次の3点です。
- ・子供の興味にあった材料&作り方で楽しく
- ・親子(英)会話で「クリスマス」を知れる内容で異文化理解のきっかけに
- ・会話の記録で1年の成長を振り返り翌年につなげる
今年もどんな会話が広がるのか、そこから親子でどんな学びが得られるのか、とっても楽しみです。
子供たちに嫌がられるまで毎年続けていきたい習慣です。
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Comments
手作りを厭わず、子どもが楽しめるように声がけや対応を工夫されているんですね!
えりさんのアイデアや、記事の書き方に毎回唸って(笑)います。すごい!
ゆうりさん
コメントありがとうございます♪
昔から工作系はすごくすごく嫌いだったんです。笑
だから今もへんてこな絵ばっかりですけど、でも、子供たちと楽しく会話ができれば、仕上がりは何でもOKと自分へのハードルを下げました!
そんな風に言って下さり、ありがとうございます!とっても励みになります。