今年小学4年生になった息子。最近なんだかイライラしています。やたらと反発してきたり、言葉が荒れたり。
ネットで検索すると、「中間反抗期」「小4の壁」「ギャングエイジ」といったキーワードとともに、我が家と同じような事例がたくさんでてきます。
「成長の証、自立へのステップ」とあり、それは分かってはいるものの、おっとり穏やかな性格だった息子の変化には正直戸惑いもあります。
高学年に足を踏み入れたこのタイミングで、もう一度親子の関係を見直し、イライラ小学生男子に向き合う心構えを整理してみました。
目次
1 我が家のイライラ男子の状況
元々おっとり穏やか、マイペースな息子。保育園や小学校低学年(1、2年生)の頃は、遊ぶ時も、一人で好きなことに没頭するか、女の子に囲まれているタイプでした。
そんな息子もあっという間に4年生。最近やたらとイライラしている様子がみられます。振り返ると、3年生の後半頃からその傾向が目立つように。ちょっとしたことで反発したり、感情的に乱暴な言葉を使ってきます。
ネットで検索すると、この時期特有の子供の反抗は「中間反抗期」と呼ばれ、「成長の証、自立へのステップ」とのこと。
成長に欠かせないものとは言っても、「うるさい!」「あっちいって」、さらには妹に向かって「バーカ、〇〇じゃねえよ!」なんて言葉遣いを聞くと、こちらも感情的になってしまい、親子バトルに発展することも・・・
4年生になって、学校での勉強も少しずつ難しくなり、お友達との関係でもつまずくことが出てくるかもしれません。
そんな中、家でも親子バトルを繰り返していると、状況はますます悪化してしまいそうです。
このままではマズイと思い、普段の親子の会話を見直して、イライラ小学生男子に向き合う心構えを整理してみました。
2 子供のイライラの原因
普段の親子の会話を見直してみると、我が家では、特に次のような時にイライラが起こり、時にエスカレートしています。
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① 親からの一方的な指示、命令、確認
フルタイム勤務で、子供と過ごせる時間は一日数時間。
そんな中で、なるべく効率的に毎日のタスクを済ませようとすると、いつのまにか「宿題やったの?」「時間割は?」「〇時までにやってね」といった指示、命令、確認の会話になりがちです。
以前よりはずいぶん減ったものの、忙しい時はついついやってしまいます。
でも、我が家の小4男子には、もうこれは通用しません。イライラを超えて、まったく耳に入っていないようでスルーされます。
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② 親の意見を押し付ける
宿題、次の日の準備など「やらなければならないこと」、そして、本、漫画、ゲームなど「やりたいこと」がある中、親目線では「やらなければならないこと」をさっさと済ませてほしいという思いがあります。
「ご飯の前に〇〇済ませてしまったら?」「お風呂の前に〇〇したら」、良かれと思って言っても、全く動かず・・・しびれを切らして「まだ?もう〇〇する時間だよ」とたたみかけるように言うと、「うるさいなぁ」「今やろうとしてた!」とイライラが始まります。
そんな態度にこっちまでイライラしてしまいます。
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③ 感情的に反応する
子供のイライラ感情や乱暴な言葉に、思わず「何その言葉!いいかげんにしなさい!」とガツンと言ってしまうことがあります。
でも、一方的に叱りつけたり、感情的に言い争ったりしてもどんどんエスカレートしていくだけで、状況は良くなるどころか悪化してしまいます。
3 子供のイライラへの対策
子供に変わってほしいけど、指示・命令、感情的な対応では余計にこじれるだけ・・・
子供を変えるためには、まずは自分の意識を変える必要があると気づきました。
まだまだうまくいかないことも多いですが、親子のコミュニケーションで次のことを意識すると、日々の会話が穏やかになることを実感しています。
我が家で心がけているポイントをご紹介します。
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① 理想を高く持ちすぎない
子供にこうしてほしい、こう動いてほしいと勝手に作り上げている「あるべき姿」。勝手に期待して、子供が思い通りにならないとモヤモヤ。
この「〇〇すべき」を手放し、子供は思った通りに動かないと割り切る。
他と比べるのではなく、その子自身の過去と比べて少しでもできていることがあれば「良し」とする。
理想を高く持ちすぎず、小さなステップに“丸”を付けることを心がけたいと思います。
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② 干渉、管理しすぎない
「帰ってきたら一番に手を洗って」、「まず宿題ね」、「ゲームは〇分ね」。
こんな会話ばかりしていると、子供がイライラするだけでなく、指示がないと動けない人になってしまいます。
「〇時までにご飯」、「〇時までには寝る」と大まかなルールを予め伝え、あとのやり方や順番は子供に任せる。
ご飯と宿題の順番が逆になっても、寝る前までに終わっていれば大した問題ではありません。
お互いにイライラしない上に、子供が自分で考え、自分から行動できるような会話を意識していきたいと思います。
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③ スキンシップを取りながら子供の気持ちを聞く
小学4年生の息子。反発して、乱暴な言葉を使っていても、気持ちが落ち着けば「ママ、さっきはごめんね」と甘えてくるまだまだ可愛い男子です。
そのツンデレぶりに、こちらの気持ちがついていかないこともありますが、大人気なく感情的になるのではなく、しっかり気持ちに寄り添っていきたいと思います。
幼児の時のようなベタベタは嫌がられますが、寝る前のマッサージ時間など、気持ちが落ち着いている時にしっかり話を聞いて、こちらの気持ちも伝えるようにしています。
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④ 親が自分の時間を充実させる
仕事、子供、家のことに追われる毎日ですが、やっぱり自分の時間も大切です。
隙間時間をみつけて、自分の時間を確保する、その時間だけは自分を最優先する。それだけで心に余裕が生まれます。
子供が起きる前や寝た後の数十分、職場でのお昼休み、週末に自分時間を作って好きなことをする。
私の場合は、ドラマ視聴、ネットサーフィン、読書、ヨガ、ランチ、それぞれ短時間ですが、没頭できる時間が貴重なご褒美となっています。
4 イライラ期に向き合う心構え
現在進行形で続いている小4男子のイヤイヤ期ならぬイライラ期。
うまく向き合えることもあれば、向き合えないこともあり試行錯誤の毎日です。
正直、「誰かどうにかしてくれないか」と他力本願になってしまうこともあります。
そんな中でとても印象に残った先輩ママさんの言葉がありました。
アットホーム留学のアイデア力セミナーで、同じ受講生の思春期兄弟のママさんがセミナー最終回に語った言葉がこちらです。
セミナーを受ける前は、「子供と色々な会話がしたい」と理想を高く描いていました。でも、まずは、(子供が)思春期の男の子で難しい年頃ということを受け止め、自分の理想としている会話や英語が少しでもできたら「良し」として進んでいきたい。
おうちの環境を変えられるのはママだけ。それぞれの家庭でママがどれだけがんばれるかにかかっている。
うまくいかないことがあっても、あきらめるわけにはいかない、あきらめてしまったら望んだようにはいかない。あきらめずに会話を意識していくことが大切。
この言葉には、イライラしている子供に寄り添うヒントがたくさんありました。
おうちの環境を整えながら親子の信頼関係を築いていけるのは、「他の誰か」ではなく、私自身なのだと勇気づけられました。
我が家の息子も数年すれば、今度は思春期に突入していきます。子育ての悩みは子供の成長とともに、その時々で変わっていくもの。我が子をしっかり観察しながら、その時々で最善の策を見つけていければと思います。
上でご紹介したアットホーム留学のアイデア力セミナー。ただ家で実践する親子英会話のテクニックを学ぶだけではありません。
子供のことをよく知り、親子の信頼関係を深める、そんな親子(英)会話を学ぶことができます。
そこでの学びがあったからこそ、今回私も子供のイライラをうやむやにせず、しっかりと向き合うための心構えを整理できたのではないかと思っています。
子供の英会話力、思考力、創造力、表現力が伸びるおうち英語を学べるアットホーム留学の「アイデア力セミナー」
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Comments
>子供は思った通りに動かないと割り切る
頭ではわかっていても、感情的になることがあります。(幼児でも)
Ayaさんの対策と心構えは、思春期(思春期って小学生でももう始まるんですよね…)に限らず、
全ママさんに共通するすごく大切なことだと思いました。
ありがとうございます!頭でわかっていても・・・ありますよね。
うまくいかない時は、私自身もここでの心構えを振り返っています。