「英語が覚えられない」という子どもにとって、「覚えられない」というこの感情は、英語学習へブレーキをかけることにもつながりかねません。
英語を「覚えられない」は、
英語は「覚えなくてもわかる」に変えていけばいいのです。
英語への苦手意識のスタートは、中学1年生から!
GMOリサーチ株式会社の 「英語に関する意識調査」(2017年)によると、 英語に対して「苦手意識がある」という回答は、未成年:62.4%、成人:67.0%となり、未成年・成人ともに6割超が英語に対して苦手意識を持っていることが判明しました。
英語を苦手と感じるようになった時期は、未成年・成人ともに「中学1年(未成年:25.8%、成人:33.3%)」が1位となり、本格的に英語を学び始める時期に苦手意識が芽生えることが多いことがわかりました。
この調査結果を見て、「確かにそうだな」と思う方も多いかもしれませんね。
中学1年生で本格的に英語学習が始まり、そこで苦手意識を持ってしまうと、その後の学習へのモチベーションへの影響も計り知れません。
2020年からは、英語学習が低学年化します。 苦手意識を持つ年齢も低下すると予想されており、それは何としても阻止したいところ。
そのために、私たち親は何ができるのでしょうか。
英単語を「知っている」、よりも「読める!」「書ける!」
学校の英語のテストでは、「英単語が書ける」ことが求められます。
そのために、スペルを暗記しようとします。
私たちも単語帳を使って必死に覚えましたよね。
Wednesdayとかrestaurantとか、単語自体はよく知っているのに、書くのが難しい単語を何度も口に出し、書いて覚えました。
私たちは、がんばってスペルを覚えましたが、「フォニックス」がわかると、 スペルで覚えなくても、多くの英単語は読めて、書けるようになります。
小1がフォニックスを学ぶと、英単語を書けるようになる
我が家の小1の息子は、アルファベットすらまだ全部覚えていない初級レベルですが、フォニックスを始めて半年。
短い単語なら、読み書きができるようになってきました。
たとえば、「x」が入った4つの単語を聞いて、書けるかやってみたら、確認しながらではありますが、4つとも書くことができました!
書けたけど「fax」が何かは、知りませんでしたよ。
知らない言葉だけど、音を聞いて書けたということです。
これがフォニックスの効果。
アットホーム留学で、子どもと一緒にフォニックスを学ぶママたちがよく言うのが、
「私も子どもの頃にこの学び方に出会いたかった!」
フォニックスのルールがわかると、知らない単語も読めるし、聞いたら書けるようになるんです。
フォニックスは、海外の子どもたちは当たり前に学んでいますが、日本ではまだまだこれから、という段階です。
単語を知らなくても、読める力、書ける力を身につけたら、「英語が覚えられない」でつまずく子どもは、減っていくだろうと思います。
しかしフォニックスは、子ども一人では学べません。
親子で一緒に、会話の中で音に意識を向けることで、少しづつ身につけていくことができるものです。
確認や指示ばかりの会話をしている親子と、
会話の中に学びを取り入れて、子どもと一緒に学びあう親子と
どちらになりたいですか?