こんにちは。私は今「アットホーム留学」という親子英会話のオンラインコミュニティに所属し、そこでパフォーマーとして、同じ目標をもつ仲間と共に、日々の親子の英会話のみならず、自分の夢の実現や、人生をより豊かに過ごす方法を学んでいます。
はじめに
かなり長い時間をかけて英会話を勉強してきたつもりなのに、いざネイティブの人と話すと会話が続かない。
そんな悔しい思いをされた方は多いと思います。
私もかれこれ10年以上英語を学んできているのですが、「海外旅行でよく使われる英語」等ならある程度はできるのですが、問題はその先のフリートークにあります。定型文以外の英語は、、、超苦手!
今回はそんな苦手意識塊のフリートークを少しでも改善するための試みをご紹介したいと思います。
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ファリプレで置き換えを
前回の記事で、我が家では「ファリプレ」による置き換えで、自分流の英文を作っていますとお伝えしました。
ファリプレとは、ファン(fun :楽しい)+リプレイス(replace : 置き換える)=子どもたちが楽しい!と思えるものに置き換える。アットホーム留学プロデューサーのサンシャインマキ先生が考案されたメソッドです。
STEP1で例文が提示されますので、その文を使って、STEP2ではその一部を自分流に置き換えます。
例えば、「TV」の回。
I am a TV addict.
-僕/私ってTV中毒なんだよね。
という例文が、我が家流ではこんな感じです。
I am a Youtube addict. / I am a Minecraft addict. / I am a plastic model addict…
昆虫が大好きな息子には、
You are a beatle addict!
-君はカブトムシ 中毒だよね!
My father is the Beatles addict!
-お父さんはビートルズ(歌手の方)中毒だね!
となります。
どうですか?ただひとつの例文がどんどん広がっていくのを感じていただけましたでしょうか?
もちろん子供と一緒にアイデアを考える過程は日本語でもOKです。慣れてくると自然に英語でフレーズがでてくることも。
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1日1文、英語で日記をつけてみる
このファリプレが楽しかったので、派生してやっているのが、「1日1文、英語日記」です。
やはりその日あったこと、思ったことを英語で言えるようになりたいなと思ったので、それを英語にすることにしました。
もともと、10年日記はかれこれ20年以上つけており、現在3冊目。10年日記の良いところは、1日あたりの記入欄が少ないので、その日のエピソードを簡単に、凝縮して書けるところと、1年前の自分や過去の自分と今の自分を比較できるところです。同じようなところでつまずいていたり、けっこう成長していたり(笑)。
この10年日記はせいぜい1日5行程度なので、その中から1行を取り出し、英文にします。
こちらもあまり欲張りすぎると、以前お伝えしたホメオスタシスが作動して、元に戻ろうとしてしまうため、あくまでも1−2行にとどめておきます。(もう少しこれが当たり前になったら3−4行に増やしたいなと思っています)
昨日とうってかわって、今日は寒くて雨の降り続く1日だった。
-Compared to yesterday, it was a cold and rainy day all day.
Kくんが夕方具合が悪くなり、吐いてしまった。
-K got sick and vomited in the evening.
姪っ子のMちゃんが結婚した。
-My niece M-chan got married.
「うってかわって」ってどういう風に表現するんだろう?
「吐く」ってなんだっけ?「姪っ子」ってなんだっけ?と、すんなりいかないことが多いのですが、確実に語彙は広がりますし、自分の身の回りのことなので、言えるようになりたい、ならなきゃというテンションが上がります。
ちなみに英語日記といえば、新井リオさんの「英語日記BOY」が有名ですね。
独自のメソッドで英語を勉強し、カナダでフリーのグラフィックデザイナーとして活躍している新井リオさんの本ですが、衝撃だったのはやはり「どういう状態が英語をしゃべれる状態なのか」をきちんと定義しているところです。
ゴールを設定せずに、ただ「英語を話せる」ということを漠然と捉えていた私には衝撃的な内容でした。
私もこのスタイルでやりたいと思っていますが、オンライン英会話の代わりに頼りにしているのは
DeepLという翻訳ソフトです。
英訳の自然さ、例文の多さから、他の翻訳ソフトとは一線を画しています。
ただ、やはりネイティブに自然な英語を教えてもらうのにはかないませんので、そこは割り切って利用する感じです。
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まとめ
アットホーム留学でファリプレを取り入れて約10ヶ月。英語日記はまだ2ヶ月ほどなのですが、先日少し嬉しいことがありました。
お天気のいい休日に家族で公園でランチをしていると、近くに座っていたアメリカ人女性に息子が声をかけられました。
女性:What are there on your face?
-(顔の上にいるのは何?)
息子:Mantis! (カマキリ !)
女性:Oh, mantis?
私:My son loves mantis and all insects. (カマキリ とか昆虫全般が好きなんですよ〜)
女性:May I take his picture? I won’t post it on social media.
-(写真撮っていい? SNSにはアップしないから。)
私:Sure. no problem!
-(どうぞ。問題ないですよ。)
なんとも不思議な会話の始まりでしたが、それからよくこの公園にくるのか、他にどんな昆虫を飼っているのか、
その昆虫が時々家の中で羽化するので、ある日突然部屋の中にいてびっくりする話とか、
今までどんなところに住んでいたか等々、気がつけば30分くらいおしゃべりしていました。
あれ?私定型文以外は長く話せないし、そもそも英語教室以外でそんなに長く外国の人とおしゃべりしたこと
なかったなあ。
もちろん、彼女が日本に5年以上住んでいて、ある程度日本人のつたない英語に慣れているということも大きいと思います。それと、たまたま会話が「昆虫」から入ったことで、普段よく我が家流として置き換え文に使う「幼虫」「脱皮」「羽化」などの単語がスラッとでてきたことも自信につながったのかもしれません。
アットホーム留学スタイルでなく、いつまでも参考書やアプリの例文に頼って勉強していたらこの会話は続かなかったことは確信できます。
興味のあることから勉強をはじめましょう。
例文は全て、自分の使いそうな英語に置き換えましょう。
「自分の好きなこと、話したいことを英語で話せること」それが私の英語のゴールであり、
子供にも手渡してあげたい力です。
まだ道半ばですが、自分を鼓舞するためにも 今までの経緯と試みをまとめさせていただきました。
子供の興味に寄り添った会話で、我が家流に置き換えた英文にして、アウトプットを意識する。
これらは全てアットホーム留学で仲間と共に学んでいることです。
1人ではなかなか継続が難しい英語学習ですが、同じ目標をもつ仲間達とともに、励ましあいながら新しい目標を設定し、
達成をめざしていくというのは楽しいことです。
もし興味があればぜひ以下からセミナーの動画を受け取ってくださいね。