話下手ですが、6歳と3歳の二人の娘との会話で自分の英語力と会話力を鍛えておりますayakaです。
子供には、英語がペラペラに話せるようになり、将来はグローバルに活躍できるようになって欲しい!と思われる親御さんは多いのではないでしょうか。
私も娘達には、英語が得意になりグローバルに活躍できる人材になって欲しいと思っています。
しかし、私自身、英語を学びある程度英語が喋れるようになったけれども、海外の人に質問されて返事ができないという悔しい思いを何度もしたことがあります。
返答できなかった理由は、英語で何というかわからないのではなく、質問に対する自分の考えが浮かばなかったからです。
「子供達には私の様に自分の意見が浮かばなくて返事ができないということがなく、海外の人とディスカッションが弾むようになって欲しい」と思い、英語力だけでなく会話力も伸ばす方法を探していたところ、アットホーム留学に出会いました。(アットホーム留学とは親子の会話を通して英語力と会話力を伸ばす情報を発信しているコミュニティです)
アットホーム留学が開催する「しつもん力セミナー」で、子供達と楽しく英語力と会話力を伸ばす方法を学びました。
本記事では、私がセミナーで学び実践して効果を得た、子供の会話力向上の方法についてご紹介します。
目次
英語力と会話力を養うカギは親子の会話
英語力と会話力を向上させる最も効果的な方法は、家庭で力を養う環境を作ることです。
そのためには、親子の会話の中で英語を取り入れたり、自分のアイディアを考え、伝えることができる会話をしたりすることが重要です。
子供の英語力を養う日常会話への英語の取り入れ方については、mamashライターはまのえみさんの「英語苦手ママでもできるワンシーン親子英会話」がわかりやすく記載していますので、ご参考ください。
そして、会話力は会話をすることで鍛えられるので、親子の会話を通じて子供の会話力を伸ばせれば、海外の方々ともディスカッションし合える会話力を家庭で身につけることができます。
「会話は子供と毎日している」と思われるかと思います。
しかし、毎日お子さんとされている会話の内容によっては会話力の向上に繋がらないこともあるのです。
会話力向上に繋がらない【事実確認の会話】に要注意
以下のような質問の会話は要注意です。
- 「今日は何したの?」
- 「今日の給食はなんだった?」
- 「これ何か知ってる?」
上記の質問による会話は、過去の記憶を確認しているだけの事実確認の会話になってしまいます。
「はい」「いいえ」で答えられる内容や、思い出すだけの回答では考えることを放棄させてしまいます。
会話力を向上させるためには、自分で考え、相手に伝えることを繰り返すことが大切です。
どのようなことを意識すると会話力を養う会話ができるのか、3つのポイントを紹介していきます。
親子の会話で会話力を養う3つのポイント
しつもん力セミナーを受講した当初は、私自身、事実確認の会話が多かったのですが、紹介する3つのポイントを実施することにより、娘からたくさんのお話が聞けるようになりました。
ポイント①:5W1Hの問いかけで子供の考えを聞く
事実確認で質問を終わらせずに、子供の考えを引き出すために5W1H(What、Why、When、Where、Who、How)を用いて質問しましょう!
- <会話例>
- (子供が保育園から帰宅した時の会話)
私「今日は何が楽しかった?」
長女「とび箱したこと」
私「そうなんだ!とび箱のどんなところが楽しかった?」
長女「3段飛べた」
私「Wow, Good job! 前よりももっと跳べるようになったの?」
長女「うん!もっと跳べるようになりたい」
会話例のように、とび箱が楽しかった理由を深掘りし、次への意欲なども聞くことができました。
1回の質問では終わらず、子供自身の想いや考えを話すチャンスを作りましょう。
ポイント②:「ママ/パパだったら…」を伝えて思考のアイディアを提供
質問しても難しい問いの場合は子供からすぐに答えが出てこないこともよくあります。
そのような場合は、ママやパパが自分の考えを例として出しましょう!
<会話例>
(絵本「Where’s Spot?」作者:Eric Hill を読んでいた時の会話)
長女「どうしてSpotはカゴに入っていたのかな?」
私「うーん、どうしてだろう。どうしてだと思う?」
長女「・・・」
私「お母さんとかくれんぼして遊びたかったのかな?とママは思ったよ」
長女「私はみんなとかくれんぼしてたんじゃないかな?と思う」
「私はこう思う」という1つのアイディアとして話すことで、子供自身のアイディアの糸口も見え、自分の考えを言い易くなります。
いろいろな考えがあって良いということを伝えるために、答えを言うのではなく、「ママだったら・・・」と伝えることがポイントです。
私の娘にも、以前はただ質問をなげかけても答えが返ってこず、会話が続かないことがありました。しかし、私自身の考えも伝えることにより、娘のアイディアが出てきやすくなり、会話が続くようになりました!
ポイント③:知っていても子供に聞いて考える力、伝える力を養う
親は子供よりも知識がたくさんありますし、我が子のことであれば言われなくても求めていることがわかることもあると思います。
しかし、答えがわかっていても子供に質問し、考える力や伝える力、また、調べる力を養いましょう!
<会話例>
(娘と3人でぶどうジュースを飲んでいる時の会話)
次女「どうしてぶどうジュースは紫色なの?」
私「Good question!どうしてだろう…どうしてだと思う?」
次女「うーん」
私「ぶどうは何色だったっけ?」
長女「ぶどうは紫色だよ!あれ、でも中は黄緑色だ…」
私「いい視点だね!Good point!確かに中は黄緑色だよね〜」
長女「皮ごとジュースにしてるんじゃない?皮食べれるぶどう使ってるんだよ」
私「いいねぇ。Good idea!それかも!調べてみよう!」
どんな答えが返ってきたとしても否定せず、相手の意見を受け入れましょう。発想を豊かにするためには、なんでも話せる親子関係になることもポイントです。
答えが返ってこなければ、「ママ/パパだったら・・・」と伝えて答えを促しましょう。
子供の予想はあっているのか、一緒に調べると調べる力も養うことができます。
また、子供の言わんとしていることがわかる場合も説明してもらうようにしましょう。
<会話例>
(長女におやつのリクエストを聞いた時の会話)
私「今日のおやつは何が食べたい?」
長女「スーパーで買いたい!」
私「Aスーパーにお買い物に行くからちょうどいいね」
長女「Bスーパーがいい!」
私「(知育菓子が欲しいのかなと思いつつ)どうしてBスーパーがいいの?」
長女「作るお菓子(知育菓子)とかあるから!」
例文の場面で「知育菓子があるからBスーパーがいいの?」と聞いてしまっては「うん」と返事が返ってきて、事実確認の質問になってしまいます。
自分で相手に伝える力を養うチャンスですので、ぜひお子さんに説明してもらいましょう。
まとめ:親子の会話で会話力と英語力を養う方法
私が子供との会話で実践している、子供の会話力を養う3つのポイントをお伝えしました。
ポイント①:5W1Hの問いかけで子供の考えを聞く
ポイント②:「ママ/パパだったら…」を伝えて思考のアイディアを提供
ポイント③:知っていても子供に聞いて考える力、伝える力を養う
紹介した方法を実施する前は、事実確認の会話が多く会話内容も薄かったです。今は3つのポイントを実践して、子供の考えがたくさん聞ける会話ができています!
更に、子供との会話の中に英語も取り入れることで、英語力も一緒に向上することができます。
本記事を読み、
- もっと具体的に会話力を向上する質問の仕方について知りたい
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親子の会話でグローバルに活躍できる力を養いましょう!