未就学児を持つご家庭では、お子さんにいつ習い事を始めようか、
このタイミングで次年度に向けて悩まれる方も多いのではないでしょうか?

ふと周りを見渡すと、
「あっ!あの子もやってる!」
「あの子はピアノ!?」
「あの子は幼児教室!?」
と、すでに始めているご家庭に注目しがち。

つい「うちも早く始めなくては!」と先走って決めてしまうこともあるかも知れません。

我が家の子供達も5歳と3歳の未就学児。
保育園という特性上、長時間勤務のワーママも多く、
そんな中で習い事に通わせるご家庭を見て正直焦ったりしていました。

今回、未就学児が習い事を始めるにあたって大切なことについて研究し、
記事にまとめてみましたので、習い事を考えておられる未就学児を持つワーママさん、
ぜひご参考になさって下さい。

⒈ 未就学児の習い事ベスト10とは?

まずは、コロナ禍の今、未就学児を含むご家庭でどんな習い事が人気なのかチェックしてみましょう。

「子ども習い事図鑑」が2021年に調査した最新の習い事ランキングについて見てみましょう。

アンケート調査対象

対象:0歳~12歳の子供の習い事をしている家庭

対象人数:1250名

調査期間:2021年1月5日~1月末

調査方法:インターネット回答

順位 今やっている習い事ベスト10と割合

1位 通信教育・塾(オンライン含む)   20.2%

2位 スイミング 14.3%

3位 英会話(オンライン含む)   10.6%

4位 ピアノ・楽器 8.7%

5位 武道 6.2%

6位 サッカー教室 4.3%

7位 体操教室 4.1%

8位 書道教室 3.9%

9位 そろばん 3.7%

10位 プログラミング(オンライン含む)   3.2%

(子どもの習い事図鑑サイト内より引用)

コロナ禍で外出が制限される中、家庭の中でできる習い事も上位に多く上がってきている印象ですが、
スイミング・ピアノ(楽器含む)・英語・運動系は例年と同じく人気が高いようです。

更に、2020年度より小学校で必修化された科目であり、
近年注目を集めているプログラミングが習い事の一つとしてベスト10にランクインしていました。

また、例年と大きく異なるのは、近年コロナ禍により通わせる事に不安があるという事。
「子ども習い事図鑑」が2020年7月に親御さんに調査された
「コロナ禍で習い事に通わせるのが不安があるか?」という家庭は
7割近くに上るという結果となったようです。

最も習い事を始める年齢が多いのは、「7歳から」である一方で、
小学生入学の6歳までに習い事をなにかしらしている家庭も多く、
約半数近くの子供が未就学から習い事をしているという結果となりました。

ここまで見てみて、いかがでしょうか?
「未就学の頃から何か始めた方がいいかな?」
「やっぱりピアノはやっといた方がいいかな?」
「スイミングも人気高いから申し込んどこうかな」
とにかく早めにした方がいいかもという焦燥感に駆られるかもしれません。

私もその1人でした。

では、そもそもなぜ習い事をするのでしょうか?

習い事に悩むママ

⒉ 習い事を決める際に悩んだ事

我が家は長男が5歳になる年中の年から習い事を始めました。

周りがどんどん習い事を始めていく中で、
「何かやってみた方がいいかな?」
「何を始めたらいいかな?」
と焦っていた時期もありました。

また、習い事を始めるにはそれなりに費用もかかります。
私自身、ほぼフルタイムで働くワーママでもあり、平日は特に時間も限られます。

では、そもそもなぜ習い事をするのか?
そう問いかけた時に、はっきりとしていた事がありました。それは、

『子供の好きな事・苦手な事』への理解、その先を伸ばす=習い事

普段子供との会話では、

あなたはどう思うの? What do you think?

なぜそう思うの? Why do you think?

どう感じる? How do you feel?

等、子供自身の考えを引き出す質問を心掛けています。

また、絵本や遊びを通じて、子供の遊ぶ内容に注目し、
今何に夢中なのか?
何をしている時が1番楽しそうなのか?
普段の限られた時間の中で観察するようにしています。

こうした【親子の会話】【子供の観察】をする事が、
習い事を決めるにあたって役に立ったポイントになりました。

⒊ 未就学児が習い事を始める際に大切な3つのポイント

⑴好きを伸ばすか・苦手を克服するかを意識する

我が家の5歳の長男の場合、

・体を動かす事

・音楽が好きな事

・1人で黙々と物を作る事(プラレール・文房具を使った製作等)

が大好きな反面、

・大人数の中に入っていく事

・人前で発表する事

・初めての事に挑戦する事

にたくさんのエネルギーが必要だという特徴があります。

そこで、

【好きを伸ばすか or 苦手を克服するか】を定める事で、
習い事で得る事の目的と目標を明確にする事から始めました。

好きを伸ばす→運動系・音楽系・個人レッスン

苦手を克服する→チームワークを学べる・発表会がある・園での経験がない

これらを踏まえた上で、

サッカー(運動・チームワーク・未経験)

ピアノ(音楽・集団or個人・未経験)

スイミング(運動・未経験)

リズムジャンプ(運動・未経験)

これらの体験から始めてみることにしました。

物作りに関しては、家で伸び伸びとマイペースに続ける事がベストと思い、
習い事の日をなるべく同じ日でまとめる事で、
家でゆっくり好きなもの作りに没頭できる時間を確保できるように工夫しました。

製作を楽しむ子供達

⑵親子で会話する

習い事の体験をする際とした後にも、必ず子供と会話をしました。

「園のホールに大きいピアノがあるでしょ?
それを体験できるレッスンがあるんやけど、行ってみる?」
「いっぱい人いない?ママもいる?」
「うん、大丈夫。長男の他にはお友達いないし、ママも妹ちゃんもいるからね。」

「普段保育園で入っているのとは違う大きなプールで泳げるスイミングがあるんやけど、
行ってみる?」
「えーいっぱい人いるの嫌や」
「◯◯君も一緒やし、ママも妹ちゃんも見てるから、大丈夫やで。
行ってみるだけ行ってみない?」

行くにあたっても、何しろ初めての事なので、人一倍心と体に負荷がかかりがちな長男。
そこで、普段仲良く遊んでいるお友達と体験に行く事親子の会話で少しでも安心できる環境作り
この2点を心掛けました。

サッカーについては、事前体験という形がないものでしたが、
ここについても仲良しのお友達のおかげで初日を迎える事ができました。

サッカーを楽しむ未就学児

体験に行った後の会話も重要です。

「今日の体験、どうやった? How was it?」

「どこが楽しかった? How did you enjoy?」

「また行ってみたい? What do you think?」

ピアノは集団と個人とでかなり悩みましたが、サッカーを始めたのがピアノより先で、
その時の長男の反応として、かなり負荷がかかっている印象で、
会話の中でも「サッカーは人がいっぱいいるから嫌」と漏らす事も多かったので、
好きなピアノでは伸び伸びとやれるように個人レッスンを選びました。

幸い、ピアノは先生との相性も良く、今も一番楽しんで行ってくれている習い事になりました。

スイミングに関しては、始めはあまりにも大きなプールでびっくりしてしまった事、
ママがバスタオルを持たせ忘れたのに気づかず観覧席に行ってしまい、
探していたママがおらずパニックになって大泣きという事態になってしまいましたが、
先生のサポートとフリースイミングの時間もあって楽しさが勝った事から、
始めてみようという事になりました。

リズムジャンプについては一番興味があり楽しかった様子だったものの、
費用面で親自身が踏み切れない部分もあり、今回見送る事となりましたが、
そこも親子の会話で交渉し合う事でお互いに納得しあう結果となりました。

⑶子供の変化を褒める

いざ始めた習い事。その後はいかに楽しく続けられるか、どこを目標にしていつまで続けるのか。

本人が自発的に楽しさを感じられているものは問題ないのですが、
苦手を克服する習い事に関しては楽しさもある反面、
苦手へのエネルギーに打ち勝てるだけのモチベーションが必要です。

そこでポイントとなるのが、【子供の変化を褒める】

子供を褒める

できた事以外にも、子供のちょっとした変化にも気づいて認める事が重要です。

我が家では、元々取り入れていた親子英会話「アットホーム留学」で前述の親子の会話での質問に活かせた他、とにかく英語で褒める!という事を心がけています。

・課題のあるピアノ

・苦手な集団プレイのサッカー

・水が鼻に入ったり顔をつける事に抵抗のあるスイミング

ピアノの課題は、音符を描いたり色を塗るワークがありますが、
少しでも速くなったとか描き方が変わった点等、
一緒に親も宿題に参加する事で変化に気づけました。

サッカーは特に楽しめるようになるまで時間がかかったので、とにかく親も一緒に参加し、

「今日は皆の輪に入られた」
「ボールに触れた」
「前より長くママから離れられた」

と言った少しの変化でも

Well done!

You did it!

I know you can do it!

と認めました。

スイミングでは、自主的にお風呂でも鼻ブクブクの練習をしていた事から、
前は嫌がるだけだったのが自分からやろうとしている事にフォーカスして認めてあげる事ができました。

つい先日の事ですが、最近は鼻ぶくはできるようになったものの、顔付けがなかなかできず、
一緒に行っている友達はどんどん級が上がり、親としては少し焦りを感じていた中、
自分では先週よりできるようになった事を発見して息子を褒めていたつもりでしたが、
ふと
「先週より顔つけようとしていたのがwell doneやったよ、I’m proud of you.
ママすごくhappyやったよ!」
と伝えると

「それならもっと褒めて」
と言われてしまいました。。。

意外と親が褒めていると思っていても、子供はもっと認めて欲しいんだと感じました。

大切な事は、

【いかに子供が楽しめるか】

【親自身も一緒になって参加し楽しめているか】

【友達と比べない】

が未就学児が習い事を続けていく上で重要なポイントとなってくると感じています。

⒋ まとめ

忙しいワーママでも未就学児の習い事が楽になる大切な3つのポイント、
いかがでしたでしょうか?

子供も私も、もちろんいつもベストなコンディションでいるわけではありません。
習い事を始める際も、始めた後の今も、山あり谷ありで試行錯誤の日々です。

ママである私もつい感情的になりそうな事もありますし、
子供自身も調子が乗らない事だってあります。

そんな時こそ【親子の愛ある英会話】がクッションとなり、
習い事をする上でも大切な存在となってくれたと感じています。

親子の会話

我が家で取り入れているアットホーム留学は、私のようなフルタイムに近いワーママでも、
手軽に親子で楽しい愛ある英会話を実践し続ける事ができています。

その秘密は、以下の無料の小冊子を手に取っていただけるとより分かりやすいと思います。

ぜひご覧になってみてくださいね。

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Writer

この記事のライター
はっち
家族:5歳長男、3歳長女、夫の4人家族
おうち英語に悩んでいる時に出逢ったのがアットホーム留学でした。親子の会話がこんなに愛あるものになるなんて!悩みの原因がクリアになって、子育てのイライラがぐんと減って楽になり、プチプチですが親子で一緒に英語を楽しめるようになりました♡みなさんの親子英会話の一助になれたらという思いで伝えていきます!
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