世の中の忙しいママさん!子どものために、家族のために、毎日一息つく間もなく働いて…本当にお疲れ様です。毎日慌ただしく過ぎ去っていくのに、自分のための時間はほとんどない…(涙)そんなママにはぜひこの記事を読んで自分にとってよいルーティンを作り、それを習慣化することで、毎日自分の理想を実現する時間を手に入れて頂けたらと思います!ぜひルーティンを活用して時間管理上手になりましょう♪
目次
1. 時間管理は永遠のテーマ
時間は人間誰にでも平等に与えられたもの。その24時間を一体どう使うか…「時間管理術」「タイムマネジメント」「時間の有効活用」など、時間管理に関するキーワードが世の中にあふれています。忙しい現代人にとっては永遠のテーマと言えますね。
特にママにとっても!ビジネスマンに負けず劣らず・・・いやそれ以上に、ママの生活は本当に忙しいですよね。子どもが小さいうちは四六時中目が離せなかったり、幼稚園に行ってもあっという間に帰ってくるし、小学生になったらママは働き始めてさらに慌ただしい毎日…!子育てしながら家事をこなし、さらに仕事も…本当に1日が目まぐるしく、時間がいくらあっても足りない!毎日があっという間に過ぎ去る…!ママ達の共通の感覚なのではないでしょうか?
毎日大忙しなのに、自分の時間がほとんどない…あれもやりたい、これもやりたい、でもできない…そんな状態から抜け出すには、自分の理想を叶えるよいルーティンを作って習慣化していくのがカギ!(ルーティン:きまりきった手続きや手順、動作など。また、日常の仕事。日課。-デジタル大辞泉より)
そこで、時間管理上手になって自分の理想を叶えるためのルーティン作りのヒントをお伝えします。
2. 時間管理が上手になるルーティンとは
デューク大学の研究によると、人間の行動の「約45%」が習慣化された無意識の行動によるものだそうです。無意識にしている行動がそんなに大きな割合を占めているとは、ちょっと驚きではありませんか?それなら、望ましい行動を習慣化したいですよね。
ルーティンとは、前述したように「きまりきった手続きや手順、動作など。また、日常の仕事。日課。」を意味します。つまり、よいか悪いかに関わらず、一度ルーティンができてしまうと、その一連の行動が習慣化されてしまう可能性があるのです。
ということは、時間を上手に使うためのよいルーティンを作りそれを習慣化してしまえば、無意識のうちに毎日時間を上手に使えるようになることが分かります!
自分の理想・願望を実現するためのルーティンを作るのが、時間管理が上手になる秘訣の第一歩です。
3. 天才たちが作っていたルーティンとは?
天才・偉人と呼ばれる人達はいったいどんなルーティンを作っていたのか?教育系YouTubeチャンネルとして人気の「中田敦彦のYouTube大学」(2022年2月22日時点の登録者数430万人)に、「天才たちのルーティン」という動画があります。Mr. ルーティンと呼ばれたカントをはじめ、ベートーベン、モーツァルト、ダーウィン、ユーゴーなど、天才と呼ばれた人たちがどのように1日を過ごしていたのか、あっちゃん(中田敦彦)の飽きさせないトークで笑えるエピソードとともに知ることができます。それは、驚くほどルーティンに基づいた生活でした!
天才や偉人のマネなんてできっこない!と思われるかもしれませんが、彼らのマネをする必要はありません。彼らが自分たちの毎日を有意義に過ごすためにどんなルーティンを定め、実行していたのか、それを知るだけでも大きなヒントを得られるはずです。
彼らが一体どんなルーティンで毎日を送っていたのか、ぜひ下記に紹介する動画でご確認ください!
①Mr. ルーティンと呼ばれたカント型のルーティン
Mr. ルーティンと呼ばれた哲学者カント。カントの日常ルーティンが、この動画で紹介される天才たちのルーティンの基本形となっています。天才たちは決してカントのマネをしたわけではないと思いますが、彼らのルーティンに共通している内容が多いことに驚きます。
中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY
【天才たちのルーティン①】後世に名を残す偉人には共通の習慣がいくつもあった!
ただ、その中に彼らなりのこだわりなど独自のルーティンがあり、それぞれ特徴的でとても興味深いです!特にベートーヴェンのコーヒー豆に関するこだわりには思わず笑ってしまいました。
②妻が頼り!ダーウィンの分割型ルーティン
博物学者ダーウィンのルーティンには妻・家族の存在がとても大きいです。そしてそのルーティン期間はなんと40年!さらに小説家ユーゴーのルーティンは、カントやダーウィンと似ている部分もありますが全く違う点もあります。天才たちのルーティン、ストイックなところはありますが、それもルーティンに?!というものや、天才と言えども人間味にあふれた姿はなんだかお茶目です(笑)
中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY
【天才たちのルーティン②】小説家・哲学者・研究者・芸術家・作曲家の巨匠はいかにして仕事に向き合っていたのか?
前編後編通じてカント型ルーティンがベースにはなっていますが、カント型がパーフェクトルーティンというわけではありません。動画でも触れられていましたが、ピカソは夜型でした。あくまでも自分に合ったルーティンを作ることが重要だと言えます。
③スティーブ・ジョブズは服装をルーティン化
David Paul Morris / Stringer (https://www.businessinsider.jp/post-246865)
またAppleの創業者であるスティーブ・ジョブズは、服装をルーティン化し毎日同じファッション(黒のハイネック・ジーンズ・スニーカー)を貫いていました。それは日常において選択の回数を減らし、もっと生産的なことに時間と頭を使うためだったといいます。似たような服装なら何でもよいというわけはなく、コレと決めたこだわりのブランドの同じ品を大量に保有していたそうです。他にも、Facebook(現メタ)創業者のマーク・ザッカーバーグ、オバマ前大統領など、ジョブズ同様に服装を固定化しているリーダーも多数います。(https://rekisiru.com/18631より)
日常のスケジュールや服装など、自分にとってよいルーティンを作ってそれを習慣化してしまえば、時間を効率化できるだけでなく、選択に伴う心理的負担も減らすことができるのです。
④ルーティンを作り習慣化することで時間と心のゆとりも生まれる
ここまでで大事なことは、天才・偉人たちがどんなルーティンを作っていたかということよりも、彼らにとってよいルーティンを作ることで、毎日を最大限に有効活用していたということです。自分の理想を叶えるルーティンを作りそれを日々行うことで、一日をどう過ごすかを毎日考える必要がなく、他の優先すべきことに時間と頭を使うことができたのです。
毎日同じことの繰り返し、というわけではありません。ルーティンは同じでも、その日に起こる出来事、感じ考えたこと、人と交わした会話は必ず異なります。同じルーティンで毎日を過ごしたとしても、1日1日は全く違うものになるでしょう。そうして天才・偉人たちは自らが決めた日々のルーティンを繰り返し、積み重ね、偉大なる成果を生み出していったのです。
私たちにとっても無縁の話ではありません!私たちも彼らと同様に、自分の理想を叶える、自分にとってよいルーティンを作り習慣化することで、自分のやりたかったことを実現できると同時に、時間と心のゆとりを生み出すことができるのです。
4. 私の願望を叶えるよいルーティン2例
そこでここからは、私が中田敦彦のYouTube大学の動画を観てルーティンの大切さに気付き、作ってみた2つのルーティンをご紹介します。
①読みたい本を読むための「読書ルーティン」
一つ目は読書ルーティン。今年の元旦から始めたばかりのルーティンです。
私は本を読むのが好きなのですが、買ってそのまま積読…や、図書館で借りたものの結局読むに至らず、返却期限が来てあえなく返却…という状態がずっと続いていました。
「読みたい!」という気持ちはあるものの、読書時間もタイミングもきちんとは決めておらず、なんとなく夜寝る前に時間が余ったら読書タイム、と(読書ってそういうもんよね、という感覚で)。けれど、それだと実際は、毎晩家事を終えてちょっとゆっくりする時間にはスマホを眺めたり、その日の振り返りをしていたら、結局読書時間はほとんど確保できず…読みたいけれど読んでいない本がたまるばかり!
このまま読みたい本をためこむばかりでは、読書を楽しむ前にストレスがたまります。。。そこで毎日読書時間を確保する!と決め、【昼食後片付けが終わったら、15分は読書タイム】と決めました(今まではなんとなくスマホタイムだった時間です)
【my読書ルーティン】
昼食→片付け→コーヒーとハイカカオチョコを準備→15分読書→読書アプリに記録
片付けが終わると本が読める!と思うと、片付けもはかどります♪そして、実際に15~30分の短時間でも毎日読書ができており、1月半ばにもう3冊完読しました!(1月5冊、2月8冊と継続中です)
基本的にこのルーティンで毎日続けていますが、週末や旅行中などこのルーティンが回せない日もありました。が、そこは臨機応変に。毎日継続することを目指すと、タイミングは違ってもどこかで読書時間を確保しようという意識になります。
まずは決めることが大事!と実感しているところです。やりたいことを組み込んだルーティンを作る!そしてあとは習慣化するだけ!
②早く寝るための「就寝前ルーティン」
こちらも、今年に入って始めたルーティンです。昨年までは、早く寝たいと毎日のように思っていても、結局布団に入るのは24時を回る…24時前就寝を目指していても、24時半頃になるのが日常でした。そう、悪いルーティンが習慣化されてしまっていた一例です。
そこで習慣化されてしまった悪いルーティンを見直し、自分の願望を叶えるよいルーティンを作って実行を意識することで、今や早寝(23時半~45分)就寝をほぼ毎日継続できるようになりました。
私が見直したルーティンはこちらです。
<過去の悪いルーティン> My bad routine
家族全員がお風呂を終えてから洗濯開始(遅いと22時過ぎ)→スマホ時間→洗濯物を干す→明日のお米準備(精米したお米がないことに気づきここから精米を始めることも)→夫の朝食用おにぎり作り→全て家事を終えてから1日の振り返り→歯磨き→就寝
<現在のよいルーティン> My good routine
【夕食後の片付け時に】夫の朝食用おにぎり作り、精米したお米があるかチェック!なければ精米→【家族に21時半までにお風呂を終えてもらうようアピール】21時半~洗濯→【洗濯待ち時間に】明日のお米準備、歯磨き、スマホ時間→洗濯物を干す→1日の振り返り→就寝
【】内が、意識して変えた部分です。できることは前倒ししてやっておくことで、時間のゆとりが生まれました。長年もっと早く寝たい…と思いながらどうしても遅くなっていた生活を考えると、実現できている日々が自分でも信じられません!
自分の願望が叶うと、気持ちも軽くなります♪
あとは、1日の振り返りも洗濯待ち時間にできれば、もう少し早く寝ることができるかな、と考えています。
5. まとめ
時間管理上手になるには、まず自分の理想を叶えるためのよいルーティンを作ることが大切!と実感していただけましたか?自分にとってのよいルーティンは、人それぞれだと思います。
まずは、忙しい生活の中、自分がもっとこうしたい!(私なら、本を読みたい!や24時までに寝たい!)といった願望をどうやったら叶えられるかという視点から、オリジナルのルーティンを考えてみてください。あとはそれを習慣化するだけ!
自分の願望が叶ってくると、「本が読みたい…でも読めない」「早く寝たい…でも寝れない」というストレスから解放され、「本が読めた!」「今日も早く寝られた!」と気持ちが軽くなり、また明日もそのルーティンを継続しようという前向きな気持ちが生まれます♪
とはいっても、なかなか習慣化するのは難しいとも言えます。。さらに、一度うまくいっても、何かのきっかけで崩れてしまうことも…そこで、習慣化の秘訣については、次回の記事をぜひ参考にしてください。
時間管理については、こちらの小冊子でも取り上げています!下記から無料でダウンロードできますのでぜひどうぞ♪