お正月休みが終わり、新学期も始まりました。
今年はお休みが長く取れた人が多く、年末の成田空港の出国者数が昨年より多かったそうです。
海外旅行の目的は観光が主な目的だと思いますが、ただの観光だけではもったいないですよね。
我が家は息子が0歳の時から親のハワイ好きに付き合わせるようにハワイ旅行に出かけています。
毎回の短い滞在の中でもなるべく暮らすように旅をするがテーマです。
毎回の短い滞在の中でもなるべく暮らすように旅をするがテーマです。
「暮らすように旅をする」ってなに!?
今回、旅先で息子と一緒に買い物をする際のやりとりなどをご紹介します。
1.何をどこで買うかで使える英語が増える
観光客ではありますが、超有名コンビニではなく地元のスーパーで果物を買ったり、キッチンがあれば食材を買って調理をしたり、地元の人が行くお店でプレートランチを食べたりコーヒーやデザートを買ったりします。
ローカル気分を味わいたい、というのもありますが、そこでは渡された日本語メニューを指で示せばオーダーできる観光客向けのレストランではあまり発生しないコミュニケーションがあるのです。
まずはお店の人に「Hi,」を言われたら
自分も「Hi,」が基本。
そのまま続けて「How are you?」などと聞かれることが多くあります。
よく教科書で見る会話ですよね。
そして「I’m fine , thank you. 」
までが教科書のテンプレート。
でも、他の人がどう答えているか聞いてみると、教科書にあった「I’m fine」は使ってる人がいない!
ただ「Good!」と答えている人がほとんど。
ならば私たちも「Good!」と答えてみるとそれっぽいですよね(笑)。
子供にも「今、Hi,How are you?
って聞かれたね、Good!って答えたの聞こえた?」と伝えます。
すぐにはできなくても、色んな場面で何度も繰り返し聞くことで子供も一緒に
「Good!」と答えられるようなります。
「Good!」と答えられるようなります。
常連客とスタッフのやりとりを聞くだけでもどんな言い回しをしているか、など実際に使っているのを聞くことで、次はこう言ってみようかな、という参考になることが沢山!
2.意識すれば子供が英語を話すチャンスも沢山!
日本でも小さな商店に子供がおつかいに来たら、お店のおじさんやおばさんが
「いらっしゃい!何が欲しいの?」と聞いてくれますよね。
それと同じように小さなお店に子連れで行ってオーダーの列に並んでる間に子供に、
「何を買うんだっけ?One ◯◯(買う物) please!って言ってごらん?」
と、何度かリピートさせて、さぁ自分の番だぞ、という時に
「Let’s try!」と後押しします。
そうすると「ママが言ってよ~」とモジモジするのですが、相手も子供相手に気長に待ってくれるので、
「大丈夫、You can do it!」なんて声をかけて、何となく言われたとおりに伝えてみてもらいます。
そこで通じれば「Wonderful!」
すぐに通じなくても「Nice try!」
自分の話した英語が通じた時はすごくうれしいですよね。
そんな小さな成功体験から始めて、英語=完璧じゃなければいけない、という思い込みから抜け出して自分から発信する練習をしてもらいたいと思っています。
スーパーでお買い物の最中に探し物があった時も息子に聞いてもらいます。
例えばベビーフードのコーナーに買いたい物があったとして、近くにスタッフを見つけたら
「あそこの人に聞いてみよう!」と提案して、まずはお仕事中なので
「Hi,excuse me」と声をかけて聞いてもらいます。
何度か練習してから近くに行って、
私が「Hi,excuse me」と声をかけて手を止めて話を聞いてもらうようにし、
息子が「Where is baby food?」と聞きます。
もし通じなくて「sorry?」と聞き返されたとしても
「It’s ok!もう一度聞いてみよう!」とサポートして、もう一度ハッキリと話してみると答えが返ってきました。
「It’s ok!もう一度聞いてみよう!」とサポートして、もう一度ハッキリと話してみると答えが返ってきました。
また、お買い物の最後は日本では「ありがとうございました」と言われますが、海外ではたいてい
「Thank you,have a nice day!」などと声をかけてくれるので
「Thank you,you too!」と返事をします。
「Thank you,have a nice day!」などと声をかけてくれるので
「Thank you,you too!」と返事をします。
これも何度も体験することで会計が終わって子供が自分から
「Thank you!」を伝えたり、相手の「Have a nice day!」に
「Thank you!」と返したりできるようになってきます。
「Thank you!」を伝えたり、相手の「Have a nice day!」に
「Thank you!」と返したりできるようになってきます。
こういった日常で使うやりとりを見てマネてほしいので、スーパーでもコーヒーショップでもどこでもなるべく一緒に買い物に行きます。
3.ホテルでもプチ英会話は続く
ホテルに戻ってもエレベーターで一緒になった人と挨拶をします。
日本だと知らない人同士はシーンとして到着を待っていますが、
「Hi」や「Good morning!」と声をかけられたりすることが多く、
自然と「Hi」「Good morning!」と返事をします。
プールで遊ぶ時もタオルを貸りるブースでプチ英会話ができます。
「ママとパパは他の荷物を持ってるし、妹のベビーカーもあるからタオルを借りてくれる?」
と協力をお願いし、タオルを渡すカードの枚数=借りるタオルの枚数であること、
日頃からお家でもお風呂上がりに
息子が「Towel please!」と言うと
私が「Here you are!はい、どーぞ♪」
というやりとしをしているので、いつものように
というやりとしをしているので、いつものように
「Hi,towel please」と限りなくシンプルに言えばいいだけだと伝えます。
それでもお家じゃなくて、ママじゃなくて、さらに外国人相手でちょっとドキドキ。
頑張って「Hi,towel please」が言えたら、
スタッフは「How many?」と聞いてきます。
「Towel please」だけ言えばいいと思ってた息子はちょっとビックリ!
でも実はママにはこれは想定内なのです(笑)。
ドッキリさせてかわいそうかもしれませんが、相手の反応が必ずしも想定していたものと同じではないのがコミュニケーションですよね。
でも大丈夫、「How many(〇〇 do you want)?」
も我が家では大好物のプチトマトやいちごを食べる時によく使っています。
すぐに私が「How many?何枚?って聞かれてるよ」と耳打ちして、
息子が「Three!」と答えてカードを3枚渡してタオルを受け取り任務完了です。
すかさず「Well done! Thank you! 」と褒めるのも忘れません。
これで次からは一人で借りに行ってもらい、できたら
「Thank you! Good job!」と感謝を伝えていきます。
旅先での小さなお手伝い、かつ、英語でのコミュニケーションの練習になります。
4.小さな一歩、それが今後につながっていく
旅先での英語でのコミュニケーションは大人にとっては小さな一歩ですが、ずっと日本で育っている子供にとってはとてもとても大きな一歩です。
私が初めて外国人と話したのは中学生の時でしたが、ただトイレの場所を聞くだけなのに緊張して
「Where is restroom?」と歩きながら何度か練習して話しかけたことを覚えています。
それを考えたら5歳の息子が海外で、英語で、外国人に話しかけているのは勇気がいることなはずです。
日頃からおうちでプチ親子英会話をしていることで、海外に行ってちょっとモジモジしつつも外国人に話かけることができている、これがアットホーム留学を我が家に取り入れてきた効果だと言えるでしょう。
この小さな積み重ねが、もう少し大きくなって英語が学校で教わる教科になった時に、英語に対する苦手意識を持たない手助け、もしくは自分は英語できるもん、というちょっとの自信になればいいなと思っています。
Comments
暮らすように旅をするって、ステキですね!また、お子さんの英語に対するハードルを作らないで、達成感を繰り返し味わい、自信が持てるようにする。それができているのには、みほさんの声掛け・普段の関わりがとても大きいと感じました。
ありがとうございます!
日頃のプチ親子英会話が実際に海外で使えるんだ、と経験することでさらに英語に興味を持ってくれたらうれしいですね。
実際に海外でその土地の日常の体験ができるって、素敵ですね!
お買い物で質問することは、日本であっても子供も緊張する場面だと思います。でもアットホーム留学の積み重ねがママとの絆を強くして、練習しながらも勇気を持って聞ける力になっているんだろうな~と感動しました!
ありがとうございます!
やはり何事も日々の生活での積み重ねですよね。
子供たちが日本でも海外でも臆することなく人とコミュニケーションが取れるようにサポートを続けていきたいと思います。