平日の朝。子供を起こして、朝食を食べさせる。学校へ送り出したら、幼稚園へ送って行くために自分と子供の支度など、朝は時間に追われますよね。
我が家の朝は、子供を急かしてばかり。
そんな、いつもの朝に子供が食べていた、レーズン。
小2長女の「お母さん、レーズンって干してあるんやろ?」から、思いがけない方向へ会話が広がり、子供も私も楽しい時間を過ごせました。
今日は、我が家のありのままの会話の記録から、私が何を得られたのかをレポートします。
会話の記録
長女 : レーズンって干してあるんやろ?
私 : どうやって作ると思う?
長女 : ぶどうを1つ1つ分けてしわしわになるまで干して、ビニール袋に入れるのかなぁ?
私 : 1つ1つに分けるんやろうか?
長女 : 違うわ!そのまま白い袋に入れて干して、しわしわにするんやわ!
私 : どうやってしわしわにするんかなぁ?
長女 : 外に干す
私 : それもあるね!☆☆はどう思う?
次女 : 乾燥機
私 : そうやなぁ。機械やろうね。
じゃ、どっちが早く乾くかな?
2人 : 乾燥機!
私 : お母さんもそう思うわ!
この会話には英語は出ませんでしたが、さっそく、会話をノートに記録して、英語ならどう言うのかなぁと調べたり、なぜ今日はこんな風に会話が続いて、レーズンの作り方まで自然に話すことができたのかを自分なりに振り返り、提出しました。
添削内容
2日後、ティーチャーから添削されて、戻ってきました!
ドキドキしながら、確認すると、多くのアドバイスがいただけました。
具体的には
・〇〇ちゃん(長女)からの「レーズンって干してあるんやろう?」の発言をスルーしたらダメー!
Good question!などの表現で受け止めましょう。
・全体的にはNiceな広がり方ができていますよ。
・例えば、あと1週間干したら、どうなるかな?という質問で、さらに広がりますよ。
自分の会話のクセに気づけた
添削を読んで、私は長女から出た言葉を聞き流していたことに気づきました。この日だけではなくて、日常的にしているのではないか?これからは、子供の言葉を聞きのがさないようにしよう。そして、子供が気づいて発言したことに対して、そんな風に考えてたの!凄いねと褒めてみようとも思いました。
それと、しつもん力セミナーで習ったばかりの5W1Hを意識すると、会話がどんどん広がるし、子供の考えを知ることができました。
それは、指示、確認ばかりの会話では知り得ない子どもの一面でした。
今回はレーズンでしたが、家の中にある物について、それがどこからやってきたのか?どうやって作られたのか?沢山ある物の中から、どうしてこの1つを選んで買ったのか?など、会話が広げられることに気づきました。
そして、それらを英語で表現するなら、何と言えばいいのかなぁと一緒に調べることが勉強になるし、忘れないで身につく方法だと実感しました。
子供に手渡したいもの
2020年から英語教育が変わると言われていますね。目前に迫り、うちの子にはどうやって英語力をつけさせるか、考えているママは多いでしょう。
我が家では、普段の会話を豊かにして、そこに英語を絡めて親子で学ぶ方法を取り入れました。
これだけで、子供がペラペラ英語を話せるようになるとは思いません。
私の願いは、英語が好きな子供に育ってほしい、そして、英語を使って、広い世界を手にしてほしいということです。
小さな頃、日本語を覚えて話し始めたように家庭の中で英語が自然にあることを目指し、子供との会話を楽しみ、子供への理解を深める。理想的ですが、ママが動けば、叶うと思います。
みなさんも、子供と楽しい会話してみませんか?
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