『なぜなぜ期』とは、
子どもが
「何で〇〇〇なの?」
「どうして?」
と次から次へと質問をしてくる時期
のことです。

会話を楽しめるようになってきた
2~6歳の時期のことを
心理学では『質問期』と呼びます。

とにかく身の回りの些細なことや
大人が考えもつかなかったことに
繰り返し質問してきます。

親にとっては、質問攻めされると
つい鬱陶しいと思ってしまうことも
あるかもしれません。

しかし、
この「なぜ?」は
子どもの成長にとって重要な感情です。

この時期の対処法として、
英会話のチャンスと捉え、
我が家での息子への声掛けをご紹介します。

『なぜなぜ期』で子どもがしつもんする理由

①ママやパパと会話ができるようになり、会話を楽しめるようになってきた

大好きなママやパパが
自分が言ったことに対して
反応してくれたら、嬉しくなります。

安心できる関係だからこそ、
純粋に疑問に思ったことを口にして、
ママやパパとの会話を楽しみたい
と感じています。

②知的好奇心が活発になってきた

雪が積もっている

雪を触ったら冷たい

雪が溶けていった

なんで???

大人だったら、
知識や経験上で知っていることも
子どもにとっては不思議なこと
はたくさんあります。

子どもの知りたいと思う
気持ちを大切にすることで、
学ぶことへのモチベーション
にもつながります。
雪をかき集めている息子

我が家に『なぜなぜ期』がやってきた

我が家の長男さーくんは、
4歳の頃から「何で?」と
質問するようになりました。

先ほどの雪の例も
「何で雪は溶けちゃうの?」
と質問してきました。

5歳になった最近では、
私がすぐに答えられない
質問をすることもあります。

・何でタコは足が8本で
イカは10本なの?

・「恐竜」って誰が名前を
つけたの?

・何でミカンの中に種があるの?

・お米はどうやってご飯になるの?

・何で燃えるごみは(週に)2回あるの?

・何で段ボールは違う日のごみなの?

正直、私が自信をもってすぐに答えられる
ことが少なくなってきています・・

『なぜなぜ期』に使える3つの英語のフレーズ

そんな時、
さーくんからの質問に対して、
必ず伝える英語のフレーズがあります。

Good question! いい質問だね!

心の中では、
”何でだろう”
”考えたこともなかったな”
と思いながら、
笑顔で
Good question!
Great question!
と伝えています。

すると、さーくんもにこっと
嬉しそうな笑顔になります。

また、Good question!の後に、
さーくんが質問してきた内容を
繰り返して、
「何で〇〇〇なんだろうね。」
と言うと、
一緒に考えてみようという
ワンクッションにもなります。

What do you think? どう思う?

『なぜなぜ期』の対処方とされている
”しつもん返し”!
考える力も鍛えられ、
大人にはない、子どもならではの発想
の答えが返ってくることもあります。

What do you think?
「さーくんは何でだと思う?」

我が家の場合は、
「分かんない」
との返事が多いですが、
最近、さーくんの考えも
教えてくれるようになりました!

イカとタコの足の数の違いについて、
まず私から、
「イカのが泳いどる時間が長そう
やで足が多いんかな」
と正解よりも
私なりの考えを伝えていったら、

さーくんも
「ダイオウイカとか大きいイカが
おるからじゃない?」
「イカのが深いところにおるでかな」
と考えたことを伝えてくれました。

そんな時は、
Good thinking!!
もすかさず伝えてます。

Let’s look it up together! 一緒に調べてみよう

自分なりの考えは伝えたけど、
実際はどうなんだろう、
私が分からないこともたくさんあるので、
そんな時は、
Let’s look it up together!
さーくんと一緒に調べます。

一緒に調べることで、
調べる力もついていきます。

ネットで調べることが多い我が家、
今回squidとoctopusと
英語で調べてみたところ、
知らなかった事実が!!
英語と日本語の表現の違いを楽しみました。

『なぜなぜ期』の子どもに対して丁寧に向き合うメリット

恐竜の本を見る息子

①知的好奇心が満たされ、学習意欲が高まる

恐竜が好きなさーくん。
「なぜ?」
と思ったことを
調べられる恐竜図鑑や本は
彼にとって宝物の絵本です。

より恐竜に興味を持ち、
疑問も持ち、
自ら調べることもしています。
3か月前と比べて、
恐竜に詳しくなりました。

②子どもの自己肯定感があがる

「何で?」という質問に対して、
私が興味を持つことで、
さーくんは嬉しそうです。

質問の答えを伝えなくても、
”質問をしたさーくん”を認めたことで、
さーくんなりの答えを考えることに
自信がついたように感じます。

③考える力・調べる力がつく

さーくんの中で、

疑問に思う・質問する

考える

調べてみる

知る喜びを得る

流れができてきました。
私から
What do you think?
と聞かなくても、
自分なりの考えを伝えてくれる時もあります。

調べることも、
ネットを使う時は、
今は必ず一緒にしていますが、
調べてみよーと催促されます。

『なぜなぜ期』を楽しもう!

最後に、
上記のことが分かっていても、
私もついつい家事を優先したり、
調べることが後回しになったりすることは
あります。

それでも、
息子の一瞬一瞬の好奇心の種を
見逃さないように、
『なぜなぜ期』を楽しめるのは、
私自身、しつもんする力を学んだからです。
しつもん力を学ぶことは
親子の会話の引き出しをたくさん
作ることにもなりますよ♪

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Comments

  1. 質問期=なぜなぜ期!
    本当に大切にしたいタイミングですね!
    ずっとあるわけではないこの期間を
    大切にできた親子から幸せをゲットできると
    思います!

    • 子どもの質問の着眼点は本当に興味深いです。
      日常生活の中で物事を疑問に思うことは、子どもの才能だと感じてます。
      なぜなぜ期、楽しみます‼︎

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この記事のライター
yumi
家族:年長息子(さーくん)、年少息子(せーくん)、ダンナさんの4人家族
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