withコロナが続く中、今年ももうすぐ夏休みがスタートしますね。
東京オリンピックも控える中で、親子で英語に取り組んでみたい!と思う一方で、「どこから取り組めばいいのか分からない…。」というご家庭も多いと思います。
我が家には5歳と2歳の未就学児がいますが、そんな小さな子供達でも歌ったり手遊びできる英語絵本で、毎日楽しみながら親子で絵本の中の簡単英語を取り入れています。
本日は『未就学児でも楽しめる英語絵本選びのコツ』と『英語苦手でも親子で簡単!未就学児も食い付く英語絵本5選』をご紹介します。
目次
1.英語絵本を選ぶ時、何から始める?絵本選びの失敗談
日頃、親子で絵本を読まれるご家庭は多いかと思いますが、英語絵本はいかがでしょうか?
英語というだけで、苦手意識があったり、どれを選べば良いか分からないというご家庭もあるかもしれません。
実際に英語絵本を書店で探そうとすると、どこに置いてあるのか、どれがおすすめなのか分からない事も多々あるかと思います。
最近は情報化時代なので、ネットで簡単に検索する事もできますが、情報がありすぎて逆にどれを選べば良いか迷ってしまう事もありますよね。
私もその一人でした。
実は、英語絵本を始める際にやってしまいがちな『失敗』があるのです。
2.家庭で英語絵本を始める時にやってしまった3つの失敗
英語絵本を始めた際の『失敗』とは、絵本を読む際についやってしまいがちな行動で、子供が英語絵本に取っ付きにくくなってしまいます。
以前私自身この行動をやりがちで、子供達が英語絵本に興味を示さなくなった事があります。
ここでは、家庭で英語絵本を読む際についやってしまいがちな行動についてお伝えします。
①親が絵本を完璧に読もうとする
読んでいる間はできるだけ英語に集中して欲しい。そう思うのが親心ですが、子供は純粋に絵本の世界観を感じています。そこで、親が絵本を完璧に読む事だけに徹して、子供の質問に応じなかったりすると、子供はその絵本の世界観から離れてしまい、逆に集中しなくなります。
私も、当時3歳の息子と1歳の娘に日本語と英語併記の絵本を読んでいた時、つい英語に集中しすぎて、完璧に読もうとして頑張っていました。子供達から質問されても、きちんと答えずに読み進める事に徹してしまい、途中で子供達の集中が切れてしまった事もあります。親自身が純粋に絵本を子供と楽しむ事で、完璧を求めずに気楽に読める。
それこそが親子で英語絵本を楽しむきっかけになるのではないかと思います。
②文字数多めの絵本を選んで親が疲れる
英語にたくさん触れさせたい!と思うあまり、つい文字数の多い英語絵本を選んでしまう事はありませんか?
初めて買った英語絵本が、1冊に3つのストーリーが入っていてお得感もあり、文章も程よく長く、日本語も併記だったので、毎日読んでいたのですが、何せ1冊全て読む事を基本的にせがまれるので、なかなか読み終わらない…正直楽しむどころか、読む事自体が私にとって義務になってしまっていました。
親が義務感から絵本を読んでいると、楽しい世界のはずの絵本を聞いている子供達も楽しめないですし、何より親自身が絵本生活を継続しにくいですよね。
純粋に絵本の世界観、そして英語の音を何気なく楽しめるツールであるはずの英語絵本。
親が楽しんでいなければ、子供自身にもその楽しさが伝わりにくくなってしまいます。
③子供が英語絵本を楽しむ事を親が期待しすぎる
せっかく入手した英語絵本を子供が楽しんでくれなかったらがっかりしてしまったりしませんか?英語苦手な方であれば、なおさらそう感じる事も多いかと思います。
ただ、『英語絵本から学んで欲しい』『英語を話してほしい』という親の思いは、一方通行の想いです。
子供は純粋に親が英語絵本を楽しんでいるのを見れば、『面白そう・一緒に読んでみたい』と感じます。そうなると自ら持ってきて読んでもらおうとします。
まずは親である私達が英語絵本の世界観を楽しんでみる。子供達は他の事をしていても、耳だけはちゃんと聞いています。
3.未就学児でも楽しめる英語絵本選びのコツ
「やっぱり英語絵本を始めるって難しそう…。」と思った方、大丈夫です!
未就学児でも楽しめる英語絵本選びのコツを知っていれば、失敗する事なく親子で気軽に英語絵本を日常生活に取り入れることができますよ。
未就学児でも楽しめる英語絵本選びのコツは、『親子で遊べる絵本』を選ぶことです。
特に未就学の子供達はまだまだ親と一緒に遊ぶのが大好きです。中でも手遊び歌は大好き!そして絵本は英語が分からなくても絵の助けがあるので、自然に楽しむ事ができます。その為にも、まずは短めの文章の多い、全体的にも短いストーリーの絵本を選ぶ事が大切です。
そして、ぜひ1冊読み終えるごとに子供達を褒めてあげてください。
子供は親に注目される行動をしようとします。絵本を読むとママパパが褒めてくれる。すると子供もどんどん絵本を読んで欲しくなって、自然に絵本が好きになる事ができます。
子供が絵本好きになるポイント
1冊読み終えるごとに褒める!
ここで褒める際に英語をプラスするとなおgood!『Thank you for listening!』『I had fun, too!』『You could listen all of them! Outstanding!』等褒める英語をプラスする事で、自然に英語が入ってくる環境を作る事ができます。
絵本読み聞かせの後に使える簡単褒めフレーズ
・Thank you for listening!(聞いてくれてありがとう!)
・I had fun, too!(ママも一緒に読めて楽しかったよ!)
・You could listen all of them! Outstanding!(最後まで聞けてすごいね!)
4.英語苦手でも親子で簡単!未就学児も食い付く英語絵本5選
ここでは『英語苦手でも親子で簡単!未就学児も食い付く英語絵本』を5冊ご紹介します。関連絵本も含めると11冊の絵本に触れています。
全て我が家で使って効果を実感している大好きな英語絵本です。短い英語ばかりの絵本なので英語苦手でもあっという間に読めちゃいます。
毎日1冊でも読んでいくと、子供が自然と「英語っていいな、英語好き!」と思ってくれますよ。親子の会話を楽しみながら使っていきましょう。
①HUG
絵本の中に出てくるフレーズはほぼこの「HUG」のみです。しかし同じHUGでも出てくる動物の表情がシーン毎に変わるので、読んでいる子供等は一気に惹きつけられます。単語が短いのも、親子共に抵抗なく英語に触れられたポイントでした。
現在2歳の娘が当時1歳の時に初めて読んだ英語絵本で、一通り読んだあとしばらく離さないほどハマり、すぐに自分で英語を発しながら読んでいました。
(Amazonサイトより引用)
《HUG》作:JEZ ALBOROUGH
②Twinkle Twinkle Little Star
子供達が大好きな「キラキラ星」の英語歌の絵本です。表紙がキラキラしているので、それを壁や天井に反射させる事でも楽しめています。
親が歌いながら簡単に手遊びみたいに振り付けしてあげると、子供達はすぐ真似してくれて、とても食いつきやすい絵本でした。
(Amazonサイトより引用)
《Twinkle Twinkle Little Star》作:Caroline Jayne Church
この絵本の著者、Caroline Jayne Churchさんの絵本はこのボードブックタイプが多いので未就学児も持ちやすく、同じく英語歌と共に楽しめるものが多いです。
この他に「Rain,Rain,Go Away!」「You Are My Sunshine」等があります。
(共にAmazonサイトより引用)
③Yummy Yucky
yummyとyuckyという対義語を絵で簡単に覚えられる絵本です。ページ数は多めですが、あっという間に読める絵本で、大人が読んでいてもクスッと笑えるyummy-yuckyの比較例が満載です。現在5歳の息子が当時4歳の時、すぐに覚えて読んでくれた1冊です。
(Amazonサイトより引用)
《Yummy YUCKY》作:Leslie Patricelli
この絵本の著者、Leslie Patricelliさんの絵本もボードブックタイプが多く、「Potty」といったトイレ関係の絵本も未就学児のご家庭ならトイレトレーニングのお供にもできる1冊で、この他「BIG little」といった対義語に触れられる絵本もあります。
(共にAmazonサイトより引用)
④The very hungry caterpillar
この絵本は皆さんお馴染みのエリックカールさんの「はらぺこあおむし」の英語ver.です。人気絵本なだけに、絵本の形はペーパーバック、ハードカバータイプ、仕掛け絵本タイプ等様々ですが、我が家では中でもシールタイプのものを使う事で、絵本とシール遊びの両方で楽しむ事ができました。
(Amazonサイトより引用)
《COUNT with The Very Hungry Caterpillar》作:Eric Carle
Eric Carleさんの絵本は色鮮やかで、子供達の目を惹きつけるようで、他にも「Brown bear,brown bear,what do you see?」のシリーズが我が家の愛読絵本になっています。同じフレーズがリズミカルに繰り返されるので、未就学児でも楽しみながら覚えられています。
(Amazonサイトより引用)
《Brown bear,brown bear,what do you see?》
⑤Ketchup On Your Cornflakes
この絵本は仕掛け絵本になっていて、自由に組み合わせを変える事ができます。
本来だったらありえないシチュエーションのはずのketchup on the cornflakesですが、仕掛けの組み合わせを変えるとあら不思議!ベストな組み合わせに変わったり。でも面白おかしい組み合わせにあえて変えてみるというのも子供達とワイワイできるきっかけになっていて、Is it OK?NO?等簡単なフレーズを言い合ったりでき、英語に触れる事もできています。
(Amazonサイトより引用)
《Ketchup On Your Cornflakes?》作:Nick Sharratt
他にも、仕掛け絵本という点では未就学児の食いつきがよく、マナー絵本としても楽しめる「Excuse me!」も我が家の定番でおすすめです。
(Amazonサイトより引用)
《Excuse Me!》作:Karen Katz
⑥番外編:日本語絵本の英語ver.
ここまで、簡単英語に触れられる英語絵本をご紹介しましたが、英語への抵抗感があるという場合、普段慣れ親しんでいる日本語絵本の英語ver.から始めるというのも方法です。
我が家では図書館に行く機会が多いですが、英語絵本コーナーがあり、種類が多くて最初はどれを選べば良いか躊躇しましたが、その中に普段読み慣れている日本語絵本の英語ver.を見つけると手に取りやすかったのを覚えています。
そんなところから親子で楽しむきっかけ作りにしても良いのではと思います。
(Amazonサイトより引用)
《Chug-chug Train》作:Mizumaru Anzai
(Amazonサイトより引用)
《Sandwich! Sandwich!》作:Konishi Eiko
(Amazonサイトより引用)
《Good Evening Mr. Moon》作:Akiko Hayashi
5.英語絵本を使って、楽しく英語に触れ合いながら親子で読んでみよう!
『英語苦手でも親子で簡単!未就学児も食い付く英語絵本5選』はいかがでしたか?
この5冊の英語絵本には親子で楽しめるエッセンスがたくさん詰まっているので、読んでいるうちに自然に気軽に英語を親しむ事ができますよ。
英語絵本をきっかけにおうちが楽しい英語環境になれば嬉しいですよね!
そのヒントとなる無料小冊子が下記登録画面よりダウンロードできますので、合わせてご覧ください。
ぜひ、毎日の生活に英語絵本を取り入れて、withコロナの夏休みもいつでもどこでも簡単に持ち運べるので、絵本と英語の両方を親子でたくさん楽しんでくださいね!