フォニックスとは英語の文字(つづり)と発音を結びつけるためのルールのことです。

長男が小学5年生になり、教科としての「英語」の授業が始まりました。はじめて教科書を持ち帰ってきた日に一緒に開いて読んで見ました。すると途中で何度もつっかえたり、私が助け船を出したりもしましたが、最後まで一人で読むことができました。これは日々フォニックスをおうちで親子で取り組んできたからだと思います。

フォニックスを親子で取り組み始めてから1年半。今回は実際に私たち親子がどのようにおうちでフォニックスを学び、楽しく日常に取り入れたのかをご紹介します。

1.フォニックスとは?

フォニックス ( Phonics )とは英語圏の子ども達に英語の読み書きを教えるために使用されている教育方法です。英語の文字(つづり)と発音の関係についてのルールの学びます。

例えば、big。アルファベットの名前では、b(ビー)、i(アイ)、g(ジー)と読みます。
フォニックスでは、それぞれb(ブ)、i(イ)、g(グ)と発音するルールがあり、繋げるとbig(ブイグ)と発音することができます。

カタカナで表記するのは難しく、実際に耳で聞き、発音することが大切になります。

フォニックスを学ぶことによって発音がよくなり習っていない単語でも読めるようになると言われています。

2.おうちでフォニックスを学ぶ(基本編)

フォニックスを学ぶノート

アットホーム留学がアットホーム留学タウンの中でで提供しているコンテツの一つに、キッズ英語サロンがあります。これは親子で一から英語を学べる教材です。
そのキッズ英語サロンの中にフォニックスのコンテンツがあり、我が家はそれを利用して学んでいます。

私たちがキッズ英語サロンを始めたのは2018年11月です。現在学び始めてから1年半が経ちました。始めた当時は長男かいが3年生、長女あゆが1年生、次女めぐは年中でした。

キッズ英語サロンの中ではMy Own Picture Dictionaryといって、絵を描いてオリジナルの辞書を作るコンテンツがあります。フォニックスを学び始めた当初は、My Own Picture Dictionaryを作成しながらフォニックスを学びました。

①キッズ英語サロンのフォニックス動画を子どもたちと一緒に見る(一動画一文字)

マキ先生の発音に合わせて、声に出して、発音する

③その回のフォニックスに出てきたアルファベットが入っている単語を探して、単語と絵、そして意味をノートに書く

こうして週に1回フォニックスを学ぶ時間を作りました。
動画を見ながら、発音し、単語を書くという取り組みを基礎的なフォニックスが一通り終わるまで、約1年続けました。

現在は、特殊なルールやサイトワーズ(Sight Words:フォニックスのルールの規則からは外れた、例外的な発音をする単語)を学んでおり、My Own Picture Dictionaryとフォニックスは一緒にやっていません。
動画を中心に学び、キッズ英語サロンのテキストや絵本などを一緒に読んだりしています。

最初からずっと大切にしていることは、マキ先生の口を見て、自分でも発音してみることです。

我が家はこのように時間をかけて学びましたが、現在のアットホーム留学タウンでは過去コンテンツが自由に見ることができるので、フォニックスだけ集中して学ぶこともできます。

3.おうちで楽しくフォニックス(幼児編)

幼児編 その1

フォニックスで遊ぶ様子

キッズ英語サロンの中でMy Own Picture Dictionaryを作成し、フォニックスを学んでいた我が家ですが、週に一度では忘れてしまいます

そして、末っ子のめぐはどんどんフォニックスを覚えていく上の二人についていくことができず、ふてくされてしまうこともありました。

そこで、考えたのが、アルファベットを使って顔を描くことです。フォニックスで発音しながら顔を書きます。日本のへのへのもへじの感覚です。

出来上がった顔を見ながら、「She is happy」「He is sad」などとめぐと話しをして楽しみました。こうして、めぐは顔によく使った「a、e、g、o、i」など基本的なフォニックスを覚えて行きました。

 

※このアルファベットを使って顔を描くことをミッションとして紹介しています。
もしよかったらこちらもご覧ください↓
自宅でできる簡単英語ミッション#8〜Let’s make a face with alphabet letters〜

幼児編 その2

フォニックスは紙とペンがなくても取り組むことができます
我が家ではお散歩中に英語の看板を見つけては一緒に発音することもよくやっていました。

”poen”と書かれた看板を見て
私「あれなんて書いてあると思う?一文字ずつ読んでみて」
めぐ「o-p-e-n」
私「Wow! Good job!! 」

こんな感じです。
車に付いている会社の名前やマンションの看板、自動販売機など、私たちの周りには以外とたくさんのアルファベットが使われています。

当時幼稚園生だった次女とは、ローマ字も関係なく、よくフォニックスで一緒に読みながらお散歩をしました。

習いたてのフォニックスでは読めない単語もあるし、周りにはローマ字読みする会社名も溢れているので、単語を読めるかではなく、アルファベット一つずつの音を発音してみること心掛けていました。

4.おうちで楽しくフォニックス(小学校低学年編)

幼稚園児とフォニックスに取り組む様子

週に一回、キッズ英語サロンでのフォニックスは続けながら、下の二人とはこんな遊びも取り入れました。

それはbig/beg/bog/bug/bag…と3文字の真ん中の文字を変えて書いて行き、子どもに発音をしてもらう遊びです。
本当にある単語かは関係なく、とにかく音を楽しむことがポイントです。

慣れてきたら、前後の文字を変えたり、4文字にしたりしました。
色々な組み合わせを自由にやっていくと、時々とんでもなく面白い音に出会い、笑いが止まらなくなることもありました。

これは紙とペンさえあればできるので、小学生組が宿題をやっている時間やちょっと空いている時間を使って幼稚園生だっためぐとやることもありました。

 

そして、子どもが発音することに慣れてきたら、次は子どもたちに書いてもらうこともしました。
私が「big b-i-g」と発音したのを、紙に書いてもらいました
これはアルファベットを書けるようになった小学生くらいからがオススメです。
今年小学1年生になっためぐとは、現在よくこの書き取りをやっています。

5.おうちで楽しくフォニックス(小学校中学年編)

小学校中学年編 その1

フォニックスをカルタで取り組む様子

子どもたちが好きなものがもう一つありました。それはカルタです。
実はこれは自分たちで作成したオリジナルのものです。

初めてアットホーム留学に出会い、アットホーム留学プロデューサーマキ先生が開催されたアットホームサロンというリアルに集まるイベントに参加したときのことです。

アルファベット表には名詞を使ったものが多いけれど、動詞もとっても大事です、とういお話から動詞を使ったアルフファベット表を当時作成しました。

しばらく壁に貼っているだけになっていましたが、ラミネートをしてカルタにしました。
読み手を順番に交代しながらカルタをします。我が家では取るより読むほうが人気です。

フォニックスをカルタで遊びながら取り組む様子

他にもアットホーム留学マスターティーチャー渡辺澄子先生が作成されたアルファベットカードを使ってカルタをすることもありました。

ゲームにすると燃える子どもたち。楽しくフォニックスを取り入れることができました。

小学校中学年編 その2

最近長女あゆが好きで一緒にやっているのことは絵本を読むことです。
近所の図書館に英語の絵本があり、そこから好きな絵本を借りてきて、一緒に読んでいます。

娘は絵を見て本を選んでくるので、私でも読むのが難しい絵本もあります。
そんな時は絵を見ながら話して、分かりそうな単語だけ拾って声に出しています。

親が与えた決まった物を読むより、好きな絵本の方が子どもの「読みたい!」という気持ちも強くなっているように感じます。

6.おうちで楽しくフォニックス(番外編)

オンライン会でフォニックスを学ぶ子ども

最近は、アットホーム留学ティーチャーの齋藤さおり先生の『親子でフォニックス集中講座』に3回参加しました。

さおり先生のフォニックス講座はとても丁寧です。発音の仕方をゆっくりわかりやすく教えてくださったり、応用編の読み方を簡単に覚えらる方法を教えてくださいます。そして何より、とても楽しい!!

我が家の3人の子どもたちもいつも前のめりで参加しています。私は毎回かろうじて横から画面を見れるか見れないかという位置にしか座ることができません。

子どもがフォニックスを知っていて、学んでいるのであれば、子どもがメインで参加するのはもちろん楽しいですが、フォニックスを知らない大人の方にとっても学びの宝庫です。

実際に小学生と幼稚園生のお子さんを育てているママでもあるさおり先生は、子どもが興味を持つことを熟知されており、どのように子どもとフォニックスを取り組んだら、親子で楽しくフォニックスを学べるかの引き出しをたくさん持っています。

毎回その引き出しから惜しげも無く色々なアイデアを私たちに提供してくれています。

子どもに楽しくフォニックスを伝えるヒントがたくさん散りばめられているので、大人の方がメインで参加しても得られるものはたくさんあると思います。

7.おうちでフォニックスを取り組んだ成果

私自身フォニックスには全く馴染みがなく、どんなものかも分かりませんでした。
本を買って読んだりもしましたが、いまいちよく分からず、しかも付いているCDはつまらない。途中で挫折してしまいました。

子どもと一緒にフォニックスを学び始めてから1年半。結局子どもと一緒に楽しく学んだ方がはるかに身についたと実感しています。

この1年半で、一番マキ先生の動画の音に近い発音できるようになったのは、小学1年生からフォニックスに取り組んだ長女のあゆです。また、年中で学び始めためぐは、アルファベットの名前とフォニックスの音を同時進行で覚えてきたので、未だに混同しますが、初めて出会う単語を読むことに抵抗がありません

そして、今私が感じていることは、日本語でフォニックスを学ぶ場合、日本語をきちんと理解できる3年生頃からスタートすることが一番スムーズにかつ早くフォニックスを習得できるのではないかということです。

3人同じようにフォニックスに取り組んできましたが、1年半経った現在、一番フォニックスを理解しているのは小学3年生から学び始めた長男のかいです。

どのアルファベットがどんな音なのかというフォニックスの発音、どのアルファベットが並んだらどんな音になるのかというフォニックスのルールを一番しっかり理解できているのはかいです。

今年5年生になったかいと、一緒に英語の教科書を読んでみました。何度もつっかえはしましたが、今までフォニックスを積み重ねてきたこともあり、最後まで読むことができました。
これは彼にとって大きな自信につながりました。

教科としての「英語」が始まった今、5年生になり教科書をもらった時に、見ることも恐怖に感じるのと、読むことに抵抗がないのとでは雲泥の差があると思います。

8.”我が子”に合わせられるおうちでフォニックス

フォニックスを学び始めるのに4年生だから遅い、5年生以上だから手遅れということでは全くありません。それは私自身が大人になってから子どもと一緒に学ぶことができているからです。日本語がしっかり習熟できている方が、より早くフォニックスのルールを理解することができると思います。

また、小さい頃から親子でフォニックスに取り組めれば、読むことに抵抗がなく、発音もきれいだと感じています。

お子さんの年齢や特性に合ったフォニックスの取り組みができるのはおうち英語ならではのメリットです。

フォニックスは毎回の小さな「できた!」が、次につながっていると感じます。
難しいことを一気するのではなく、子どもの小さな「できた!」「読めた!」を積み重ねると、ある日長い単語が読めたりします。その感動はひとしおです。

私自身、子どもの頃にフォニックスを学べていたらreadをルエアド、restaurantをレスタウランテなんて覚えなくてもよかったのにと悔やまれます。覚えなくても読むこと、発音することができるのですから。そして音からある程度、スペルを想像して書くこともできるのです。

私自身が子どもと一緒にフォニックスを学んで、読めない英単語への恐怖が少しずつ薄れているのを感じています。

子どもたちには英語に恐怖を感じずに育ってほしいと思いながら、おうちで一緒にフォニックスに取り組んでいます。

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Comments

  1. そろそろフォニックスを息子とやってみようかなーと考え始めていたので、とても勉強になりました!まずは発音からやってみます 🙂

  2. 記事のまとまりがさすがです!
    幼児から小学生までわかれていて、取り組みもわかりやすくて、じっくり読みました。
    うちではフォニックスはまだ、さわりくらいしか取り入れられていないので、きょうこさんの記事を参考にしてやってみます!

    • ありがとうございます!!おうちだからこそ肩肘張らずにできることも多いですよね!!

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この記事のライター
あらい きょうこ
あらい きょうこ
家族:長男(かい)5年生、長女(あゆ)3年生、次女(めぐ)1年生、夫(単身赴任中)の5人家族
アットホーム留学に出会って、日常に英語が増えました!3人兄妹と毎日楽しく(英)会話中!!
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