今年のクリスマスは外食も難しく、おうちで過ごすことになりそうですね。
昨年、我が家では子どもたちからおうちでクリスマスパティーの提案がありました。
子ども主導のおうちでクリスマスパティーがとても楽しく、子ども達の頼もしい一面を見ることができたので、ご紹介したいと思います。
子ども達からおうちでクリスマスパティーの提案
クリスマスを目前に控え、長男かい、長女めぐ、次女あゆから唐突にこんな提案がありました。
かい「おうちでクリスマスパーティーをしたいから3人で企画しました〜!」
めぐ「家族でクリスマスパーティーをするよ!」
あゆ「3人で役割分担も決めたよ!」
私 「Wow!3人で計画立てたの?Awesome!」
見せてくれたのは3人で話し合い、計画を立てたおうちでクリスマスパーティーの計画表でした。
計画表にはプログラム、役割、必要なものが書かれていました。
【プログラム】
①はじめの言葉(5分)
②食事
〜10分休み〜
③みんなでゲーム(1時間)
④ダンス(15分)
⑤ケーキ
⑥終わりの言葉(5分)
「はじめの言葉と終わりの言葉に5分も使うの?それはもはやスピーチじゃなか!?」「ダンスを15分も踊り続けるのか!?」という心の声はしまっておいて、とにかく3人で仲良く計画を立てて見せに来てくれたことの喜びを伝えました。
長男からゲームの交渉
一通りパーティーの内容を説明してくれた後はこんな会話が続きました。
かい「このゲームの時間にはSwitchもみんなでやりたいの。日曜日と月曜日にSwitchをしないから、その分みんなで1時間Switchをしたいの!
5人でやるのに30分は短いし、家族みんなでやったら楽しいでしょ?だからお願い!
あゆのやりたいトランプとめぐのやりたいUNOもこのゲーム時間にやるように決めているから!」
私「…わかりました。Good thinking! よく考えたね。」
ゲーム時間の積み上げは基本的になしの我が家ですが、ここまで理由も目的も明確で、最初からきちんと言われてしまっては、交渉成立です。
かいの意見を認めない理由が見つからなかったし、私が質問しそうなことを全て先に話してきた息子にすごいなと感心してしまいました。
長女と次女から買い物の交渉
そして、交渉はまだ続きます。
あゆとめぐが、パーティーをするために必要なものなのを買ってほしいとお願いをして来ました。
必要なものリストには色画用紙、折り紙、クラッカー、サンタ帽子3つ、トナカイのカチューシャ2本、立体で光る星、わた、小さいクリスマスツリー、小さいオレンジジュースとありました。
買い物リストの予想以上の多さと、これは必要なの?!という内容に驚きながら、それぞれ項目でWhy?何で必要なのか、How?どうやって使うのかを聞きました。
私 「サンタ帽子とトナカイのカチューシャは必要?」
めぐ「それは絶対に必要!パーティーだよ?サンタの帽子かぶった方が楽しいよ!」
私 「めぐたちはかぶったら楽しい?私にもいいことある?」
あゆ「みんなでかぶるから楽しいんだよ!ママもかぶったほうがテンション上がるよ!ストレスも解消できるよ!!」
私 「ストレスはそんなにないけどなあ(笑)」
めぐ「100円ショップで売ってるからお願い!!」
私 「作ったらいいんじゃない?」
あゆ「紙で作ったらとんがり帽子になっちゃうでしょ!それに、今週は土日も用事があるし、パーティーの日は学校もあるでしょ?飾り付けも準備するから帽子とカチューシャを作る時間はないの!お願い!」
私「でも全部買ったら550円も必要だよ。」
あゆ「わかった!私たちの分はお小遣いから出すから、ママとパパの分はママが買ってね!
みんないいよね?お願い!絶対みんなでかぶったら楽しいから!」
私「わかった!じゃあみんな110円ずつお願いね。I can’t wait for our Xmas party!」
結局、折り紙、サンタ帽子、トナカイのカチューシャを買うことでみんな納得し、110円を徴収しました。
大成功だったおうちでクリスマスパーティー
子どもたちの突拍子のない提案もありましが、子どもたちの思いを受け止め、理解を示し、私の意見も伝えました。
最初に子どもたちの意見をきちんと聞いたことで、子どもたちも私の意見を受け止めてくれたと感じています。
子どもたち主導でのおうちでクリスマスパーティは本当に楽しい時間となりました。飾り付けの準備も、ダンスやゲームの準備も子どもたちが3人で行いました。
ダンスの時間にクイズやコントが追加されていてり、5分の予定していたはじめの言葉は20秒で終わったり、計画通りに進まないこともありましたが、それもIt’ OK!!
子どもたちが、自分達で考え、自分達で作ったということが、何より子どもたちをキラキラさせていた夜でした。
突拍子もない内容も出てくるかもしれませんが、「子どもたちと一緒に考える」、もしくは「子どもたちに計画と実行を全て任せてしまう」、そんなおうちでクリスマスパーティは暖かさと笑いに包まれること間違いなしです!
そして子ども達の頼もしい姿も見ることができると思います。
外食が難しい今年だからこそお勧めします!!
おわりに
子どもたちとこんなにもスムーズに交渉できるようになったのは、アットホーム留学のしつもん力セミナーで学んだからです。
このしつもん力セミナーには「交渉」を学ぶ回があり、私はどのように子どもと歩み寄り、理解し合うのかを学びました。
そして、本当に少しずつですが、子どもに理由を伝えたり、こちらが折れたり、子どもの話をまっすぐ聞いたりすることを心掛けられるようになりました。
その結果、子どもたち3人だけで喧嘩をすることなくおうちでクリスマスパーティーの計画をし、私に交渉し、楽しく準備が進められたのだと思います。もちろん本番も大成功でした。
もし「我が子と交渉ってどうやったらいいの?」と興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、アットホーム留学のしつもん力セミナーをのぞいてみてくださいね。

Comments
まず、「クリスマスパーティーをしたいから企画した」というところにびっくりです。
企画書まで提出して、プレゼン力がすでに養われている!
そしてあゆちゃんの交渉力が素晴らしすぎます。
とっても楽しいクリスマスパーティーでした!小学生になると、学校でお楽しみ会なども企画して行なっているようなので、その延長線なのだと思います!
交渉力がついて来て、母タジタジになることありますが(笑)