「会話の勉強をしたことがありますか?」

この質問に、しばし絶句しました。

「国語の勉強はしたけど、会話の勉強はしたことないです。
会話の勉強するところがあるんですか?」
これが、私の答えでした。

この会話の勉強がアットホーム留学ではできます。その名も、
子どもたちの「英語力」と「思考力」が伸びる!「しつもん力セミナー」

今回はこのセミナーの内容と受講後の私の変化についてまとめました。

1、しつもん力セミナーとは?

1)ティーチャーからのセミナーが4回

毎月1回、以下のテーマを英語を絡めながら学びます。
Interest(興味)編
Negotiation(交渉)編
Environment(環境)編
Five Senses(五感)編

です。これが、子どもへの質問につながるのです。Negotiation(交渉)は子育てとは繋がらないイメージでしたが、そうではありませんでした。子どもとの交渉は毎日様々な場面でしていました。

2)プレゼンテーション


実際に使ったプレゼン資料

2回目から4回目のセミナーでは、1か月間、心がけたことや子どもとの会話、また、そこから感じたこと、次の1か月間の目標などを5分以内にまとめて発表します。
これが、しつもん力セミナーの1番の肝!!
子どもの年齢は様々、ママの悩みも色々だけれども、とっても共感できるのです。
仲間の実践がまるで自分事のように感じらます。
子どもにかけてあげたい言葉や英語を交えたゲーム、自分では思いつかない質問の仕方など、仲間からの惜しみないたくさんのシェアは財産になりました。

3)毎週、会話記録を提出して、ティーチャーから添削してもらえる

私は毎週2枚、子どもとの会話記録を提出していました。

どんな会話でも良いので、当初、私はイライラした会話や返答に困った会話を記録しました。書くことで、会話を俯瞰し、自分のくせやこう言えばよかったかなぁと振り返ることができます。自分なりの振り返りと次に向けてどうするかを加えた記録を提出しました。

すると、ティーチャーからは自分にはない切り口の助言がもらえます。
褒めてもらえたり、さらにこういう質問をしてはどうですかという提案、子どもに共感できてない時には、厳しく。

英語を交えたセミナーですが、それ以上に質問の大切さ、子どもとの向き合い方を教えてもらえる添削でした。
最終提出日には、本当に寂しいくらい、4か月間の支えになっていた添削でした。

2、セミナー受講前後の変化

1)受講前の悩みと4か月後のなりたい姿

私は、長女が入学して、1年半経った頃からしつもん力セミナーを受講しました。入学してからの長女と、会話が噛み合わなくなり、毎日イライラしていたのです。
会話は指示、確認、命令ばかりだったと思います。

どうしても、現状を変えたい!
『子どもと仲良くなりたい』これが、受講理由でした。

2)受講中から受講後の変化

寄り添う母娘

1回目のセミナーを受けてから、すぐに会話への意識が変わりました。
記録の提出という宿題がありますし、指示、命令、確認以外の会話をしようと心がけるようになりました。

すると、すぐに平日の慌しい朝食時に今までにはない会話ができたのです。

https://mama-sh.com/raisin-question/ 


楽しい。短い会話でも、幸せだと感じられる。
どんな質問をするかで、会話が面白くなるんだなぁと実感できました。

記録の添削で、自分では意識できない部分を指摘してもらう経験を毎週積み重ねていきました。

特に、返答に困ったこの場面でのティーチャーの切り口には考えさせられました。

https://mama-sh.com/shoes-question/

この靴の会話はまだセミナーを1回しか受けていませんでしたが、長女とのイライラした場面や困った場面を記録して提出しようとしても、そのような場面がないと書いています。

セミナーを2回、3回と聞くにつれて、長女へのイライラが格段に減りました。
それは、今も変わりないです。

記録の添削、プレゼンテーションでのシェアを通して、子どもには押し付けない、寄り添い共感する、子どものことを知るために質問をすることを私の努力目標に掲げ、努めたからだと思います。

3)子どもを受け止めて、共感できるようになった会話記録(3回目のセミナー後)

長女 : Pass me the chair, please?
Pass me the table, please?

私  : Oh, It’s heavy so come here.

長女 : あっ、そうか。
じゃ、トランプさんの鞄持ってきて。

私 : え?

長女 : 奥さんの鞄でもいいよ。

私 : え?持ってないでー。
どんな返事が欲しかったん?

長女 : えー。

私 : なんでトランプさんやトランプさん
  の奥さんの鞄が見たいの?

長女 : だってさー、アメリカの鞄って日本
   のと違うかもしれないから。

私  : Oh, I see. アメリカの鞄がどう違うの
   か考えたことなかったわ。調べてみよ
   うか?

長女 : うん。

 

突拍子のない発言に困りましたが、「どんな返事が聞きたかった?」と質問ができました。今までなら、“またよく分からんことを言ってきた”と嫌な顔をしてしまう場面でした。なぜこんなことを聞くのか気になり、質問をしたことで、思いがけない子どもの疑問を聞き出すことができました。

このように、子どもの発言を受け止めて、質問をするとイライラしないし、子どもの新たな一面をも知ることができます。

3、私にとってのしつもん力セミナーとは

会話は、家庭で親が話すのを真似て覚え、身につきます。
親の考え方、言い回し、使う言葉なんかも聞いてるうちに習慣化して、またその子どもへ引き継がれます。

会話を学ぶ機会がなければ、良くない会話は連鎖し続けてしまいます。
非常に危険だと思います。

しつもん力セミナーを受けたから、気づいたけれど、多くの人は会話は勉強するものだとは思ってもいません。

私にとって、しつもん力セミナーは会話を意識できるようになり、子どもを受け入れて共感する努力を積み重ねるきっかけになりました。
その他、以下の点も実感しています。

• 質問の仕方で会話は面白くなる!
• 子どもの思考力は親の質問で伸びる!
• 子どもとの会話を英語にするとどうなるかなぁと一緒に調べるから、英語力も伸びる!
• 子どもをもっと理解して、仲良くなれる!
• 子育ての悩みが軽くなる!
• あたたかい会話ができるようになる!

会話が学べるアットホーム留学については下の無料小冊子があります。
是非、手にとってみてくださいね。

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Comments

  1. たしかに『どんな返事が聞きたかったの?』は目からウロコですね!
    言葉と気持ちの行き違いがないように擦り合わせられるしつもんの力、本当に大事なことですね!
    私も使ってみたいです^ ^

    • さーさんさん
      コメントありがとうございます。
      これまで、長女とは思い込み、すれ違いが多かったので、確認しています。この時は全くどう返事したらいいのか分からなくて、ストレートにきいてみました。
      しつもんの力、本当に大事だと思います。しつもん力を受けてよく分かりました。

  2. Manamiさん
    コメントありがとうございます。
    しつもん力を受講して、ことばと気持ちの行き違いがないように聞いてみることにしました。そうすることで、お互いイライラしくなりました。
    Manamiさんの参考になったら嬉しいです。

  3. 「どんな返事が聞きたかった?」の質問は眼から鱗です!そんな切り返しもあるんですね!使ってみます♪

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Writer

この記事のライター
かおり先生
家族:夫、小4長女、小1次女、4歳長男との5人家族
アットホーム留学と出会い、親子の会話を楽しんでいます。 会話をすることで、見えていなかった子供の良さを日々発見しています。
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